閉ざされた扉を開き、鍵を守る
閉ざされた扉を開き、鍵を守る力をもつ「水星5の惑星護符」…。
ここではソロモンの大いなる鍵に記される惑星護符の意味や、やってみた感想などをまとめていきます。
水星5護符の能力・意味
原書では、「水星の霊に命令し、閉ざされた扉を開く助けとなる。どのようなものもこれに抵抗はできない。」とあります。
扉の解釈…行き詰った状況や現状打破のきっかけを与えてくれるものだと言われます。
また、あらゆる鍵(そのものでも比喩的な鍵でも)を紛失から防ぐこともできます。
しかし、「どのようなものもこれに抵抗できない」という箇所には注意。
それだけ強力な護符ということです。
水星5護符を深堀りする
星の中央のヘブライ語は神名AL(エル)、父AB(アブ)、神YHVH(ヤハウェ)。
円周にはヘブライ語で詩篇24篇7節より「門よ、こうべを上げよ。とこしえの戸よ、上がれ。栄光の王が入られる」
詩篇24篇では、このことばが繰り返されるが、その前にこんなことが書かれています。
「地と、それに満ちるもの、世界と、そのなかに住む者とは主のものである。
主はその基を大海のうえにすえ、大川のうえに定められた。
主の山に登るべき者はだれか。その聖所に立つべき者はだれか。
手が清く、心のいさぎよい者、その魂がむなしい事に望みをかけない者、偽って誓わない者こそ、その人である。
このような人は主から祝福をうけ、その救の神から義をうける。」
つまり自然物も人間も、すべて神のものであり、心が綺麗で賢い者(それを悟っている者)が祝福を受けることができるということです。
祝福というのは感謝の祈りのことです。
これが水星5護符に描かれているということは、この護符の「閉ざされた扉を開ける」ためにはそんな心も必要なのではないでしょうか。
水星5護符に記される聖書
水星5護符に似た護符
- 月1護符…可能性の扉を開く。
- 太陽7護符…八方塞がりからの解放。
- 土星7護符…状況を柔軟にし、根底から覆す。
同じ扉という表現を使っている月1護符は「可能性」が欲しい時に。水星5護符はすぐに現状打破したい・自分の鍵を守りたい時に使い分けましょう。
太陽7護符は似ているのですが、もう全然身動きが取れないという場合に使用しましょう。水星はまだ素早く動くことで現状打破できるからです。
土星7護符は危険なので、できれば避けたいところです。
水星5護符をやってみた
水星5護符は、私は未だに使ったことがありません。
上記のようにそんな心がないと扱いきれないだろうし…というのもあるのですが、何かのご加護なのか詰む前に自然に助かるのですよね。
そもそも詰んだとしても「そこからが本番」みたいな感じで燃えるタイプ…
そして逆に詰みたくないからコツコツ頑張るマンだったりもするので…
この護符から遠いところに私はいるみたい。
鍵を守るという意味では、だいじな人やものを保護したり、「信じるもの」や「知識や経験」を守ることには使いたいですね。
現実的に守る方法をやってから(例えば保険商品とか?)魔術でも守れば間違いなしかも。
水星5護符の対照表
- 守護惑星…水星
- 対応金属…水銀
- カラー…オレンジ、紫、マーブル色
- 属性…風(錬金術の場合は火)
- 神…ヘルメス、マーキュリー、トート
関連商品
サイズや使い方などの詳細はこちらのページでご確認ください。