ヘザー(ヒース)ケルト樹木の意味・オガム・魔術的能力

癒しと幸運、内なる入り口の樹

癒しと幸運、内なる入り口の樹、ヘザー(ヒース)…。
ここではケルト樹木のパワーを取り入れた魔術儀式を行ったり、オガムやルーンで読み解いたりする人のための「ヘザー」の意味をまとめていきます。

 

ヘザー(ヒース)ケルト樹木の意味・オガム・魔術的能力|黒猫魔術店

 

ヘザーの植物学的知識

 

  • ヘザー(Heather)は、カルーナ属の主としてコモンヘザー(和名:ギョリュウモドキ)1種のみ。常緑低木。
  • 葉はやや多肉質で三角形、緑・黄色・赤などの変異が大きいです。
  • 総状花序で、花期は6~9月頃で、ヨーロッパの荒れ地は一面ピンク色になります。
  • エリカ属ツツジ科のヒースと混同され厳密には別種だが、一般的にヘザーとヒースは同じものを指すようです。
  • エリカ属のものは1m程の常緑低木だが中には5mを超える大きなものもあります。
  • こちらは枝を大きく伸ばし、葉が輪上に広がります。

 

山中でのヘザーの見分け方

 

  • 日本では栽培・鑑賞用のものしか見かけることはないかもしれません。
  • 酸性土壌・耐寒性があるが高温多湿に弱いです。
  • イギリスやスコットランド等では雑草レベルで野山に分布しています。
  • ヨーロッパの荒れ地に分布し、多肉質の三角形の葉とピンク色の小粒の花が咲きます。
  • 小さな葉と小さなピンク色の花、すっと伸びた枝が特徴です。(コモンヘザー)
  • 変種が多く、大きな花をつけるものなど沢山あります。

 

ヘザーに関する神話

 

エジプトの女神イシスが愛したヘザー。

 

ヘザーに関する魔術的能力

 

  • 守護
  • 幸運
  • 成功
  • 繁栄

 

お守りにして持ち歩くと身を守り、幸運を呼ぶと言われました。

ヘザーをドライにして小さな花をポーチやボトルに入れて持ち歩いたり飾ったりしました。

特に白い花は恋人や新婚夫婦にとって愛の幸運のしるしだと言われます。

 

ヘザーは死者の魂や幽霊を呼び出す「降霊術」に使われました。

そのためサウィン(10月31日)のサバトでも使用されます。

 

ユール(冬至)ではモミを飾りました。それは日の当たらない場所で育ち、厳しい冬でも枯れることのないモミを永遠の命と考えていたからとされています。
根はあの世に届くほど深く、葉は天使の羽毛のような輝きを放ち神聖視されていました。
モミの木は霊力が強く、悪霊などがモミの木の生えてる場所を避けて通るとされることから、魔除けの魔術に用いられました。

 

ヘザーのオガム占いの意味

 

オガムでは【U】「心身・霊・魂の全ての癒し」

 

ヘザーに関するハーブ学的能力

 

古くから幸運のハーブとして言い伝えられているヘザー。

結婚式のブーケやケーキの飾りにも使用されました。

また古い時代に夏至の祭りで飲まれていたエールの製法にはヘザーは欠かせないハーブでした。

 

ヘザーは刈り取ってもすぐに再生することから、回復力と美しさを意味します。

小さいのに丈夫で繁殖力も強いのです。

そして女神の僕である蜜蜂もヘザーの蜜が大好きです。

 

ヘザーはヤドリギの意味も表す側面があります。

それは地球と霊界を結ぶ入り口で、夏至の日の出に太陽の光の柱からなる3本の光線がそれにあたります。

これはケルトの宇宙の3の性質と同じです。

蜜蜂はこの光にそって斜めに進み地球と霊界を行き来することからメッセンジャーと見なされていました。

 

対照表・ヘザー

 

  • ヘザー…ヒース(又はエリカ)。癒し、幸運
  • 属性…水属性
  • 守護惑星…金星
  • 陰陽…陰性
  • オガム…Ur(ウラー)心身・霊・魂の全ての癒し
  • 階層…中界
  • 階級…農民
  • 暦と出生…6月21日・夏至(スターチャイルド社説)

 

※ケルトの木の暦には諸説あります。