魔女たちが行く稲川淳二の怪談ナイト

クリスマスイブに聞けば怖くない!?

今宵は2017年12月24日に仙台市で行われた「稲川淳二の怪談ナイト」へ魔女たちみんなで聞きに行って参りましたお話。

稲川淳二氏のことが好きで好きで作業の合間に怪談を聞いたり、怪談経験豊富な魔女蜜猫の実体験を魔女柘榴が動画にしてくれたり、お盆に百物語会を開くくらい好きなんです、本当に。

今日は怪談の魅力について、全然怖くない話!

 

魔女たちが行く稲川淳二の怪談ナイト|黒猫魔術店

 

稲川淳二氏はとても素晴らしい!

 

私が稲川淳二氏を愛してやまない理由の一つに、彼の理論的思考があります。

ふつうスピリチュアルやオカルト論は目に見えないものを扱いますから、理論が通じない人って多い気がします。

魔女の私が言うのもなんだ!と思う人も多いかもしれませんが、本来目に見えない隠されたものを研究することがオカルトの魅力です。

それには当然、理論的・科学的考察が必要でしょう。

ただただ「わー!怖い!」「怨霊があなたのうしろに!!」「きゃー!!」というベタな流れは、話を面白おかしくしたら得する人たちの手中に視聴者が乗せられているだけですよ。

稲川淳二氏はそうじゃない。

彼は本当に怪談が好きで研究しているんだろうなあ、と感じさせる話が沢山あります。

 

おふだや塩なんて意味ない

 

私が特にそう感じたのは、もう何年も前の動画だと思いますが、稲川淳二氏とインタビュアーが対談をする中の話が印象的でした。

 

 

インタビュアー:「もし霊に襲われたらどうすればいいんですか?」

稲川淳二氏:「それはどうしようもないですね。」

インタビュアー:「え? そうなんですか? 何か退治する方法はないんですか?」

 

という話の流れで、稲川淳二氏は語っています。

 

お札は意味がない。お札には「喧嘩上等」と書いてあるのと同じなので、弱い人が使っても意味がない。

盛り塩は意味がない。あれは本当は「商売繁盛」の意味であって除霊ではない。

 

というのです。

この話は私が修行時代、神道を勉強する時に日本や中国の歴史で手習いを受けていたので知っていました。

ですが日本人が、魔除けだといって盛り塩をしたりお札を貼ったりする、メディア論に翻弄されている人が多いなと感じていました。

私の過去のブログでも同じようなことを書いています。

そして稲川淳二氏はこうも仰っています。

 

もし本当に困ったときは、水・お米・お酒をそなえる。

西洋だったら、水・ワイン・パン。

 

西洋の祭壇には必ずパンとワインを捧げ、女神を呼んだり、願掛けのエスバットを行います。

やはり沢山の怪談を聞き研究している方はきちんとした情報をお持ちだと思ったのです。

 

怪談には愛がある!

 

稲川淳二氏のオフィシャルブログにもあるように、怪談には愛があると私も思います。

昨今のメディアの影響で、ただ怖いだけ・衝撃映像・写っちゃった心霊現象みたいなものが多いのですが、怪談とはそんな目的のためにあるんじゃあないんです。

昔から子供の心を育てるために、あえて子供に聞かせた怖い話、というのが怪談の姿です。

 

例えば、物理的なものならば交通安全教室で車道への飛び出しが危険であることを子供に教えます。

小学生になれば安全な自転車の乗り方や、知らない人についていかないことを教えるでしょう。

しかしそれはあくまでも目に見える物理的なものについてです。

 

目に見えない心を育てるためには物理で教えることができません。

例えば、なぜ人のものを盗んではいけないのか? なぜ働かなくてはいけないのか? 等です。

一見すれば当たり前のことですが、子供の頃に読み聞かせた本や体験がこれらの道徳観・倫理観を育てるのだと言われています。

 

子供たちにぜひ聞かせたい怪談!

 

秋田のなまはげを筆頭に、「悪い子供には罰が当たる」という伝承は世界各地にあります。

ドイツには黒いサンタクロースがいて、靴下の中に1年分のジャガイモをつめます(悪い子供は1年ジャガイモで過ごせ!ということ)。

 

そのような教訓は子供の頃は「怖い」がゆえに守ってきたものですが、大人になると何となく世界の仕組みを知って納得することもあります。

子供の頃、雪女の話がとても怖かった(親が目の前で死にますし)のですが、あれは「冬の山には入るな」という教えです。

自然の脅威には人間は抗えないし、ほうっておくことが一番ですが、子供は好奇心が旺盛なので危険だということがわからないのです。

そういえば雪女って、山形県の妖怪なんですって。

 

ガチで怪談をやる理由

 

実際に稲川淳二氏の怪談ナイトを生で聞いて、怖いんだけどすごく温かくなりました。

人間と、目に見えないものがどのように感じ、互いの境界線を保って生活できるのか、稲川淳二氏はそれを伝えているのだと感じました。

 

魔女の私たちもまた、自然と共生していく中で目に見えないエネルギーやスピリットとうまく生活していかなければなりません。

それは物質偏りでもなく、精神偏りでもなく、丁度良いところで、お互いの境界線を保ちつつ、時には助けて戴いたり感謝したりします。

マタギが、仕留めた獲物の肝臓を山に置いてくることと同じです。

 

そんな目に見えないものは、意味があって残されてきました。

もし意味がないものなら時間の流れで淘汰されていきます。

残っているということは、目に見えないけれども大事なものだったりします。

 

私のばあやも、ただ怖いだけの怪談を話すような人ではなかった。

そこには何かしらの教えが含まれているのだと思います。

 

怪異を目の当りにしたら逃げるしかない

 

そして怪談フリークだからこそ言えることですが、本当に本当に怪異な現象が起きたら立ち向かってはいけません。

絶対に逃げるべきです。

怪異の正体は人間の力ではどうすることもできません。

それは自然の力。いうなれば神々の御業の力です。

神がそんな力を使うとすれば、何かの因果に触れていますから仕方のないこと。

逃げれるかどうかわかりませんが、まず逃げてください。

 

そうならないためにも、怪談は教訓として心に刻んでおくべきなのです。

もう怪異に遭った時点でおわり。遭わぬよう触れぬよう、自然に感謝を捧げるように教えられるのが魔女たちです。

そして昔の人の犠牲があってそんな教訓が残っているので、教えを素直に受け止めていくのが賢明でしょう…

 

私が子供の頃から体験している怪談やばあやの教えもそうです。

気になる方はぜひYouTubeをチェックしてみてね。

 

 

 

コメント

  • 蜜猫さん、仙台市まで来ていらっしゃったのなら、一目だけでも、お会いしたかったです(笑)゚.+:。∩(・ω・)∩゚.+:。稲川淳二さんは話がそれてしまいますが、ハンデを持ってるお子さんがいると何かの記事で読んだことからも、本当に慈愛深い人だな。と怪談をお話しされてる時も、私の場合、難聴なので、漫画で字幕がついてないと話が理解できないのですが、私の代弁で蜜猫さんが 分かりやすく解説と説明して下さった事がとても嬉しかったです。本当に有難うございます。これからもまた、色々、教えて下さると幸いです。

  • 仙台市はよく行きます。仙台市天文台は日本一だと思います。稲川淳二氏もとてもおだやかな、やさしいお人柄で、お会いできてよかったです。

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