イギリス修行3魔術・医術・ハーブ学の日本との違い

魔女のハーブ学から学ぶコツ!

今宵は2016/12/12~12/20までの魔女蜜猫のイギリス修行について、とりわけハーブについて語りたいと思います。

私が魔女になった理由であり、ハーブのことについてはイギリス修行の意気込み記事(笑)をご覧ください。

イギリス修行,ハーブや魔術、魔女について|黒猫魔術店

 

健康志向なイギリス人

 

とにかくヨーロッパではハーブによる自然療法・予防医学が盛んです。
特にイギリスは、国家資格でハーバリストもいる位、ハーブが身近にあり国民の健康志向も高いです。
実際ロンドンのカフェやコンビニでは必ず生フルーツが売られていますし、健康を押し出す店ではスムージーや葉物のサラダも置いています。
私も滞在中に何度かそのカフェごはんを戴きましたが、「豆とミントの味噌スープ」も意外と美味しかったです。

 

予防医学が盛んなイギリスの薬局

 

そんなイギリスの薬局にも調査へ行ってきました。
私が行ったのはナチュラルマーケットが多いというボンドストリートにあるホメオパシーとハーブの店です。
何でも、イギリスでは薬局に3種類あります。

 

  • ケミカルな薬を置く薬局(=日本でいうところの処方箋薬局)
  • ハーブを処方する薬局(=日本でいうところの漢方薬局)
  • ホメオパシーの薬局(=肉体・精神・霊体全てに作用することを考えたもの)

 

後者ふたつは代替医療として認可されています。
日本との大きな違いはおそらくここにあるでしょう。
ハーブやホメオパシーのお店では、薬以外のものも販売しており、お香やキャンドル、マジカルオイルもありました。
ホメオパシーが発達した西洋では、病気は心身から治すといわれているからでしょう。

 

医者にかかれない医療制度

 

ところで、イギリスがEUから脱退した背景にあると言われているものの一つに「イギリスでは医療費無料」というものがあります。
しかしこの言い方では認識的に大きな間違いなんです。

 

日本人の感覚に当てはめてイギリスの制度を解説しておきますと(実際はこの数字ではありません、あくまで感覚)、
イギリスでは所得400万円を超える人は所得税20%、所得600万円を超える人は所得税40%、消費税は約20%という高い税金を払い、社会医療制度が成り立っています。
そんなに税金を払っているんだから医療費無料は妥当でしょうと思いますが、無料なのはGPにかかる時だけです。

 

GPというのは掛かりつけ医のことで、国民は必ずどこか登録し(義務)、病気になったらまずGPに診せる…これが無料です。
しかし診てもらうまでには時間がかかる場合があるので、すぐというわけにはいかない。
2~5日等、待ち時間が発生するため風邪程度のものであれば治ってしまいます。
同じ理由で手術するにも待ち時間が発生するそうです。
ですから日本のように毎週病院に通うような人はまずいないという現状です。

 

薬は有料、しかも高い

 

また診てもらって薬を処方されたら、その薬は有料です。
どんな薬でも処方されたら(医療用医薬品)1種類につき一律約1500円位かかります。(初診の場合)
リピートして飲み続ける場合は安くなるそうですが、それでも高い。
(ここで実際にハーブティー等の方が安い)

 

ただし、子供や高齢者、生活保護自給者、障害者は無料です。
日本では10万円以上の医療費についてはそれを超えた分から医療費控除が年末調整で発生しますが、それもありません。

 

このような背景があり、国民はいざという時の為に健康保険に入っています。
それは勿論、いざ手術が必要な病気になった時、無料と言いつつ時間や薬代でロスする利益に対してのものでしょう。

 

病気にならないようにする精神が育まれた

 

ですが日々のちょっと体調が優れない…という時は、いちいち医者に行くのも面倒ですし、薬代を払うのも高いと感じるのではないでしょうか?
イギリス国民がどう思っているかは存じませんが、私だったらそう思いますね。

 

だからよけいにハーブやホメオパシーなどの代替医療が人気なのではないでしょうか?
私が入店した時も、ランチタイムだったのに続々とお客さんが来て賑わっていました。

 

ハーブティーとしてハーブを販売しているお店では、瓶詰めにされたハーブを量り売りしていました。
また、ホメオパシーのお店ではお客さんの症状を聞いてアドバイスしていました。
(聞いたら、カウンター越しの相談では一時的症状のアドバイスのみで、慢性的症状はカウンセリングが必要とのことでした)
このやり方はとても理にかなっていると思うのです。

 

体調管理法を自分で「選べる」国民性

 

日本人だったら、ちょっと頭痛い、生理痛が…!となったらドラッグストアで痛み止め等を買うのが一番早いかと思います。
勿論イギリスでも、ドラッグストアはあります。そこで薬を買う人もいるでしょう。
しかし日本との大きな違いは、薬かそうじゃないかという「方法」を自分たちが考えて選べることです!

