40ラウム・ソロモン72柱の意味・魔術的能力

王家の宝を盗み、都市と権威を破壊する悪魔・ラウム…。

ここではソロモンの小鍵「ゲーティア」に記される72柱の悪魔「ラウム」の能力や意味をまとめていきます。

40ラウム・ソロモン72柱の意味・魔術的能力｜黒猫魔術店

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72柱ラウムの身分階層

地獄の悪霊からなる30の軍勢を率いる偉大な伯爵。

かつて座天使でした。

ラウムは最初はカラスの姿で現れますが、召喚者の要求で人型になります。

王家の宝を外へ盗み出します。

またそれを召喚者が望むところへと運びます。

そして（その王家の）権威と都市を破壊します。

全ての物事と過去について教えます。

それが何であるか、何が起きたかも教えます。

友人（味方）と敵の間に愛を呼びます。

…王家とは王そのものというよりも、権力者を表します。

権力者が持つ財産（物質とは問わないため、思想や技術も含む）を外へと盗み出します。

原書では都市（City）とありますが、これは権力者の住まいや城、地盤も含むと思われます。

ライムという別名でも呼ばれます。

召喚していません。

が、人間関係や上下関係でお困りの方には有用な悪魔ではないでしょうか。

惑星が火星（戦い）、星座が牡牛座（権力者）ということから想像できるように、この悪魔は自分よりも権力を持つ者に対して効力を発揮するようです。

たいてい攻撃系の悪魔は供物（リスク）を要求しますが、ラウムはその記載がありませんので使いやすいかもしれません。

ただし火星の力を使うためには【願いに正当性が求められます】。

因果に触れていたり、自分にも非がある場合はラウムを召喚できても、適当なものを盗んで帰ってくるだけかもしれません。

この悪魔もカラスの容姿で好きなのですが、そういった盤面に人生で遭遇しなかったので未だ召喚していません。

もしそんな権力者とお友達になっても、「酷い人だなー」と思えば自ら近付かない道を選択してました。

皆さんも事前対処ができるならその方が良いですよね。

召喚しないに越したことはないのです（笑）。