大空がひらけた解放感ある神社
大阪 和泉国 一宮 大鳥大社にご挨拶に詣りました。
大鳥と書きますが鳳という文字や絵が描かれています。
日本武尊の神様もいらっしゃいます。とても清々しい神社です。
鳳がかっこよくて御守りも買っちゃいました!
index
大鳥大社の御祭神
- 日本武命(やまとたけるのみこと)
- 大鳥連祖神(おおとりむらじのみおやのかみ)
大鳥大社の御神徳
- 文武
- 開運
- 商売繁盛
- 厄除け
大鳥大社の御由緒
その昔、日本武命は、ヤマト王権に対抗する九州を平定し、出雲の国も平定しまし、さらに東へ行けばこれを平定しました。
しかし帰途の伊吹山にて、神の祟りに遭い病にかかりました。
そのまま帰ろうとしましたが、途中の伊勢にて死んでしまいました。
みんなが嘆き悲しんでいると、日本武命の魂が白鳥になって飛び立ちました。
その白鳥が、大鳥大社に降り立ったのが起源で今から約1900年前の話です。(勝手に現代口語訳しました)
その降り立った場所は神域とされ千種森(ちぐさのもり)と呼ばれています。
ここは一夜にして樹木が生い茂ったそうです。
ただ、これは神話に基づいた後付けの解釈だとする研究者もいるようです。
実際、明治時代には政府令で大鳥連祖神に祭神を変更したそうですしね。
大鳥連祖神は、大鳥氏がもともとの神様(大鳥氏の先祖と言われている)をお祀りしたものです。
こちらの方が歴史が古いということなのでしょうか?今でも歴史の研究がなされているみたい。
「新撰姓氏録」によると、大鳥連は天児屋命(あめのことやねのみこと)を祖先とすると伝えられています。
なんだか頭ごちゃごちゃするのですが、大鳥美波比神社(おおとりみはひじんじゃ)に祖神が祀られているようです。(後述)
大鳥大社の御神紋
- 八尋白鳥
降り立った白鳥の姿の象徴です。
大鳥大社の境内
本殿と拝殿
長い参道を進み、左手側に手水舎と拝殿があります。
本殿は大鳥造で構造は出雲の大社造に酷似しています。
私は大鳥神社は不思議な感覚がします。
空がひらけているのに自然の中にいる感覚がするのです。
例えば鬱蒼とした木々に囲まれた拝殿も好きなのですが、ここはそうではなく、むしろ大空の方が割合が多いのに、自然を感じるのです。
そして何より静かなのです。
そう、強いて言うなら街の雑踏から切り離されているような境内です。
参道も長いですし、ごちゃごちゃと看板や、末社がない。
シンプルに鳳を感じられるのです。
そんな大鳥大社の神様にご挨拶。「○○から来た○○です」と自己紹介しました。
この日は暑く、日差しも強かったのですが、心地よい風が吹きました。
あ、歓迎されているな~と感じました。
※例によって拝殿は神の御前であるため写真撮影は遠慮しています。ご了承ください。
日本武命と御神馬
参道には日本武命と御神馬の像があります。
御神馬の方、ゴールド色に輝いているのは鳳の御神紋。
この御神紋、お守りにも描かれているのでカッコよくて買ってしまう!
大鳥美波比神社(おおとりみはひじんじゃ)
参道から左手側に本殿があるのですが、そのまま真っすぐ行くと大鳥美波比神社があります。
天照大神と菅原道真公を祀る摂社なのですが、前述した氏神様である大鳥連祖神(オオトリノムラジオヤガミ)の神社でもあります。
「主神の外七柱を合祀する」とも書かれていますし、稲荷さんの旗もあるしで、まとめてお祀りしているようですね。
実は不思議な話ですが、私こちら側が本殿ではないかと一瞬思ったのです。
何を感じてそう思ったのか説明できないのですが…何となくエネルギーを感じたのかもしれません。
あと長い参道を歩いて来て、素直に正面に来るこちらの社に呼ばれている感覚があったのかも。
(…そもそも参道の突き当りに本殿がないという造りは珍しいですよね。
鹿島神宮などのように何か意味があるのかもしれません。)
ご挨拶は本殿から先にしましたが、皆さんもぜひどちらもお詣りしてくださいね。
※神の御前であるため写真撮影は遠慮しています。ご了承ください。
大鳥大社の御朱印
御朱印、墨字で書かれたところに目が行きがちですが、朱印の部分がだいじです。
大きい方は「大鳥大社」となっていますね。その上は「大鳥」「一宮」でしょうか。鳥の象形文字にも見えるのですが。
八尋白鳥の御神紋がゴールドでかっこいいですね。
※この写真は実際に蜜猫が本神社までご挨拶に行って戴いたという証という意味で掲載しております。この記事は実体験を元に書いております。
大鳥大社の場所
大鳥大社の駐車場・参拝法
駐車場は神社に併設されている場所があります。
無料ですが鳥居はくぐってしまいます。
近くにパーキングがあり、私の場合はそこに停めました。
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