【占星術入門9】アスペクト基本編1

少し難しいけど重要な「惑星の角度」

今宵はアスペクトのお話です。占星術において、一番ややこしいけど重要なものです。
ホロスコープが手元にありましたらご用意するか、ネット上では無料で調べられるところもありますのでご覧ください。 こちらの円(ホロスコープ)をだいたい読めるようになると占星術が楽しくなりますよ!

 

魔術ブレスレットのホロスコープの読み方

 

アスペクトとは

 

ホロスコープ上で表された惑星同士の特別な角度のことです。
アスペクトを計算するのは、現代ではもっぱらホロスコープ作成ソフトさんが自動でやってくださいます。
肝心の読み方なんですが、サンプルをご覧くださいな。
 

魔術ブレスレットのホロスコープの読み方
 

これを見ると、惑星がそれぞれの部屋(ハウス)に位置しております。この惑星同士の角度を見ていくわけです。

 

コンジャクション0度(合)は強まる

 

サンプルを見てまず分かりやすいのが 、太陽と水星が乙女座で0度の位置にありますね。
0度はコンジャクション(合)と言います。
大抵は同じ星座・ハウスにあるのでその星座とハウス、その互いの惑星の力が強まる傾向にあります。
 

サンプルは太陽と水星と乙女座と第11ハウスの影響が強まる事になります。
さらに読み解けば、太陽は自己の本質、水星は知性やコミュニケーションを意味するので、そこらへんが強調されてるわけですね。
さらに乙女座の分析力、第11ハウスは友人やサークルを意味するので、そこらへんも恵まれているわけです。

また乙女座の守護星が水星なので輪をかけてさらに強まってます。
同じハウスにあると言っても、火星と金星のように重なってないない場合はコンジャクションではありません。
度数の差としては5度くらいはあっても大丈夫と見なしますが(これをオーブと言います)、流派によっては「同じ星座に位置しているものはコンジャクションと見なす」っていう場合もあります。
 

そして左側中央の線…アセンダント(東の地平線)と冥王星もコンジャクションです。
そう、アセンダントやディセンダント(西の地平線)、ミッドヘブン(天頂)と惑星の角度も、アスペクトとして見る場合もあります。

これを読み解くと、アセンダントは社会的な行動を表し、それが蠍座の気質である秘密主義、冥王星は破壊と再生を表します。
まとめると俗に言う、「逆境をバネにして伸びる子(秘密主義者)」って事ですかね?
それがコンジャクションなので強調されているわけですね。

 

オポジション180度

 

次に分かりやすい角度は180度。これをオポジションと言います。
オポジションは180度の両極端で惑星が綱引きをしているイメージ。
お互いが引っ張り合って惑星の影響を受けているので、釣り合いが取れている時もあれば、どちらかに偏っている時もある。

サンプルではオポジションはないようですが、わかりやすい例を挙げるなら、火星と土星がオポジションだった場合。
火星は闘争心を表し、土星は忍耐を表します。
闘争と忍耐の間で行ったり来たりしている、という事ですね。

これをうまく活用出来れば、仕事と休憩をバランスよく割り振りできるのですが、自分のポジション把握が出来ていないと、うまくバランスが取れないのです。
つまりはストレスで怒りが溜まってしまったり、気付いたら疲れすぎて病気になったりという事になりかねない。
きちんと占星術を読解するとそういう風に活用できるので楽ですよ!

 

スクエア90度

 

惑星が90度の角度を形成しているものをスクエア□と言います。
サンプルには沢山あります、これ。
 

  • 月と火星が□1度
  • 金星と土星が□4度
  • 太陽と海王星が□5度
  • 水星と海王星が□5度
  • 木星と冥王星が□4度
  • 木星とアセンダントが□

 

このスクエアの意味するところは、【乗り越えるべき処】です。
これを達成すると武器になる!っていうところ。なのでこのアスペクトは特に読解して欲しいところですね。
今回は角度差も書いておきました。(勿論数字か苦手なので小数点切り捨て)

これで見ると1度差である月と火星が強いスクエアを形成してます。まずは微差のものから見ていきましょう。
月は内面、火星は闘争心を表します。
月は射手座(楽天的な自由人)にあり、火星は乙女座(分析と批判精神)にあります。
射手座も乙女座も、柔軟宮(人に合わせる事が得意)になりますね。
月は第2ハウス(お金を自力で稼ぐ)、火星は第10ハウス(目指すところ)です。

これらを総合して見ていくとだんだん閃いてくるでしょうか。
これは、自分でお金を稼ぐ又は利用運用するという事が目指すところであって、それには自由でポジティブな発想力と、分析・批判という知的能力を備えて向かうべきであり、特に闘争心、ライバル意識等の内面を強化しなければならない、ということですな。
怒りや自惚れに惑わされない強い精神を持ちましょう、努力しましょう。

因みに、全く本とか読まずに各星座・惑星・属性・区分・ハウス等の意味を理解してれば誰でもできるんですよ!
私今、本読まずに読解してますし、本読まない方が深く読み解けて私は好きなんですけどね。

