【ルーナサのサバト】やり方・意味・祈祷文・祭壇の作り方※黒猫式

基本的な祭壇について
8月1日の第一収穫祭をルーナサといいます。
今宵はルーナササバトのやり方について。


◆ルーナサでの女神と男神



リーザ以降衰退する太陽神・男神のエネルギーは、女神の子である大地の作物や動植物へ少しずつ流れていきます。
敢えて男神が自らを犠牲にすることで、私たちはその作物を食べ命を戴いていることに喜びと感謝を捧げます。

私たちは何らかの命の犠牲あってこその生命体です。
第一の収穫祭では小麦と果実を祭壇に捧げ、喜びをもって味わい、そのうち少量を大地へ還しましょう。


◆ルーナサの祭壇の飾り方



・収穫した小麦やライ麦で作ったパン、ベリー系の果物をメインに飾ります
・黄色か小麦色のキャンドル
・女神に見立てた藁人形(これは後にインボルクで使います)や藁細工を飾ります
・太陽車輪のリース、ウィッチボトル等を制作して飾ります
・ルーナサのお香(マグワートやヘザー)を調合します
・ルーナサの供物を捧げます
(男神を模したパン、ワイン、トウモロコシ、バーベキュー肉を食べます)

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◆みんなができる簡単なルーナサ

・小麦、パン、この時期収穫したものを感謝して食べる
・夏至を過ぎ徐々に陽が短くなることに敬意を捧げる
・玄関などに藁細工やウィッチボトル、コーンなどを飾る
・またはそれらのウィッチクラフトをして保存できるようにする
・畑や果樹園、山や湖や温泉に行く
・黄色や小麦色のものを身につける


◆実際の儀式の流れ(祈祷文)

・魔法円の召喚

1.東向きに祭壇を設置します。
2.祭壇を中心にして円を描きます。(イメージでも可)
3.瞑想とグラウディングをします。
4.円を東→南→西→北の回りで箒で掃きます。

「陰の気よ、去れ!円の内のあらゆる邪悪なるもの、この箒で追い出そう。清められた円が我の力となる。」

5.お香とキャンドルに火をつけます。
6.ベルを3回鳴らします。

「我らが謙遜の念を持ってこの円に入らん。
 万能の神も同じく円に来たりたまえ。
 永遠の幸福、神の富、完全なる喜び、溢れんばかりの慈愛、永遠なる礼を持って。
 あらゆる邪悪なるもの、ことに我が作業に敵対する悪霊をこの場より払いたまえ。
 混乱と争いを追放するこの円を、平和の天使たちに守り助けさせたまえ。
 我らが上でより偉大に広がりたまえ。
 おぉ主よ、いと聖なる名よ。我らが対話と集いを祝福したまえ。
 主なる神よ、我らが謙遜なる集会を聖なるものとしたまえ。
 永遠なる祝福され、聖なるものよ。アーメン」

「魔法円の準備は出来た。私は素直な心のままに円の内に立ち、我が貴婦人、我が君主を迎えよう。」

7.東を向き、利き手に持ったアサメイで五芒星を描きます。
「東の監視人の名において我、東の門を開かん。」

8.南を向き、利き手に持ったアサメイで五芒星を描きます。
「南の監視人の名において我、南の門を開かん。」

9.西を向き、利き手に持ったアサメイで五芒星を描きます。
「西の監視人の名において我、西の門を開かん。」

10.北を向き、利き手に持ったアサメイで五芒星を描きます。
「北の監視人の名において我、北の門を開かん。」

11.祭壇に戻り、利き手でアサメイを持ち掲げる。

「偉大なる貴婦人と君主よ!我のこの円にどうかお二人が力をお貸し下さいますように、どうか祝福を下さいますように。」

12.アサメイを東に向けて、手を降ろします。青い光をイメージしながら境界線を意識して円を東から時計回りに歩きます。

「これなるは壁を抜け床を通り、頭上足元に我を取り巻く円の結界。
 貴婦人と君主に捧げられた円が神々が御業を働かせ、神々の子である<自分の魔女名>を通して御力を伝える球体となす。
 この結界を越えられるのはただ愛のみ。この円を満たすのは大いなる古き者たちの力なり!」

