八咫烏や名物みたらし団子も!
京都 山城国 一宮 賀茂御祖神社(かもみおや・下鴨神社)にご挨拶に詣りました。
賀茂別雷命の母である玉依姫命とその父である賀茂建角身命を祀り八咫烏はその化身という由緒ある古い神社。
特別参拝も叶い本堂の中を見学しました。しめはみたらし団子よね。
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賀茂御祖神社の御祭神
- 賀茂玉依比売命(かもたまよりひめのみこと)…東本殿
- 賀茂建武角身命(かもたけつぬみのみこと)…西本殿
賀茂建武角身命(かもたけつぬみのみこと)は、古代国家創設のため神武天皇が熊野から吉野に入る時に、八咫烏(足が三本のカラス)に化けて導きました。
賀茂玉依比売命(かもたまよりひめのみこと)が鴨川で身を清めていると上流から「天降りし丹塗の矢」が流れてきました。
それを拾って床の間に飾って寝ていたら、神霊の力をうけ御子を授かりました。
すみません、神道ならではの言い回しの部分を誠に勝手ながらわかりやすいように口語訳しています。
賀茂御祖神社の御神徳
- 世界平和
- 五穀豊穣
- 殖産興業
- 身体難病解除
- 方除
- 厄除
- 入学、就職試験の合格
- 交通、旅行、操業の安全
- 縁結び
- 安産
- 育児
賀茂御祖神社の御由緒
紀元前581年頃、神事が行われたという伝承があります。
紀元前90年頃、社の改修が入ったという記録が残っています。
紀元前2年、神宝がたてまつられました。
544年から葵祭が行われました。
源氏物語や枕草子などの文学に登場します。
鎌倉時代~戦国時代は、国家の重要な出来事には祈願が行われました。
賀茂御祖神社の御神紋
- 二葉葵
葵=「あふひ」と読み「あふ」は会う、「ひ」は神霊を表します。
賀茂御祖神社の境内
楼門
まずは本殿に行く途中にある楼門をくぐります。
と思ったら、楼門が閉まっています。何やら神事があったようですので脇から入りました。
神事が終わると通常通り参拝ができました。
本宮
西の本宮と東の本宮(重要文化財)の二つがあります。
左側に青色の狛犬、右側に緑色の獅子がいます。
屋根は檜の皮(檜皮葺)でできています。
特別参拝では拝殿の中へ昇段しまして、本宮に近い所で見学ができます。
また重要文化財である大炊殿(おおいどの)…台所や、御車舎を見学できます。
とても古いものでしたので、写真を撮るのが恐れ多くて心に焼き付けてきました。
糺(ただす)の森
鴨川と高野川の合流地(只洲)で、樹齢600年の巨木が生い茂る太古の原生林の植生を残しています。
国の史跡に指定されています。
他にも神様の前で偽りを糺すという説もあります。
さるや休憩所付近
お茶屋さんや馬車のりばなどがあります。
お茶屋さんでは名物の猿餅が楽しめます。
が、猿餅はおみやげにして(笑)、ソフトクリームとおしるこを!
これが美味しすぎる!つぶあん!これが京都か!つぶあんが染みます。
そして近くには丹山のお酒の販売所が。
純米大吟醸は大好きです。
辛口で美味しいお酒でした。すぐ酔える…!酔えるぞ…!
授与所(売店)
お守りは勿論のこと、二葉葵や八咫烏Tシャツなどの可愛らしいグッズがあります。
アニメ有頂天家族の舞台ということで、こちらのグッズも多数販売していました。
賀茂御祖神社の御朱印
御朱印は墨字の方に目が行きがちですが、朱印が大事です。
こちらは右上から「賀茂」「御祖」「神社」と行書体の印となっております。
逆に「山城国一宮」の方が旧漢字になっていますね。
※この写真は実際に蜜猫が本神社までご挨拶に行って戴いたという証という意味で掲載しております。この記事は実体験を元に書いております。
賀茂御祖神社の場所
賀茂御祖神社の駐車場・参拝法
駐車場は神社に併設されている場所があります。大通りの方から入っていきます。
有料。私の時は普通車800円くらいでした。
鳥居はくぐりません。
ただ木が生えているので少し狭いです。
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神社付近の情報
糺の森のみたらし池から湧き出る泡を模したのがみたらし団子の始まりだそうで…
神社大通りの向かいにある「賀茂みたらし茶屋」がオーラ的に気になって気になって仕方ない!
そこでみたらし団子とわらび餅をゲットしに向かいました!
わらび餅、ラスト1ゲットでした。
午後1時頃だったので完売は早めかと思います。食べたい人はお早めに。
また持ち帰りは店内飲食の列に並ばなくてもすぐに買うことができます。
買ってから知ったのですが、ここみたらし団子発祥だそうで…
また美味しいものセンサー(霊)を使ってしまった…