魔法の杖、魔術武器ワンドの選び方・作り方・使い方

棒とはすなわち意思である

今宵は魔女の魔法の道具・杖として「ワンド」をご紹介したいと思います。

自然信仰の古代ケルトのドルイド達は、樹木を信仰しており、魔術や占い、サバトなどで聖なる樹木を使っていました。

それらは薪にしたり、守りにしたり、ワンド(魔法の杖)を作りました。

 

魔法の杖・ワンド・聖なる樹木のケルト・ドルイドの魔術|黒猫魔術店

 

ワンドって?

 

私たち魔女、または魔術師の皆さんは祭壇を作り儀式をするにあたって必ず魔術武器を持ちます。
武器と言えば剣をイメージしますが剣以外にも武器は多数存在し(メイスや鎌等…ネギも武器になるとか)その中でもワンドはポピュラーなものです。

 

ワンドとは特別な木材から作られる魔法の杖のことです。
所謂、木の棒です。本当に棒そのもの!
木の枝を無加工でそのまま使用する人もいれば、ハリーポッターの杖のようにカッコよく自作する人もいます。
見た目は様々ですが、このワンドにはとても深い意味がありますの。

 

ワンドの意味

 

ワンドは「意思」を表します。
意思は燃え上がるような情熱の炎で、生命力です。
この炎を燃やして行動していきます。

ワンドは時に旅人の杖になり、松明になり、いざという時は武器にもなります。
情熱(意思)さえあれば旅ができるのです。
逆に、それがなければどこへ行っても同じです、行きたいやりたいこと(意思)がないのですから。

 

  • 燃え上がる意思の力
  • 初めの一歩、行動を起こす力
  • 情熱を継続させて目的まで近づく力
  • あたりを照らし元気にする力
  • 生命力の源、体のエネルギーの力

 

ワンドにはこれらの事象がもつエネルギーが含まれています。
何もなかった氷河期を越えた地球に初めて生えた木々のように、新芽が芽吹く様子は燃え上がる緑の炎に見えたことでしょう。
ワンドを扱う時、私たちは目に見えないエネルギー、つまり樹木のもつ生命力を感じることができます。

 

伐採して水分が抜けた木であっても、その生命力を感じることでしょう。
バイオリンやチェロなどの楽器のもつスピリットもそうです。
アンティーク家具のスピリットもそうですよね。

 

自分に合ったワンド選び

 

特別な樹木から作り出されるものはとてつもないエネルギーをはらんでいます。
魔術でよく使われる樹木にも昔から特別な意味があって、ケルト暦では今の12星座のように誕生日によって守護樹木があります。
詳しくはこちら→【ケルト魔術】樹木の意味一覧と使い方

 

まずは自分がどの樹木のエネルギーと調和するのか、ワンドを握ってみましょう。
この時自分の中のエネルギーを少しだけコントロールしてみます。
丹田呼吸と練気をやりながらこちらをイメージします。

 

  • 左手で握る→自分のエネルギーをワンドへ伝える
  • 右手で握る→ワンドのエネルギーを自分へ吸収する

 

左右それぞれやってみてください。
この時、手とワンドの接点やそのエネルギーに温かさを感じるものが、自分と調和しているワンドです。

 

ワンドに願いを込めて彫り上げる

 

さらに楽器や家具や像などがそうであるように、人の手によって彫刻が施されたものはよりエネルギーを増すでしょう。
一つ一つの彫りの作業で自分の願いを込めるからなのだと思います。
何故ならそれが目に見えないけど確実にあるエネルギー(スピリット、霊)であり、意思だからです。

 

黒猫魔術店ではワンドの元になる樹木も、既に魔女が彫り上げたワンドも販売していますが、初心者さんはぜひ最初は自分でワンド制作することをおすすめします。
先程のワンドとの調和を、彫りの作業でも深めてほしいからです。

 

ワンドを彫る時、持ち手の部分は木の皮を残し、先端側だけ尖らせるように削っていくのですが、その時もワンドの声に耳を傾けてみましょう。
どのくらい削って尖らせるのか?
フォルムはどうか?
木のフシは残すのか、取るのか?

 

また自分の願いも込めながら、ワンドと調和していくのです。
願いを込める時は、叶った後の姿をイメージしてくださいね。
ワンドができたら願いに合わせたルーン文字も入れてみましょう。

 

ワンドの魔術

 

こうして自分の願いと調和させたエネルギーを持つワンドができればもう術は完成したも同然なのです。
え?作っただけで何もしていないって?

 

一生懸命作ったこのワンド…元々は霊峰出羽三山の麓で育った木ですが、誕生からこの枝の太さになるまでの時間の物語すらも想像できます。
ワンド制作を通して、私たちはこのエネルギーを戴いて、世界の存在の一部として存在していることに感謝するでしょう。
それこそがウィッチクラフト(自分で道具を作ること)の真髄と言えます。
そしてそれは願いが最も早く叶う術であります。

 

ですから願いを込めながら彫り上げただけでその願いは叶っているも同然なのです!
理論で説明してほしい人のために補足しますと、彫っている間は単純作業の繰り返しなので無心になりトランスの状態になります。
トランスとは意識と無意識の狭間の状態でイメージしたことが叶いやすいと言われています。

 

ワンドを作ったら

 

ワンドを作った後にすることは「願いを忘れて(叶ったものだと思って)ワンドを使う」ことです。

 

  • 元気が欲しい時に握って瞑想する
  • 意思がぶれた時、行動したい時も同様に
  • ワンドを持ち歩いてお守りにする
  • ワンドのエネルギーが欲しい時はワンドを持ち胸で合掌する
  • 自分のエネルギーを魔法に使う時は五芒星を描く
  • 自信や可能性が欲しい時はワンドで頭上に無限大のマークを描く
  • 四方におわすエレメントを召喚して結界を作る時は、四方に五芒星を描く
  • 宇宙や月と繋がり感謝を捧げる時はワンドを頭上に掲げる

 

ワンドは願いに合わせて複数持っても良い

 

自分のエネルギーと調和させたワンドは複数持っても問題ありません。
恋愛用、金運用など、願いが違えばイメージも違うので、ワンドの形状も違うものになるでしょう。
イメージを形にする…具現化させることで願いは叶いやすくなります。
ぜひ複数種持って使い分けしてみてくださいね!

 

ワンド制作ワークショップ

 

黒猫魔術店では定期的にイベントなどでワークショップを開催しています。
いまいちやり方、彫り方がわからない方は一度ご参加ください。

 

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