サバトの意味、女神と男神の時の歯車に感謝を

自然と共生することが大切

今宵はサバトについて正しい意味をお伝えしたく思います。
と言うのも、サバトで検索するとウィキペディアにはきちんと書かれていませんし、他サイト様でも見解はまちまちで御座います。
実際にサバトを行う宗派の違いや、信ずる神話の違いにより様々な解釈はできるのですが、ここでは黒猫魔術店的見解をお話ししたく思います。

 

スピリチュアル,魔女の黒魔術と儀式

 

サバトは感謝をする祝祭

 

まず初めにお断りしておきますが、サバト=魔女が箒で空を飛んだり、裸で儀式を行ったり、悪魔にキスするものでは御座いません。
それらはキリスト教により異教徒(ペイガンと呼ばれました)として魔女狩りを行うためのでっち上げに過ぎません。

 

本来のサバトとは季節に感謝を捧げるための祝祭なのです。
それは昔から日本でもあった祭事です。
節分や彼岸、夏祭りや盆祭りとして古くから民衆信仰がありました。

 

魔女のサバトはそれが古くからのまま現代まで遺っているのです!
何故ならそれが民衆の心に違和感なく寧ろ納得された形で残されてきたからです。
魔女の教えの中にも、一時的な力を持つものは自然淘汰されるけれど、源流や普遍的なものはずっと残り続けるとされます。

 

源流や普遍的な意味で、サバトの季節の考え方は実に納得のいくものです。
それは大地である女神と、太陽である男神の出会いや交わり、成長や死に関連付けられ、恵みを享受する教えです。
ここでいう女神は、三相の女神を表しており、処女であり母であり老婆なのです。
実際のサバトの意味合いと共に解釈してみましょう。

 

オスタラ(春分)3/20

 

3/20のオスタラ(春分)では、貴婦人と君主が若者の国で出会い、陽気なダンスを踊ります。
全ての物事や動植物の種を撒く時期です。
この頃の貴婦人(女神)と君主(男神)はまだ若く、出会いに情熱を燃やしているのです。
これから芽吹き成長するであろう種に、ウキウキ期待しています。

 

ベルテーン(ヴァルプルギス)4/30

 

4/30のベルテーン(ヴァルプルギス)では、貴婦人と君主が交わり、新たな生命(作物)が産み落とされます。
ここで貴婦人は大地の女神(母)に、君主は太陽の男神(父)になります。
2人の子である人間や作物、穀物は大地の養分と太陽の光を得てぐんぐん成長していきます。

 

リーザ(夏至・ミッドサマー)6/20

 

6/20のリーザ(夏至・ミッドサマー)では太陽の男神の力がピークを迎えます。 夏至は1年の中で1番陽が長い日だからです。
猛々しい男神のパワーを得て、2人の子らもそれらを吸収し、成長していきます。
子が成長していくにつれて、女神と男神の力は衰え始めます。

 

ルーナサ(第1収穫祭)8/1

 

8/1のルーナサ(第1収穫祭)では、2人の力で育った子らを初めて収穫します。 収穫とはすなわち刈り取りです。
大地の女神はここで老婆へ変わり、死をもたらす鎌で自らの子を刈り取ります。
またリーザを過ぎた太陽の男神もだんだんと力が衰えていきます。

 

メイボン(秋分・第2収穫祭)9/20

 

9/20のメイボン(第2収穫祭)では、育った穀物(米や小麦)を収穫します。
ここでもまた女神は鎌を振り下ろし、自らの手で子を殺すのです。
陽も短くなり男神の力もほとんど残されていません。

 

サーウィン(ハロウィン・収穫祭)10/31

 

10/31のサーウィン(ハロウィン)で、女神はいよいよ男神に鎌を向けます。
きたる復活のために、年老いて力を失った男神を敢えて殺すのです。
またこの日は死者の日とされています。

 

ユール(冬至・クリスマス)12/20

 

12/20のユール(クリスマス)で、太陽の子である君主を女神が産み落とし復活を遂げます。
ユールでは君主の復活を祝い盛大に宴をします。
きたる春にむけて赤ちゃんの君主の成長を願うのです。

 

インボルク(節分)2/2

 

2/2のインボルク(節分)では、赤ちゃんの君主を育てるために母になった女神が乳を与えます。
君主の生命により少しずつ凍った大地に光が戻ってきます。
今力なき母(大地)は休み、君主の成長を願います。

 

廻る車輪は時の流れを表す

 

そしてまたオスタラへ歯車は廻っていきます。
季節が巡りめくように、私達人間の魂も巡り転生しているものだと、魔女は教えています。

 

女神と男神の力を分け与えられた子は、大地の作物であり、人間です。
人間は大地の作物を食べるからです。
分け与えられた力なので、冬になるにつれて神々は力を失い、蘇りの春を待って新たな子を産む…その繰り返しなのです。

 

自然と共生すること

 

こうした儀式によりサバトは何が言いたいのかと言えば、私達は自然の一部であり共生しているという事実です。
恋愛やお金など現代人には悩みやストレスが付き物ですが、独りよがりになったり、執着してはいけません。
何故なら私達は自然の子であり、それに抗うことはできず、いずれは女神の鎌で死を与えられる存在です。

 

これら自然の出来事を受け入れることできなければ、本当の意味での感謝や愛を知ることはできません。
そしてそれらは、自分自身への存在意義、理由へと繋がります。
何故なら母(産み落とされた理由)を肯定することで自分自身を肯定できるからです。

 

そして感謝や愛は、願いを叶えたり引き寄せたりする魔術の原動力へと変わります。
ですから1年を通してサバト儀式へ参加し、その本質を知ることは人生を豊かに、幸せにする上でとても良きものになるでしょう。

 

ぜひサバトへ参加したり、自分自身で儀式を行ってみてくださいね。

 

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