占いや視覚化、夢見の時に幻視を見せる
占いや視覚化、夢見の時に幻視を見せる力をもつ「木星5の惑星護符」…。
ここではソロモンの大いなる鍵に記される惑星護符の意味や、やってみた感想などをまとめていきます。
木星5護符の能力・意味
原書では、「木星の大きな力によって幻視を見る。これを身に着けたヤコブは、天へ上る梯子を見た。」とあります。
現代の一般的な解釈は、「占いや視覚化、夢見の時に用いる」とされています。
魔女や魔術師、まじない師は、現実世界(物質世界)と霊的世界のふたつの世界を行き来します。
その時にスムーズに行き来し、有益な情報を得るための助けになるでしょう。
またその中でも特に「視覚化」に特化しているようです。
木星5護符を深堀りする
図形は詩の単語を組み替えたアナグラムになっています。
周囲にはヘブライ語でエゼキエル書第1章より「私が捕囚だった時、ケバル川のほとりで天がひらけ、神々しい神の幻影を見た」と書かれています。
エゼキエル書は旧約聖書のひとつで、預言書です。
神の幻影を見て(幻視)、神の言葉を預かった書のはじめの言葉が護符に書かれています。
木星5護符に記される聖書
木星5護符に似た護符
- 月5護符…予知夢や降霊術、ダウジング、チャネリングなど霊的世界へのアクセスの助け
- 木星3護符…占いやオカルトの防御
木星3護符は占いやオカルト儀式の魔法円の防御に。木星5護符はこれに視覚化(イメージの魔術)の場合に用います。
月5護符はインスピレーションを高めるため予知夢や降霊術、パスワーキング、アストラル旅行(体外離脱)の際に有効。
月は直感、木星は神的な大きな力というニュアンスですが、意味的には似ていて明確に線引きできません。
使う際は、どちらが好みかで選んでも良いかもしれません。
木星5護符をやってみた
もともと霊感というか、直感というか、些細な変化に気付きやすいたちでして。
そのためこの護符は使用していません。私にとっては必要性がなかった…
しかしこれから直感を高めたいとか、神託がほしいとか、そういう人にとってはいい護符かもしれません。
しかし神のお告げとは、知性がなければ理解できません。
だいたい偉い人が考えてることって一般ピーポーにはわからないじゃないですか…あれと同じです。
なんのことを言っているのか理解する力や、暗号を解読するかのような推理力も必要になってきます。
目に見えないものは護符の儀式をやるにしても、現実世界での自分の努力と勉強は必須なのです。
これを使う人は、エゼキエル書を読んだ方がいいかもしれません。
主人公の預言者エゼキエルがすごいってことや、どういうふうに幻視を見せられたか、その心得など、参考になるかもしれませんので。
木星5護符の対照表
- 守護惑星…木星
- 対応金属…錫
- カラー…青色
- 属性…風
- 神…ジュピター、ユピテル、ゼウスなど