 

 

トライン120度

 

120度の角度を形成しているものをトライン△と言います。
大抵の場合、この角度を形成している惑星の星座の属性が一緒になるので、惑星のパワーが無理なく気楽な状態にあり、それがうまく発揮できている事を意味します。

サンプルのホロスコープだと金星と海王星△ですね。
金星は美、快楽を表し、海王星は目に見えないものを表します。
私は目に見えないもの表せないものに快楽・美意識があり大事にしている。
またそれを発揮できる能力がありそうです。

もっと詳しく読解するならば星座とハウスを見てみましょ。
金星は獅子座(自己表現)、第10ハウス(目指す処)、海王星は山羊座(頑固な野心家)、第2ハウス(自力でお金を稼ぐ)です。
どうやらその能力はお金を稼ぐ手段として用いるといいみたいですね。
自己表現にも成り得、それが目指すところ&野心であると。

獅子座にあるこの金星ですが、第3デークにありますから次の乙女座の影響も見なければいけません。乙女座は分析・批判能力。
しかも海王星はスピリチュアルのことも指します。
第6感を通して自分に快楽もありつつ、鍛錬していかなければならないことなのでしょうね。

 

マイナーアスペクト

 

これらは上記のアスペクトよりも弱い意味を持ちます。

 

セクスタイル60度

 

60度の角度を形成する惑星同士は親和性があります。
お互いが調和のとれた状態で、普通は2区分が一致します。

 

クインカンクス:150度

 

150度の角度を形成する惑星同士はストレスを表します。
属性や区分が一致しないため、自分でバランスをとることになります。

 

セミセクスタイル:30度

 

30度の角度を形成する惑星同士は、その分野において積極性を持つべきと示唆するものです。
属性や区分が違うので葛藤も存在します。

 

セミスクエア:45度

 

45度の角度を形成する惑星同士は、スクエアとほぼ同じ意味を持ち、困難な状況を表します。

 

外惑星を読み解く=斜め読み方法

 

ここでやっと外惑星の海王星とか出てきたのでちょっとしたコツを。
アスペクトはこうして深読みすればする程とっても面白いし、それに費やせば時間なんてあっという間に過ぎちゃうわけですよ。完全読解は1週間かかりますよ。

読書もそうですが、じっくり読みたい推理小説もあれば、序盤で犯人わかっちゃってもう斜め読みでいいや〜っていう本もあります。
そうやって斜め読みしたい人におすすめするのが、外惑星のアスペクト形成を読み解くことです。
外惑星は、天王星、海王星、冥王星。出来れば土星も入れといてください。
この4つの惑星が上記の角度を形成してるかを読み解くのですよ。

太陽、月、水星、火星、金星、木星はそれがどの星座・ハウスにあるか読み解くだけでも十分な読解が出来ます。
これは惑星が地球の周りをどのくらいの周期で巡っているかにも関係しているのですが、1週するのに

 

  • 太陽=1年
  • 月=2、5日
  • 水星=1年
  • 火星=2年
  • 金星=1年
  • 木星=12年

 

という感じで割と短い周期なのですが、外惑星は

 

  • 土星=28年
  • 天王星=84年
  • 海王星=165年
  • 冥王星=248年

 

長い…!
とりあえず海王星、冥王星あたりは殆ど動いてないことになりますよね。
天王星は世代的な時代背景「こんな時代に生まれたよ!」という意味ですが、海王星、冥王星はもはや性格分析ができるような意味を提示できません。
ということで主にアスペクトで見るのが一般的。
サンプルのホロスコープでのスクエアも、

 

  • 金星と土星が□4度
  • 太陽と海王星が□5度
  • 水星と海王星が□5度
  • 木星と冥王星が□4度

 

ここらへんが外惑星なので、斜め読みしたい時にはこっち優先で見ると深く読み解けます!

 

外惑星×外惑星

 

外惑星同士のアスペクトは、私はあまり深く読み解きません。
外惑星同士というのは地球から見るとあまり動かない惑星なので、似たような惑星角度を形成している人が多いのです。

 

もし読み解いても、世代的な座相となります。
どんな時代に生まれたのか? という指標として留めておくと良いでしょう。

 

また、今回お話しているのは自分の生まれた時のホロスコープ(ネイタルチャート)についてですが、他の人との相性を見る等の場合は外惑星まで見るので、読み解きの練習としてはやっておいた方が良いでしょう。

 

アスペクトでホロスコープを読み解くまとめ

 

アスペクトを見る流れとしては

 

  • コンジャクションを見る
  • オポジションとスクエアを見て努力する
  • トラインを見て自信をつける
  • 斜め読みは外惑星とオーブが微差のものを
  • 外惑星×外惑星は世代的座相として見る

 

アスペクトは沢山あり、その全ての角度組み合わせ一覧の本もよくあります。
それを参考にしながら、「自分なりに読み解いて」いくことで深く自分と向き合い、再認識できるようになります。
ぜひじっくりと読み解いてみてくださいね。

 

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