【紙に書く魔術】七夕和紙短冊や羊皮紙×ペンとインク!その2

紙に何で文字を書くか!

今宵は、紙に書く魔術の、「何で書くか」ということに着目します。

前回の紙だけでもあんなに深い内容なので、それに伴う書く方だって深いんですよ!
紙については前回お話ししましたので、こちらをご参考くださいませ。
【紙に書く魔術】七夕和紙短冊や羊皮紙に神が宿る!その1

 

七夕短冊に願いを書く魔術

 

昔から使われてきたインク

 

日本では墨を硯ですって、筆で文字を書いていました。
墨は何度も焼いた炭が特に良いとされました。
また墨をとく水も神聖な場所の水が良く、その加減で濃淡をつけ、お札やお守りを書いたといいます。
また、魔力の高い人(シャーマンなど)の血、罪人の血や経血、動物の血も魔術用として用いられました。
これは西洋にも多くみられます。術によって使用する血は異なったようです。

 

硯は心を映す鏡

 

硯はとても面白い。
硯は心を見る道具として使われていたそうです。
そういえば「石を見る」という漢字を書きますものね。
心を映し出し、それを見つめること。

 

それは墨をすっている時かもしれませんし、文字を書いている時かもしれません。
心や思考イメージ、想像というのはエネルギーなので、それが実際の文字に表われ出ることは不思議ではありませんね。

 

動物製のペンや筆

 

筆も特別なものが使われました。
馬、ヤギ、イタチ、猫、狸、狐や女の髪の毛など、生体エネルギーから採取したものが好まれました。
術の用途によってその動物は違いがあったようです。

例えば馬の尾は力が必要な願いに使われました。
最近では赤ちゃんの髪の毛で筆を作ることができるそうで。
魔術的には特に女性の髪の毛は魔除けのお守りになるので、自分自身またはパートナーの髪の毛をいただいて筆を作るのもいいかもしれませんね。
 

一方西洋では、筆記具として羽ペンが用いられました。
羽の根本が固いので、少し加工すればペン先として使用できました。
イギリスではカラスを大事に扱っているので、カラスの羽ペンは多く出回りました。
ダチョウの羽も大きくてふわふわしていて素敵です。
羽の種類も、施す魔術によって変えていたようです。

 

イメージを「書く」ことで視覚化する

 

さて、どれほど「書く魔術」は重要だと感じて貰えたでしょうか。
カバラを基礎とする魔術では、こう言っています。
 

「この世はイメージの世界で、想像したものは実現する」

 

言葉は脳で想像して、口から発せられます。
それは目には見えませんがエネルギーを持っています。
しかしこれを書くことによって、目に見えない言霊は、見ることができるようになります。
見ることができれば、何度も読み返したり、唱えることができます。
書くことによって脳の整理もできます。
そうすることで、口から発するだけよりも、何倍も魔術が効率よくできることでしょう!
 

無意識化に願いを落とすためにわざわざトランスに入って儀式を行いますが、何度も読み返したり唱えたりすることこそ、トランスに近い運動なのです。
だってそこに文字があったら頭に入らなくても目には入る。
目に入ったら無意識の方で取り敢えず処理されるんですよ!
受験生が「合格!」って壁に貼るのも理にかなってるわけです。

 

魔術用の「血のインク」

 

仕組みが分かったところで私としてはもう1つご紹介しておきたいのがですね、魔術用のインクです。
シャーマンの頃には実際の血がインクとして使われていたのですが、臭かったり社会的な理由からだんだん使われなくなってきて、生み出されたのが「魔術用の血のインク」です。

 
え?血なの?
って思うかもしれませんが、血は入っていません。
(宗派によっては入っているところもあるのかもしれません)

 

魔術用の血のインクは、ほとんどがハーブの油、香料、染料をブレンドしてできています。
またそのハーブもきちんと魔術的用途でブレンドされている、いわば願いを叶えるためのインクなのです。
こちらで一例をご紹介しましょう。
 

ドラゴンズブラッドインク

 