 

おそらくイギリスの人々にとってハーブは、昔々から親しみがあって、じいちゃんばあちゃんから無意識に教わってきた知恵なんです。
ですから予防医学として生活に取り入れることは容易かったでしょう。
ラベンダーが火傷や、保湿、眠れない夜のお茶として古くから言われてきたり、 セージが抗菌殺菌と共に、魔除けの玄関飾りとして等、それは人体だけでなく、心や霊にも作用することを知っていました。

 

私は声を大きく言いたいのですけれど、本来はそうだったはずなんです!
だって人間は肉体だけ所有しているわけではないですからね!
物質界に生きている以上肉体を疎かにしてはいけませんが、以前から私は言っています。

 

健全な魂は健全な肉体に宿るって!
その逆も然り!

 

だから病気は肉体・心(精神)・霊(魂)全てを整えなければなりません。
(※ここでいう霊は人間の体をまとっている霊体やオーラだと考えてください。)

 

この考え方は魔術と同じなんです。
ハーブ学の祖であるガレノスやニコラス・カルペパーによってハーブと占星術と魔術の関係の書籍もでていますし、
近年の”医者”の前は”占星術師”が医者だったのです!
ホルボンにあるフリーメイソンホールも見学しましたが、全然怪しくないどころか無料でギャラリーや図書館を開放していましたしね!

 

情報が本当かどうか見極める心眼もある

 

病気になった時、ケミカルだけでは直しようがありません。
ケミカルの薬は自然の中からある1種類の成分を抽出して凝固したもので、複数種の場合は健康食品という位置づけになります、日本の薬事法では。

 

ですからハーブも天然の薬草にも関わらず、食品として販売するしかありません。
いや、天然食材(草)なので、それはいいとしよう!
しかも私は医者ではないので、効果効能をうたって販売してはいけません、イギリスのハーブ学の論文に正真正銘それが書かれていてもです。

 

勘違いしないでください。
ケミカルが体に悪いからダメだって言ってるんじゃないんです。

 

一時期、薬が石油から出来てるから私は一切薬飲みません!という人が大量発生しておりましたが、人間は殆どC(炭素)で出来ていますので。
純度高く生成した炭素(石油)は人体に毒になりにくいのでそうしてるのです。
やたらマスコミ等に煽られた恐怖観念で拒否するのではなく、きちんとした知識で取り入れるか入れないかを決めてほしいのです。

 

私としてはハーブもホメオパシーも取り入れつつ、いざという時はきちんと医療を受ける両天秤がいいと思うのです。
どちらかに偏るのは寧ろ危険だと思いますね。
例えば慢性的に薬を飲み続けることは根本を治す(自然の姿に戻す)ことになりませんし、 逆にケミカルを嫌えば今の加工食品の時代を生き抜いていけません(毒を持って毒を制すみたいな)。

 

日本では薬事法の関係でハーブは雑貨扱い

 

こうした事(前置き)を綴っておいて、私がイギリスを肌で感じたことは、 私が本当にしたい事は日本ではできないであろうことです。

 

私はハーブを生活に取り入れているし、的確なアドバイスもできる。
でもそれは日本では職業には成り得ないので、「魔女」として、「魔術的効果」を言っています。
私の中では、魔術も医学も一緒です。
(つまりそれが心や霊に作用するか、肉体に作用するかの違いですので)

 

さらに魔術はハーブだけではなく石や星や、四大属性と合わせて相乗効果・相互作用を発揮します。
例えばうちの魔術ブレスに願掛けして、ハーブティーを飲んだら願いが叶ったという声もあります。
全ての原因はひとつではなく、相互によって時間が流れているので、それを紐解いたり、組み上げたりするのも、相互作用が必要です。
(つまり私が癌になった原因は複数種あって、治す為には複数の手段が必要だったということです)

 

私は最初自分の体を治したかったので、ハーブの勉強だけをしていました。
でもその派生で魔術に興味を持ち、勉強して良かったと思います。
ハーブだけを勉強している人とは全く違った考え方ができるからです。
同じように日本の医者も、西洋医療・対処療法だけにこだわるのではなく、自然療法や栄養学まで勉強したらいいのにと思います。

 

私はすぐにでもイギリスに行ってまた勉強したいと望んでいますが、 そんな日本の現状を知っているからこそ敢えて、日本人に正しいことを伝えたいと思っています。

 

 

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