13.ベルを3回鳴らします。アサメイを祭壇の塩に突き刺します。

「清めの塩の力で聖なる円の内側は浄化される。」

14.アサメイで塩をすくって祭壇の水の器の中に3回入れ3度かき混ぜます。

「女神と男神の御力により祝福された塩でこの水を浄化しよう。聖なる円の内で祝福されるように。」

15.屋外の場合は水を時計回りに円周に振りまきます。屋内の場合は水に箒を浸して円周をなぞります。

「貴婦人と君主により我はこの円を聖別する。円はまじなわれ、力持つ魔法円として閉ざされる。」

16.吊り香炉を持ちます。

「可視、不可視の我がまろうど。我が助け手よ。香しき香を焚いて歓迎しよう。」

17.円周を時計回りに歩きながら詩編を唱えます。

「主、我らの主よ。あなたの名は地にあまねく、いかに尊い事でしょう。
 あなたに栄光は天の上にあり、みどりごとちのみごとの口によって褒め称えられています。
 あなたは敵と恨みを晴らすものと鎮めるため仇に備えて砦を設けられました。
 私はあなたの指の業なる天を見、あなたが設けられた月と星とを見て思います。
 人は何者なのでこれを御心に止められるのですか。人の子は何者なのでこれを顧みられるのですか。
 全ての羊と牛また、野の獣。空の鳥と海の魚。海路を通うものまでも。
 主、我らの主よ。あなたの名は地にあまねく、いかに尊い事でしょう。」

18.指先にマジカルオイルをつけ、額に五芒星を描きます。

「女神と男神の御名において我、<自分の魔女名>は神々の円の内で聖別される。」

19.ワンドを持ち東からエレメントを召喚します。
東を向きワンドを掲げながら烏をイメージします。

「風の精霊よ円を守りたまえ。呼吸する思考を持つ眷属の祈りを聴き入れたまえ!」

20.南を向きワンドを掲げながら獅子をイメージします。

「火の精霊よ円を守りたまえ。命を燃やして生きる眷属の祈りを聴き入れたまえ!」

21.西を向きワンドを掲げながらイルカをイメージします。

「水の精霊よ円を守りたまえ。ふるえる感情を持つ眷属の祈りを聴き入れたまえ!」

22.北を向きワンドを掲げながら牡牛をイメージします。

「地の精霊よ円を守りたまえ。肉体と力を持つ眷属の祈りを聴き入れたまえ!」

23.祭壇に戻り祭壇の上にワンドで無限大のマークを描きます。
24.ワンドを祭壇に置いて、アサメイを頭上に掲げます。

「四方におわす四大の精霊に祝福あれ!愛と力が取り巻く円に我は立つ!この円へ来たれり貴婦人と君主よ!」

25.アサメイを置き、供物や飲み物を捧げます。

26.ベルを3回鳴らします。


・祈りの歌

「万物の源である神の力、全てに行き渡り全能永遠の力。
 月の支配者たる女神よ。太陽の探究者たる有角の男神よ。
 エレメントを支配する精霊たちよ。天上の星と大地よ。
 この場、この時、そしてあなたと共にある我を祝福下さい。アーメン」

・ルーナサの儀式

1.ベルを3回鳴らします。

「今宵、最初の収穫を祝おう。パンと穀物の祝祭にして太陽と大地の婚礼を祝おう。」

2.魔法円を時計回りに歩きます。

「回れ、回れ、運命の輪よ。我が君主と踊り、その力をその身に宿せ。
 踊れ、踊れ、穀物の神よ。」

3.祭壇で両手を掲げます。

「我らの為に君主は冥府へ旅立った。穀物の神が身を差し出してくれるお陰で我らは生かされる。
 その犠牲に感謝を捧げよう。ユールで太陽が復活し、生まれ変わって我らの光になる時まで。」

4.ベルを7回鳴らします。

「太陽神の男神、地母神の女神の偉大なる力で命は生まれる!」

5.ワンドをパンの上にかざします。

「我らの命を繋ぐ穀物の収穫は、死と再生を通してもたらされる。君主は貴婦人のそばを去り、彼の子供たちが生きる大地に注がれる。
 愛をもって、祝福よあれ!彼は喜びに満ちて生まれ変わりを待つ。」