大きな魔力を付与する目的で使われるインク。
ドラゴンズブラッドという樹脂、シナモンなどを合わせたインクです。
増幅魔術に使用できます。
ウィッチクラフトで魔術具を作る際、このインクで文字を入れるのもおすすめです。
 

ドゥズブラッドインク

 

鳩の血のインクで、恋愛系の魔術に使用されます。
ドラゴンズブラッドインクにローズなどの恋愛系ハーブがミックスされたものです。
日本だと、おしどり夫婦って言いますけどあちらは鳩らしいです。
愛の魔術、仲を良くする魔術、喧嘩防止など、増幅魔術で使用できます。
 

バッツブラッドインク

 

蝙蝠の血のインクで、緊張や不和を生み出します。
よくリバーシの術や呪いの方で使われることが多いので、減退期間が良いですね。
ドラゴンズブラッドやミルラなど特別な配合が多いようです。
 

マネーグリーンインク

 

血ではありませんが有名なお金のインクです。
緑色をしていて必要な額を書いたり、お金を得るための魔術に使用します。
増幅の魔術が良いですね!
 

インクの種類は他にも色々ありますが、主なところをまとめてみました。
インクの中にはアルコールが入っているので、紙や羊皮紙に書くと少し滲む場合があります。
主に羽ペンを使って書きますが、筆でも良いと思います。

 

さて、最後に実際に紙に書いて願掛けをするとどうなるのか、Yさんのメールより感想を抜粋させて頂きました。
とても参考になるもので、私も思わず凄い!と声を上げたものです。

 

Yさんのメール

 

ブレスレットをする以前に個人的にしていた新月の願い事は、紙に願い事を完了形で書いていました。
ブレスレットになってからも並行して書くことは実行していますが、今回は血のインクで書きました。

気に入って使っているクラフト紙があるのでそれに書きましたが、願い事を刻みつけるという感じです。
書きづらいけれどもそれがさらに想いが深くなる効果にもなり、普通にペンで書くより時間はかかりますが、より納得のいくように書こうと思うから下書きより良い文になったりする場合もありました。

多分、これまでしていた、さらさらと書きやすいペンと紙で下書きどおりに書き写すだけみたいなことよりも、より深く願い事にアクセスするのかもしれません。

ふと観た韓国ドラマが(建国神話なのですが)複数の部族を、戦いをしないでまとめた大将の物語でした。
それぞれの部族の長達の血で、巫女が、新しい一族の旗に三足烏の紋章を描いていました!
それを観て、やはり書くのは今日がよいと思い、実行しました。
準備しておいた引き寄せのハーブ香をぱらぱらとしながら書いたら、心地よくて、よかったです。

 

書くことでトランスに入る

 

このように、書くことで気持ちよい集中力の境地なのだと思います。
それはトランスであり、より深くその状態に入れると、現実では願いが叶っていなくても「叶ったような達成感」が残るのです。
トランスの状態からその達成感を感じて、もういいやという集中力が途切れたところで儀式をやめ、程よく疲れもするしそのまま願いを手放す…それがいつもの私です(笑)。
 

ある時ご質問があって「どうやってトランスのスイッチを切り替えるのですか?」と問われた時に答えられなかったんです。
だってそれは私にとって「どうやって寝るんですか?」と同じような質問なのです。
トランスへの入り方は訓練で、呼吸をやったらスイッチが切り替わります。
でもそれは特別なことではなく、皆さんも寝る前には腹式呼吸に無意識で切り替えているはずなんです。
 

私の場合は一瞬でトランスへ入ってしまう(これが寝る方面だったら、の●太くんか…!)のですが、もしトランス入りづらいという人は、紙に書く魔術もぜひお試しください!
自分にとってどの方法が入りやすいかを、見つけてみてほしいのです。
自分にとって特別な紙とペンとインクを使って、非日常の儀式を行うことで、特別だということが脳で認識しやすくなります。

 

そういった意味では、七夕の日は一年に一度の逢瀬の日…
特別な意味を持たせた和紙短冊は、魔術的にも理にかなった方法ですよね。

 
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