お香に対する黒猫的見解・魔防御回6

初心者でも簡単。魔除けのインセンスマジック

今宵は魔防回、お香の話。

お香とは、草木、樹脂、ハーブなどに火を灯して匂い付きの煙を漂わせるものを指します。

ハーブを束ねたスマッジや、すり潰し調合したパウダー、使いやすいように円錐型やスティック型になっているものもあります。
日本では線香が馴染み深いですね。

お香の能力は浄化したり、手っ取り早く魔除けできるでしょう。

 

お香に関する魔術的能力、使い方、意味|黒猫魔術店

 

お香と魔術と脳の仕組み

 

お香が魔術で使われ始めた理由としては、その匂いの成分が脳へ刺激を与えるのに丁度良かったことが挙げられます。

人間の嗅覚は脳へ伝達される際に多くの情報量と速度を持ち合わせている事が科学で判明していますよ。
アロマテラピーでも植物の持つ香りの成分が脳へ刺激を与える事を証明しています。

 

人間は、食事をする時に味覚よりも嗅覚で食事をしていると言ってもいい程、嗅覚からの刺激によって脳は活性化されます。焼肉の匂いでご飯が食べれる…かのように。
通りすがった人から昔の恋人の香水の匂いがしただけで海馬が刺激されて思い出が…なんて経験もあるでしょう。

 

詰まり、嗅覚を制する事により脳を制す!
(=脳科学を制すれば魔術を制す!=願望成就)と言っても過言ではないのです。

 

煙によってトランスになる手助け

 

さらにもう一つの理由としては、煙によって願いを意識から無意識へと伝達する為にトランス状態になることを手助けしています。

 

私も山伏の修行の時に南蛮燻というものをやりました。
チャコール(炭)の上に粉状の唐辛子をいぶして、狭い部屋を煙でいっぱいにする。
肺の中まで煙と、そのピリ辛な成分が入ってくるのに般若心経を何回も唱える…これはきついです!
息をするだけで痛いし咳が出そうになるんですよ!
これが無心に、無意識になるスイッチの練習です。

 

まあそこまではしなくとも、この煙によって少しくらい息がしづらくなったり目が痛くなりそうだなあって思えるくらいで丁度良いでしょう。
身体に負荷をかけることによって集中力が増し、よりトランスへ持って行きやすくします。
また「煙」というものを霊は嫌う性質があるように思います。

 

香りによる魔術的能力の違い

 

さて、そんなお香ですが、香りによってその魔術的意味も違ってきますよ。

 

バニシング

 

例えば、対人のバニシングというお香。バニシングとは「追放者」を意味する英語です。
悪意のある人や、苦手な人を寄せ付けず遠ざける為のお香です。

 

ここでひとつ黒猫の常連Tさん(男性)のお話をしましょうか。
彼は長くうちの常連のお客様なのでこと魔術に関しては一番のプロじゃないでしょうかね。
研究精神も持ち合わせており、中々に面白い発想をしてはそれを調べ実践しているかたです。

 

いつの日か、仕事で嫌な事を言われ、「明日仕事に行きたくないなー」と思った折に閃き、いつも浄化で使っていたバニシングを、その日の夜にもくもく焚いたそうです。
すると翌日、いつもはねちっこくイヤミを言ってくる人なのに何事もなく、快適に過ごせたそうな。

 

他にもバニシングにまつわるお話は色々聞こえてきますよ。
多くは語りませんが、ストーカー、縁切り等、自分から特定の人を遠ざけたい時に有効のようです。
特に願いがない「対人」という大枠で捉えても、自分の周りにバリアのようなものを構築する気がします。
自分と反りが合わない人はこのバリアから遠ざかる、そんなイメージです。

 

プロテクション

 

では、対人ではなく魔(目に見えないもの)については、プロテクションというお香があります。
意味はそのまま「防御」です。

 

魔というのは色々ありますが、事故等の災厄から病魔や霊に至るまで…プロテクションで防御する事が可能でしょう。
バニシングのように対人関係においてもその対人が「魔」であれば、使用することが可能でしょうね。

 

何故ならプロテクションは、貴方の防御力を引き上げるものだからです。
防御力というのは、皆さんが本来脳に持ち合わせていらっしゃる防衛本能やその反応であり、それを強化する事によって例えば、今まで聞こえてきていたものを聞き流すor聞こえてこなくする…という事であったり、今までその事象にショックを受けていたのを受けなくする…という事であったり様々あります。

 

アルター

 

他に魔除け的な効果があるとすれば、アルターでしょう。
アルターというのは祭壇という意味ですね。
その名の通り、祭壇を浄化する為に使われるお香です。
空間浄化としても、魔術具の浄化としてもよく使われますよ。
場を聖域にしますから、穢などを取り払う際に有効でしょうね。

 

フランキンセンス&ミルラ

 

更に、アルターの効果を取り入れつつ運気もアップしたい場合はフランキンセンスミルラが宜しいかと思います。
和名で言えば、乳香と没薬です。そう、線香に大概入っている成分です。
さあ!皆さん吃驚ですね!
お仏壇で普段焚いているお線香がまさか!運気アップだったなんて!

 

乳香も没薬も、キリスト教では東方の三賢者がキリスト誕生のお祝いにプレゼントしたお品のひとつです。

 

  • メルキオールが黄金を
  • バルタザールが乳香を
  • カスパールが没薬を

 

またミルラについて、古くはミイラを作るための防腐剤でしたからね、死と再生、長寿的な意味合いがあるんじゃないでしょうかね。
カスパールは老人の姿で死を連想させましたからね。
私は財産とか金運的なものにもこのミルラ、いいと思いますよ…
だって全てを経験してきた隠者は財産を沢山お持ちじゃないですか…

 

ファストラック

 

お次はファストラックというお香もあります。
幸運を素早く手に入れる為のお香です。
魔除けなんていらねえ、魔を除けるくらいならそれより大きな幸運を掴むまでじゃ!
と仰る素敵な強欲な貴方のお香です。
幸運によって不運をかき消せるかどうかは検証できないので何とも言えませんが。

 

お香の研究、まとめ

 

そのお香の配合であったり、マジカルオイルの精油ブレンドは、我々は何を使ってるのか知りませんがだいたいこれだろう、と推測することは出来ます。

 

古くから民間伝承で「こういう使われ方をしてきた」という香りのマジックは確かに存在しているのです。
バジル鉢を窓辺に置くと恋人がやってくる。魔術では有名な話ですがアロマテラピストの方がこれを批判していましたので私、A4の10枚でご説明したんですよ。

 

何故そうなのか、ということ。
よく考え調べれば、ウィキペディアにも載っている事なんです。
私に言わせればバジルをマルゲリータにするしか術を知らない無知な人よ、と思いますわ。
マルゲリータにすれば香りも成分も失われるものがありますから・・・
生で嗅いで、食べて、塗る・・・それが本来(昔の医術的なという意味)の在り方だと思うのです。

 

ラブのお香なんて、ローズやラベンダーの香りがしますからね。
つまりは女性ホルモンを分泌させる⇒恋愛、つまり魅力アップという事なんでしょうね。
催淫作用もありますしね。

何故それにこんな効果があるのか=昔の民間伝承も粗末にはできないな、というお香の話でした!
私はマスコミが騒ぎたて誇張された情報よりもよっぽど民間伝承の方が信じられるのだが。

 

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