恋人との愛を深め浮気を封じ、年長者の助力を得る力をもつ「金星2の惑星護符」…。
ここではソロモンの大いなる鍵に記される惑星護符の意味や、やってみた感想などをまとめていきます。
金星2護符の能力・意味
原書では、「恩恵と名誉と金星に属するものを得たり、達成する助けとなる」とあります。
金星に属するものと言えば、恋愛全般と、芸術・社交など金星に関することですが、現代の一般的な解釈では「恋人との愛の絆を深め、浮気を封じたり、年長者(パトロン)の助力を得る」とあります。
現代の解釈は後述の雅歌の影響を受けたものだと推測します。
金星2護符を深堀りする
中央は金星の霊の名前。
円周には、雅歌8章「私をあなたの腕に抱き、印のようにしてください。愛は死のように強く、妬みは墓のように残酷だからです。そのきらめきは火のきらめき、最も激しい炎です」とあります。
雅歌は、旧約聖書のひとつで「歌の歌(歌の中の最高の歌)」と称される、ソロモンの知恵が詰まった愛の詩です。
雅歌の中ではある男女の愛が描かれていますが、8章では「愛は炎である」「きちんと使わないと危険な、激しい炎である」と書いてあります。
この雅歌が二人の男女の愛の物語なので、現代の解釈では「恋人との愛を深める」というものになったのでしょう。
金星2護符に記される聖書
金星2護符に似た護符
ありません。
金星2護符をやってみた
恋愛にうとい私は使う場面がなかったのですが、夫婦やカップルの恋愛お悩みを抱えた方々がよくお求めになる護符です。
その愛がまことの愛ならば、こうして魔術を行うことも良いでしょう。
魔術が成功して仲良くなった人からお話も伺っています。
しかし、雅歌にもあるように「妬みは墓のように残酷」です。
もしその愛がひとりよがりで、相手の幸せにもならない我儘であれば。
「愛の炎」をきちんと扱うことができなければ。
これはいけませんね。(雅歌をぜひ読んでほしくなります)
この護符では金星の霊が力を貸してくれますが、金星の本能的な官能(愛)や自然的な感情は、それに溺れれば堕落します。
燃え上がる炎なのですが、自分自身をだめにしないようにコントロールしなければいけないのです。
そんなことが書いてある、ソロモンの知恵はすごいですね。
ともあれ、正常な精神で愛を深めたいと思っている方にとっては扱いやすい護符です。
ぜひ理解を深めて使ってみてくださいね。
金星2護符の対照表
- 守護惑星…金星
- 対応金属…銅
- カラー…緑色
- 属性…水
- 神…ヴィーナス、アフロディーテ
関連商品
サイズや使い方などの詳細はこちらのページでご確認ください。