ビオディナミワインから知る太陰暦農法

収穫にも月の影響が出るんです!

今宵はハーブと月の関係から農法を考えてみる話。

黒猫魔術店では、魔術のひとつ、素材として、無農薬で太陰暦農法のハーブを販売しています。

この度、ビオディナミ(ダイナミック農法)ワインというオカルティックな農法をしたワインの試飲会がありましたので、その感想とともに、いかに収穫時期や太陰暦が大事なのかということを記します。

 

魔術とオカルト、ビオディナミワインと太陰暦農法からハーブ学を|黒猫魔術店

 

ハーブは昔から活用されてきた

 

昔からハーブ、つまり薬草学に詳しい者をハーブ魔女と呼び、病気や変異が起こった時に駆け込み解決に導く役職が各村々に一軒はありました。
(日本の場合だとこの役職を家巫女と呼びました。アシタカやナウシカの村のおばばのような人です)

 

ハーブ魔女の庭では数々のハーブが自生し、魔女はそれらを使って問題を解決しました。

 

ハーブの収穫時期

 

例えば恋愛魔術にはローズやバジル、魔除けにはセージやディル、病気にはローズマリーやタイムなどなど。
ハーブの種類によってその意味や用途が違ってきます。
時には食材として、またお香や入浴、玄関飾りなどに使用されました。

 

最も優れた魔女は、問題を解決する時に合わせたタイミングでハーブを刈り取りました。
それは多くは月の運行に合わせて種まきと収穫を行ったのです。
それ程、月は私達に大きな影響を与えています。

 

例えば、亀の産卵は満月の頃が多いことは有名ですが、モンシロチョウなどの虫の羽化や産卵も満月が多いのです。
人間も満月の頃にお産が多いですよね。
これは動物だけではなく植物も同じです。
満月の頃に花や実がなりやすいのです。

 

月の引力で体液や水分量が変化する

 

月の影響は一見するとオカルトのようですが、これは引力の関係で説明ができます。

 

  • 新月…太陽ー月ー地球の並び
    この時引力は、太陽と月の方向にかかるので大きくなります。

 

  • 満月…太陽ー地球ー月の並び
    この時引力は、両方向にかかるので小さくなります。

 

これは動植物の体液(水分、血液、リンパ液など全ての体中の水分)に影響を与えます。
分かりやすく植物で説明します。

 

新月の頃は引力が大きいので体液はぐっと下の根の方に溜まったり、または余分なものは体外に排出しようとします。
逆に満月の頃は引力が小さいので体液は体中を満たし、特に植物では成長を促すため新芽の方(上の方)に体液が沢山あります。
ですから満月の頃に花が咲き実がなり、動物では胎児へ栄養が行き渡りお産となります。
もっと分かりやすく言えば、満月頃には体重が増えやすく、新月頃には体重が減りやすいと言えます。

 

太陰暦(月の暦)農法の歴史

 

まだ引力など科学的にわからなかった昔から月齢の暦で作物を育てることは行われてきました。
葉物野菜や花、果実などは満月に収穫し、ジャガイモや玉葱など根の野菜は新月に収穫すると美味しいことが昔からヨーロッパで言われてきたのです。
枝葉の剪定も体液が少ない新月頃だと腐れることなく傷を最小限にできると言われました。
種まきは満月の頃が良いとされました。
これらの農業カレンダーを農暦といい、太陰暦から考えられています。

 

現代ではこれらが単なるオカルトではないということが研究でわかってきています。
またこの農法を取り入れたものをダイナミック農法と言います。
また、できるだけ農薬を使わず自然のままの農法をビオと言いますが、これらにオカルト的要素を含ませるとビオディナミ農法と言います。

 

ビオディナミはルドルス・シュタイナー博士が提唱したもので、月齢は勿論、水晶の粉をまいたり、水牛の角に糞尿を入れて土中に埋めておき後で取り出してそれを肥料に加えたり(この作業もやる日が農暦で決まっている)します。
実際にこの農法で作られているワインがあり、先日研究のためワイン会で試飲してきました。

 

ビオディナミワインの試飲

 

抜染日数による味の違い

 

超自然的農法なので、瓶に詰めた後でも発酵が進み、抜栓日数によって味が深くなっていきます。

(抜栓してから酸素は抜きません)

 

こちらが抜栓飲み比べのフランスローヌ地方のM・シャプティエ

 

