【オスタラのサバト】やり方・意味・祈祷文・祭壇の作り方※黒猫式

基本的な祭壇について
3月20日頃の春分の日をオスタラといいます。
今宵はオスタラサバトのやり方について。


◆オスタラでの女神と男神



世界の全てを統べる女神は、オスタラでは貴婦人(処女)の相になり、若い君主(太陽神の男神)と出会います。
ここで情熱的な恋が芽生え、大地のすべての動植物の種は芽吹き、徐々に昼の時間が長くなっていきます。

私たちは寒い冬を乗り越えて、こうしてまた暖かい春が来ることを喜び、太陽の復活によって新たな再生が巡ることに感謝を捧げます。
春に植えられた種が芽吹き、夏に成長し、秋に収穫できるように願いを込めます。


◆オスタラの祭壇の飾り方



・春の花や卵をメインに飾ります
・パステルカラーのキャンドル(特にすみれ色、ピンク色、黄色など)
・土の入ったボウルを用意します
・羊皮紙と鳩の血のインクを用意します
・オスタラのお香(ジャスミンやパチュリ)を調合します
・オスタラの供物を捧げます
(ホットクロスバン(パン)、デビルエッグ、ハム、蜂蜜入りワインを食べます
他にもケシの実のケーキやバナナナッツブレッド、豆やパイナップルを食べたりします)

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オスタラサバト


◆みんなができる簡単なオスタラ

・花やつぼみを身に付ける
・花やドライハーブを浮かべて入浴する
・花や鉢植えを祭壇や玄関に飾る
・緑が多い場所を散歩する
・種を植える
・種や花、キャベツ、卵を調理したものを食べる


◆実際の儀式の流れ(祈祷文)

・魔法円の召喚

1.東向きに祭壇を設置します。
2.祭壇を中心にして円を描きます。(イメージでも可)
3.瞑想とグラウディングをします。
4.円を東→南→西→北の回りで箒で掃きます。

「陰の気よ、去れ!円の内のあらゆる邪悪なるもの、この箒で追い出そう。清められた円が我の力となる。」

5.お香とキャンドルに火をつけます。
6.ベルを3回鳴らします。

「我らが謙遜の念を持ってこの円に入らん。
 万能の神も同じく円に来たりたまえ。
 永遠の幸福、神の富、完全なる喜び、溢れんばかりの慈愛、永遠なる礼を持って。
 あらゆる邪悪なるもの、ことに我が作業に敵対する悪霊をこの場より払いたまえ。
 混乱と争いを追放するこの円を、平和の天使たちに守り助けさせたまえ。
 我らが上でより偉大に広がりたまえ。
 おぉ主よ、いと聖なる名よ。我らが対話と集いを祝福したまえ。
 主なる神よ、我らが謙遜なる集会を聖なるものとしたまえ。
 永遠なる祝福され、聖なるものよ。アーメン」

「魔法円の準備は出来た。私は素直な心のままに円の内に立ち、我が貴婦人、我が君主を迎えよう。」

7.東を向き、利き手に持ったアサメイで五芒星を描きます。
「東の監視人の名において我、東の門を開かん。」

8.南を向き、利き手に持ったアサメイで五芒星を描きます。
「南の監視人の名において我、南の門を開かん。」

9.西を向き、利き手に持ったアサメイで五芒星を描きます。
「西の監視人の名において我、西の門を開かん。」

10.北を向き、利き手に持ったアサメイで五芒星を描きます。
「北の監視人の名において我、北の門を開かん。」

11.祭壇に戻り、利き手でアサメイを持ち掲げる。

「偉大なる貴婦人と君主よ!私のこの円にどうかお二人が力をお貸し下さいますように、どうか祝福を下さいますように。」

12.アサメイを東に向けて、手を降ろします。青い光をイメージしながら境界線を意識して円を東から時計回りに歩きます。

「これなるは壁を抜け床を通り、頭上足元に我を取り巻く円の結界。
 貴婦人と君主に捧げられた円が神々が御業を働かせ、神々の子である<自分の魔女名>を通して御力を伝える球体となす。
 この結界を越えられるのはただ愛のみ。この円を満たすのは大いなる古き者たちの力なり!」