6.パンをちぎり、器の上ですり潰します。

「男神の祝福よ、このパンにあれ。我はこのパンを食べ、創造主を称えん。」

7.残りのパンを食べます。

「初めての収穫を共に口にしよう。男神のエネルギーが我のエネルギーと交わる事を生きる喜びとしよう。
 大地の豊穣が続くことに感謝を捧げよう。」

8.すり潰したパンを大地に撒きます。

「願わくは、穀物が種を落とし母の胸に根付きますように。」

9.両手を掲げます。

「女神と男神よ、その子である我はあなた達からの贈り物によって生かされる。
 最初の穀物はやがて来たる実りを約束するだろう。
 女神と男神の力よ、我の内と外を繋ぎ、我の全は一、一は全となる。
 この感謝と祝福を絶えず胸に刻もう。アーメン。」

10.男神の誓言を読み上げます。

「我は樫の王して柊の王。角をいだきし狩人にして影の君主、母を抱きしめる父、そして母の息子。
 一年の車輪を通して我を称えよ。我は自然を司り、何物にも囚われず、持たざる者として道を示す。」

11.ベルを3回鳴らします。


・ケーキとワインの儀

1.ベルを3回鳴らします。

「私は必要とするものを理解し、私の体を養ってくれるものに感謝を捧げよう!
 我が心よ、貴婦人と君主が賜る恵みをいつまでも忘れるなかれ!」

2.ワンドで飲み物や果実に触れます。

「男神と女神の交わりによって生じる果実が生命と愛や喜びを育てていく。
 大地に実りは溢れ、豊かなる恵みは全土を覆う。」

3.ワンドで食べ物に触れます。

「この食べ物は貴婦人と君主から賜った恵み。
 我が受け取ったこの食べ物を肉体と精神と霊魂の代わりとし、求める者たちに差し出そう。」

4.ゆっくり味わいながら供物を食べます。

「女神と男神からの贈り物を賜った今、神々からの恵みがなければ我を満たす物は何も無いことを肝に銘じよう!
 命をつなぐ全ての者たちに感謝を捧げよう!」


・魔法円の退去

1.利き手にアサメイを持ち祭壇の上に水平にかざします。

「恵み深き貴婦人と君主よ。この時間を共にしてくださって感謝します。
 我を見守り導いてくださったその愛と共に、我は去ろう。」

2.アサメイを掲げます。

「愛は法なり。慈悲深き貴婦人と君主の愛に恵まれた我は別れを果たし、そしてまた楽しき出会いにまみえるだろう。
 円は開かれた。」

3.祭壇にアサメイを置きます。
4.ワンドを持って東から時計回りに各エレメントに別れを告げます。
東を向きワンドを掲げながら烏をイメージします。

「安らかに去りたまえ、風の精霊よ。我の祝福と感謝を受け取りたまえ!」

5.南を向きワンドを掲げながら獅子をイメージします。

「安らかに去りたまえ、火の精霊よ。我の祝福と感謝を受け取りたまえ!」

6.西を向きワンドを掲げながらイルカをイメージします。

「安らかに去りたまえ、水の精霊よ。我の祝福と感謝を受け取りたまえ!」

7.北を向きワンドを掲げながら牡牛をイメージします。

「安らかに去りたまえ、地の精霊よ。我の祝福と感謝を受け取りたまえ!」

8.ワンドを祭壇に置き、両手を頭上に掲げます。

「可視、不可視の存在と力よ。安らかに去りたまえ!我の術を助けた事に祝福と感謝を捧げよう!」

9.アサメイを利き手に持ち、東から門を閉じていきます。
東を向き、反対の手の平で五芒星を消していきます。

「東の監視人に感謝しつつ我、東の門を閉じん。永久に定められし汝のすみかへ帰るべし。」

10.南を向き、反対の手の平で五芒星を消していきます。

「南の監視人に感謝しつつ我、南の門を閉じん。永久に定められし汝のすみかへ帰るべし。」

11.西を向き、反対の手の平で五芒星を消していきます。

「西の監視人に感謝しつつ我、西の門を閉じん。永久に定められし汝のすみかへ帰るべし。」

12.北を向き、反対の手の平で五芒星を消していきます。

「北の監視人に感謝しつつ我、北の門を閉じん。永久に定められし汝のすみかへ帰るべし。」

13.祭壇にアサメイを置きます。

「女神と男神から賜った安らぎが我の心にあり続けんことを。アーメン」

14.ベルを3回鳴らします。
15.祭壇を片付けます。


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