魔術とオカルト、ビオディナミワインと太陰暦農法からハーブ学を|黒猫魔術店

 

ビオデナミワインは瓶中でも自然に栽培されると言われ当日は土属性が強く、10日前は風属性が強く現れました。
オカルティックに一言で言えば当日=土、7日=鉱物、10日=植物

 

またワインによっては土属性、風属性のどちらかが強かったり、混ざっていたりと興味深かったですね。

色んな種類のビオディナミワイン

 

魔術とオカルト、ビオディナミワインと太陰暦農法からハーブ学を|黒猫魔術店

 

アメリカのクーパーマウンテン

 

「人体の機能は宇宙の働きと関連している」という理論のレオナルドダヴィンチ人体図のラベル。
果実、葉、茎、根、花のエレメントが描かれている。
自然との調和をはかるオレゴン州の火山性土壌で育つミネラルたっぷりのブドウのワイン。

 

フランスローヌ地方のルナ・アポジェシリーズ

 

ルプロショワ夫妻がビオディナミに対する考え方「自然や宇宙との一体感」を表現したワイン。
なるべく人為的なことを避け自然栽培しているそうです。
ラベルの月と星も可愛いですね。

 

スペインのヴニエス・デン・ガブルエルのレラビ・クリアンサ・モンサン

 

「ビオディナミは人生の哲学であり自然を尊重する手段」として水牛の角にカモミール等を入れ土に埋め占星術によって取り出し土壌に蒔く農法を展開。草の味

 

イタリアのアルテ&エゴは「分身」

 

使用ブドウ&醸造は全く同じだが熟成方法が違う。
ラベルのマークにも風と土のマークがあり、風欠けの連れと風少なめの私はアルテの方が好みで、自然に欠けを補おうとする説浮上。面白い!

 

収穫時期で魔術が異なる?

 

さて話を魔術に戻すと、ハーブも月齢や太陽の位置によって収穫する方法が記載された魔術書があります。

 

また儀式は、増やしたい願いには月が満ちていく期間に行うので同じく満月に収穫したエネルギーをもったハーブを、禊や香、お茶に使います。

 

逆に減らしたい願いは月が欠けていく期間に行うので、新月に収穫した(体液の少ない=)エネルギーを吸い込むハーブを使います。

 

日常生活での活用方

 

料理、入浴

 

  • 新月収穫…体内の余分なものを吸い取らせて体外に出す
  • 満月収穫…ハーブのエネルギーを十分に摂取できる

 

お香、スワッグ等の飾り

 

  • 新月収穫…魔除け、呪術用
  • 満月収穫…境界線や結界を作る

 

 

また、日食、月食の時の新月、満月は引力も一直線方向になるため強くなります。
そしてどの星座の方角での新月、満月かによってもつパワーも違ってきます。
月だけではなく、他の惑星でも引力がありますので影響されます。

 

魔女畑のハーブ、太陰暦農法について

 

そんなことをトータルで考慮しながら黒猫魔術店の魔女畑のハーブは新月、満月に収穫を行っています。

いつ収穫したかわかるようにラベル貼りもしています。

 

これは皆さん自身が儀式で効率化をはかって欲しいという意図もありますし、工業生産や大規模農法では成し得ない自然的農法を感じていただき、自然崇拝の素晴らしさに帰依して欲しいと思っています。
私達魔女は、黒服で暗い夜中にわざわざ畑へ行って懐中電灯でひとつずつ収穫しています。
無農薬も元々は自分たちの病気やアレルギーを治したいから、猫父が始めたものです。

 

自分達が食べるものだからこそ、最適な時に種をまき、収穫する。そして健康になる。
これって普通のことですよね?
素晴らしくも何ともない。普通のことですよね?

 

月の満ち欠けオカルト農法なんて、私達にとっては普通のことなんですよ。
だって私達人間も植物と同じで、いずれは命を刈り取られますが、その時もし満月だったらみずみずしく、新月だったら乾燥しているんです。
生まれた時も満月だったら風、水属性が強いだろうし、新月だったら火、土属性が強いと思います。

 

地球を住処にしている以上、重力や地球の自転や月の引力に影響されることは仕方のない変えられないものです。
それらをきちんと理解し、自分の願いのためにうまく付き合い、利用していくことが、人間に与えられた「知性」という力だと思います。

 

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