13.ベルを3回鳴らします。アサメイを祭壇の塩に突き刺します。

「清めの塩の力で聖なる円の内側は浄化される。」

14.アサメイで塩をすくって祭壇の水の器の中に3回入れ3度かき混ぜます。

「女神と男神の御力により祝福された塩でこの水を浄化しよう。聖なる円の内で祝福されるように。」

15.屋外の場合は水を時計回りに円周に振りまきます。屋内の場合は水に箒を浸して円周をなぞります。

「貴婦人と君主により我はこの円を聖別する。円はまじなわれ、力持つ魔法円として閉ざされる。」

16.吊り香炉を持ちます。

「可視、不可視の我がまろうど。我が助け手よ。香しき香を焚いて歓迎しよう。」

17.円周を時計回りに歩きながら詩編を唱えます。

「主、我らの主よ。あなたの名は地にあまねく、いかに尊い事でしょう。
 あなたに栄光は天の上にあり、みどりごとちのみごとの口によって褒め称えられています。
 あなたは敵と恨みを晴らすものと鎮めるため仇に備えて砦を設けられました。
 私はあなたの指の業なる天を見、あなたが設けられた月と星とを見て思います。
 人は何者なのでこれを御心に止められるのですか。人の子は何者なのでこれを顧みられるのですか。
 全ての羊と牛また、野の獣。空の鳥と海の魚。海路を通うものまでも。
 主、我らの主よ。あなたの名は地にあまねく、いかに尊い事でしょう。」

18.指先にマジカルオイルをつけ、額に五芒星を描きます。

「女神と男神の御名において我、<自分の魔女名>は神々の円の内で聖別される。」

19.ワンドを持ち東からエレメントを召喚します。
東を向きワンドを掲げながら烏をイメージします。

「風の精霊よ円を守りたまえ。呼吸する思考を持つ眷属の祈りを聴き入れたまえ!」

20.南を向きワンドを掲げながら獅子をイメージします。

「火の精霊よ円を守りたまえ。命を燃やして生きる眷属の祈りを聴き入れたまえ!」

21.西を向きワンドを掲げながらイルカをイメージします。

「水の精霊よ円を守りたまえ。ふるえる感情を持つ眷属の祈りを聴き入れたまえ!」

22.北を向きワンドを掲げながら牡牛をイメージします。

「地の精霊よ円を守りたまえ。肉体と力を持つ眷属の祈りを聴き入れたまえ!」

23.祭壇に戻り祭壇の上にワンドで無限大のマークを描きます。
24.ワンドを祭壇に置いて、アサメイを頭上に掲げます。

「四方におわす四大の精霊に祝福あれ!愛と力が取り巻く円に我は立つ!この円へ来たれり貴婦人と君主よ!」

25.アサメイを置き、供物や飲み物を捧げます。

26.ベルを3回鳴らします。


・祈りの歌

「万物の源である神の力、全てに行き渡り全能永遠の力。
 月の支配者たる女神よ。太陽の探究者たる有角の男神よ。
 エレメントを支配する精霊たちよ。天上の星と大地よ。
 この場、この時、そしてあなたと共にある我を祝福下さい。アーメン」

・オスタラの儀式

1.ベルを3回鳴らします。

「春を迎えるこの儀式にて我は再開を果たそう。大いなる古き者たちの祝福を受け取ろう。
 貴婦人と君主よ、共に春を迎えんとするあなたたちの子、<自分の魔女名>の呼びかけを聞きたまえ。
 共に春を迎え祝福しよう。」

2.円周を時計回りに歩きながら陽気な気持ちで内側に花を撒きます。

「貴婦人と君主に心は誘われ、花の香りがそよ風に漂う。
 我らは冬という冷たい監獄から解き放たれたのだ!
 生命はあなたの魔力で自ずと復活する。これが始まりなのだ。」

3.ベルを3回鳴らします。

「種まく春。育てたい物を植える春。喜びと希望をもたらす春。
 新たなアイディアを形にしよう。大地が新生を迎える今、人生に調和がもたらされ我は生まれ変わり蘇る。
 おぉオスタラよ。希望の春よ。ここに歓迎しよう。」

4.土の入ったボウルをペンタクルの上に置きます。
5.具体化したいアイディアをイメージしながら種を見つめます。
6.ベルを1回鳴らします。
7.イメージしたアイディアを羊皮紙に書き留めます。
8.羊皮紙を中央のキャンドルで燃やし、灰を土の上に捨てます。

