友人と敵に好意をもたらす
友人と敵に好意をもたらし、贈呈・寄付や議員を分け、良い使い魔となる悪魔・ベリアル…。
ここではソロモンの小鍵「ゲーティア」に記される72柱の悪魔「ベリアル」の能力や意味をまとめていきます。
72柱ベリアルの身分階層
地獄の悪霊からなる80の軍勢を率いる、強大で力強い王。
72柱ベリアルの見た目
ベリアルは、ルシファーの次に創造されました。
火の戦車に座した、ふたりの美しい天使の姿で現れます。
喜ばしい声で語り、ミカエルや他の天の天使たちがいたところから、一番に堕天したと語ります。
72柱ベリアルの能力
贈呈・寄付や議員職などを分けます。
友人と敵に好意をもたらします。
召喚者は、捧げもの、生贄、贈り物を差し出さなければいけないことに注意してください。
さもなければベリアルは、真の答えを与えないでしょう。
しかし彼は、神の力に拘束されない限り、真実の中で1時間も悩まされません。
良い使い魔を与えます。
…「神の力に拘束されない限り、1時間しか滞在できない」という意味ですが、神の力に拘束されない時間帯の1時間のうちで儀式をしろということかと。
ベリアルは王なので、9時~12時、15時~日没の中の1時間以内に儀式をすることになります。
ベリアルに対してこのように書かれているのは、彼の力が強いため特に注意せよとのことでしょう。
72柱ベリアルに似た神・悪魔
Amdusias、Amdukiasとも表記します。
72柱ベリアルを召喚してみた
私は昔、ベリアルを召喚したことがあります。
ベリアルの得意分野である、対人関係においての感情操作のために召喚しました。
まずベリアルが偉大な悪魔であるということに敬意をはらってください。
ベリアルは表情には出しませんが、内心ではプライドが高く、自分の立場がルシファーの次であるということに誇りを持っています。
遊び半分で召喚すると裏切られます。
召喚に際しては、強い気持ちがあればできます。
しかしその場で見返りを要求されます。
できれば召喚時にそれを用意して儀式に臨まれると良いと思います。
願いが強ければ強い程、それに値する「等価交換」を差し出してください。
よって捧げものが何がいいかについては各々考える必要があります。
上記にも書きましたが、満ちる月中の偶数日、ボイドタイムを除く王の時間を儀式日として指定します。
1時間以内に儀式を行う必要があります。
捧げものの交渉などがあるため、通常の悪魔召喚儀式よりも時間がかかります。
その間も呼吸法などを維持しなければならないので、慣れた人以外は無理だと思います。
よって予め儀式に慣れるため他の儀式をやってみるとか、ベリアルに似た能力を持つ他の悪魔を選ぶ方が良いかもしれません。
それでもベリアルが好き。というそこの君。
私もベリアルが好きなんだ。
でもこやつ、本当に人をすぐ騙す(というか弁論が慣れてる・あしらいが上手い)ので、ベリアルに依存したり執着してはいけません。
心の炎を操って、まるでタロットの悪魔のように、召喚者であろうと感情操作されます。
強い心を持って対等に、敬意をはらいつつ、接することができるコミュ力が必要です。
そんなのを頑張ってクリアして、召喚した結果を話すと、おおむね満足。願いは叶った。
その後も良い使い魔として召喚し、協力してくれる。
しかし力が強いので、例えば私がさほど問題と思ってないところにベリアルは憤りを感じて力を振るうことがあるので、いつの間にかとんでもない事象が起こっていることがあります。
まあ確かに自業自得な時なんですが。
ひょうひょうとしているベリアルですが、感情は激しめ。
上手く付き合えれば良いが、決してコントロールはできないので、自分にとって最悪を招かないようにきちんと意思表示・関係作りをしておくべきだと思います。
どうでもいいことですが、個人的に…水瓶座対応の悪魔はカッコイイ。
72柱ベリアルの対照表
- 守護惑星…太陽
- 対応金属…金
- 身分階層…王
- 属性…風
- 対応星座…水瓶座(第2デーク)
- 777の書…15