蛇神信仰・黒猫米と豆(季節の廻り)の死と再生

否定せずに受け入れろ!

今回はパンドラの匣にまつわる神話と蛇神信仰の話を、ただ今黒猫魔術店で販売中の「幸運を呼ぶ黒猫米」と合わせて解説です。
これをモチーフにした写真集型小説、蜜猫著:「孔雀姫のパンドラの匣」もAmazonより販売しておりますのでそちらも併せてどうぞ。

またこの記事は、作中の蛇である孔雀姫の物語の真髄に迫ることになるでしょう。

 

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蛇神信仰

 

さて、まずは蛇神信仰から。日本では古来より蛇神信仰が盛んでした。
いえ、日本だけでなく、ヨーロッパでは旧約聖書のアダムとイブの話もあります。

 

ここでは蛇は悪魔の化身とされていますが、ギリシャ神話では生命力の象徴です。(二面性がある点を覚えておいてください)
杖に蛇が巻き付いたモチーフを「アスクレピオスの杖」と呼び、医学のシンボルであり、WHO世界保健機関のマークになっています。

水星の神・ヘルメスの持つ2匹の蛇が巻き付いた杖は「カドゥケウス」、これは知恵の象徴となっています。

 

古代エジプトでは、王権や神の象徴として蛇の文字を使っていました。

インドでも蛇が世界の全てを表す神の化身だとされました。
サラスバティ(弁財天)は水と豊穣の女神ですが、もとは蛇だったようです。

 

日本では、古事記のヤマタノオロチが蛇神、そして山(に流れる川とも)の神とみられています。
脱皮を繰り返して大きくなることから、不死や、死と再生の象徴と考えられています。
私たちが儀式の前に行う禊ぎも、「身殺ぎ」と書き、蛇の脱皮して古き穢れを落とす様を表しているそうですよ。

 

また蛇の交尾は絡み合いながら30時間もかかることから、性的シンボルともいわれます。

「蛇蝎」(だかつ)と書き、蛇やサソリのように忌み嫌われる存在とも言われる一方で、山神、豊穣の神、医学の神、金運をもたらすとまで言われます。
この二面性は世界各地でみられます。何故だと思います?

 

はい、それは紛れもなく、「死と再生」という陰陽サイクルを表しています。

 

死と再生の理論

 

そもそも魔術や呪術の始まりなんて、豊穣か性欲か、なのですよ。
食べて、産み、育てる、死ぬ。
これがきちんとできれば、繁栄だったのです。

 

季節は必ず巡り、春に種を撒き、秋に収穫し、冬は死んだ季節となります。
大地の女神、豊穣神、グレートマザーと呼ばれる存在も、私たちに自然のサイクルである二面性(陰陽)を与えます。
陰陽とはすなわち、光と影であり、生と死なのです。

 

人間誰しも必ず表と裏があり、1日は昼と夜(光と影)があり、誕生があれば死が訪れます。
これは誰も変えられようのない、自然の力です。

 

蛇のとぐろが渦巻き模様ですよね。実はこれも、自然の姿を現しています。

 

自然界のものは渦巻き模様をしています。
台風、銀河星雲、渦潮、蝸牛、竜巻、さざえ、指紋、DNA、つむじ…

 

縄文土器等にも、縄模様や渦巻き模様が沢山描かれていますし、 ケルトの模様でも3つの渦巻きを集合させた輪廻転生の模様があります。

 

またウロボロス(尾を噛んだ蛇)は、始まりも終わりもない完全であり転生するもの。
始まりにして終わりなるもの。という意味です。
故にウロボロスは魔術的にもシジルとして扱われたりしました。

 

このように日本でも、世界でも蛇の信仰があります。
私は忌み嫌われる蛇だとしても、その生命力や繁殖力に古来の人々が憧れや畏怖しながら奉った歴史にこそ意味のあるものだと思うのです。
長年、信仰してきたその歴史は、先祖代々から私たちの本能に染みついていることでしょう。
それが「共通した普遍的イメージ」(集合的無意識)として、魔術に役立つわけです。

 

季節の巡りも死と再生を表す

 

今回、「幸運をよぶ黒猫米」のプロモーションとして「孔雀姫のパンドラの匣」を制作しました。
この米もまた、繁栄の象徴物として長年、日本人の心に染みついたものです。
蛇神の死と再生、そして日本人の身近にある米や豆に対する季節感と死と再生。

 

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パンドラの匣の中にも、光と闇があり、苦しみも希望も混在している…こんな世界。
これらを絶妙に理解し、納得したうえで…つまり陰陽どちらも受け入れて、儀式を行えば更に良いかと思うのです!

 

私が思う、パンドラの匣の意味とは、

 

全てのものに生と心が与えられ、性となり、

 

子を産み育てるなかで、

 

自分たちに命を与えてくださる食べ物に死を与え、

 

又はそれを種を撒き育て、刈り取りという死を与える。

 

同じように天上の世界も、春夏秋冬という生と死のサイクルを与える。

 

渦巻きのように、始まりも終わりもなく、これは完成された姿。

 

これを正しく理解し、受け入れて初めて、自然の恩恵が与えられると思うのです。

 

人間は決してひとりの力では生きていけないのです。
誰かの命を戴いて、生きながらえている。
ずっとずっと先祖代々続いてきた梯子です。

 

孔雀姫がそうだったように、もう一人で生きるのをやめ繁栄の道を歩みましょう!
パンドラの匣の希望は、気づかなければ希望ではないのですから…

 

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