「貴婦人と君主よ。この土を豊かにし種を受け入れよ!大きく育って花開き、成熟して実を結べ!」

9.アサメイで灰を土に混ぜ込みます。
10.ワンドを掲げます。
11.エネルギーを高めながら時計回りに3週します。

「我は大地を踏みしめる。貴婦人と君主よ、この儀式を通じて生きとし生けるものの力を我に与えたまえ。
 大地とその全てを尊ぶことを教えたまえ。いかなる時もそれを忘れることが無いように!」

12.祭壇に戻りワンドを頭上に掲げます。

「貴婦人と君主に賜った生命の力を、ワンドに注ぎ込もう。春のワンドに祝福あれ種を受け入れる大地に祝福あれ!」

13.ワンドの先端を自分に向けエネルギーがワンドに入り込むイメージを思い浮かべます。
14.土の中央にワンドでくぼみを作ります。この時エネルギーがワンドから注ぎ込まれるイメージを思い浮かべます。
15.種を掲げ、エネルギーを注ぎ込みます。
16.種をくぼみに入れ、土をかぶせます。

「この種は母の子宮に植えられ、大地の、命の、そして我の一部となる。
 我が意に沿ってこの種とこの種に込められたアイディアは大きく育ちその形を明らかにせよ!」

17.ベルを3回鳴らします。


・ケーキとワインの儀

1.ベルを3回鳴らします。

「私は必要とするものを理解し、私の体を養ってくれるものに感謝を捧げよう!
 我が心よ、貴婦人と君主が賜る恵みをいつまでも忘れるなかれ!」

2.ワンドで飲み物や果実に触れます。

「男神と女神の交わりによって生じる果実が生命と愛や喜びを育てていく。
 大地に実りは溢れ、豊かなる恵みは全土を覆う。」

3.ワンドで食べ物に触れます。

「この食べ物は貴婦人と君主から賜った恵み。
 我が受け取ったこの食べ物を肉体と精神と霊魂の代わりとし、求める者たちに差し出そう。」

4.ゆっくり味わいながら供物を食べます。

「女神と男神からの贈り物を賜った今、神々からの恵みがなければ我を満たす物は何も無いことを肝に銘じよう!
 命をつなぐ全ての者たちに感謝を捧げよう!」


・魔法円の退去

1.利き手にアサメイを持ち祭壇の上に水平にかざします。

「恵み深き貴婦人と君主よ。この時間を共にしてくださって感謝します。
 我を見守り導いてくださったその愛と共に、我は去ろう。」

2.アサメイを掲げます。

「愛は法なり。慈悲深き貴婦人と君主の愛に恵まれた我は別れを果たし、そしてまた楽しき出会いにまみえるだろう。
 円は開かれた。」

3.祭壇にアサメイを置きます。
4.ワンドを持って東から時計回りに各エレメントに別れを告げます。
東を向きワンドを掲げながら烏をイメージします。

「安らかに去りたまえ、風の精霊よ。我の祝福と感謝を受け取りたまえ!」

5.南を向きワンドを掲げながら獅子をイメージします。

「安らかに去りたまえ、火の精霊よ。我の祝福と感謝を受け取りたまえ!」

6.西を向きワンドを掲げながらイルカをイメージします。

「安らかに去りたまえ、水の精霊よ。我の祝福と感謝を受け取りたまえ!」

7.北を向きワンドを掲げながら牡牛をイメージします。

「安らかに去りたまえ、地の精霊よ。我の祝福と感謝を受け取りたまえ!」

8.ワンドを祭壇に置き、両手を頭上に掲げます。

「可視、不可視の存在と力よ。安らかに去りたまえ!我の術を助けた事に祝福と感謝を捧げよう!」

9.アサメイを利き手に持ち、東から門を閉じていきます。
東を向き、反対の手の平で五芒星を消していきます。

「東の監視人に感謝しつつ我、東の門を閉じん。永久に定められし汝のすみかへ帰るべし。」

10.南を向き、反対の手の平で五芒星を消していきます。

「南の監視人に感謝しつつ我、南の門を閉じん。永久に定められし汝のすみかへ帰るべし。」

11.西を向き、反対の手の平で五芒星を消していきます。

「西の監視人に感謝しつつ我、西の門を閉じん。永久に定められし汝のすみかへ帰るべし。」

12.北を向き、反対の手の平で五芒星を消していきます。

「北の監視人に感謝しつつ我、北の門を閉じん。永久に定められし汝のすみかへ帰るべし。」

13.祭壇にアサメイを置きます。

「女神と男神から賜った安らぎが我の心にあり続けんことを。アーメン」

14.ベルを3回鳴らします。
15.祭壇を片付けます。

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