不思議いっぱい出雲大社
古事記・日本書紀の聖地、出雲大社へご挨拶に詣りました。
出雲国の一宮で、縁結びの神様である大国主神がお祀りされています。
その他にも様々な神様がいらっしゃいますし、不思議な伝承も多く残っています。
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出雲大社の御祭神
- 大国主神(おおくにぬしのかみ)
大国主神は、日本の国造りをした縁結びの神様です。
出雲大社の御神徳
- 縁結び
神無月には各地の神様が出雲大社に集うことから、縁結びの神と言われています。
出雲大社の御神紋
- 二重亀甲に剣花角
…亀甲が二重になっているのが特徴ですね!
出雲大社の境内
令和元年、八月。
山形からはるばる島根まで。ずっと行きたかった出雲大社への参拝が叶いました。
ちょうど盆休みだったので観光客もいっぱい!
大鳥居の方ではなく、海沿いの方から向かったので空いてはいるものの、駐車場付近は渋滞していました。
それでもなんとか駐車できまして、いざ参拝!
参道
出雲大社の参道は大鳥居から一直線で、とても長い…!
しかも大きな松がずらっと植えられていて、迫力があります。
私たちは駐車場に車を停めてから参道に入ったのですぐ境内に着きましたが、これ、参道歩くだけでも結構時間かかりそう(そこがいい)!
地面は玉砂利です。2列に松が植えられているので、3列は歩けますが、中央を歩いている人は少ないですね。
神様の通り道だからというのもありますが、そもそも広いので脇道で十分だったり。
手水舎
銅の鳥居の手前に手水舎があります。青竹でできています。
八足門の手前にももうひとつ手水舎があります。こちらも竹ですが、屋根がついててかっこいい雰囲気。
拝殿
こちらが出雲大社の拝殿です。
大社作りでできた建築様式が迫力があってカッコイイ!
さらに注連縄の向きが従来の神社と逆で、向かって左側(西側・稲の根の方)が上座となっています。
これは大国主神が西側を向いて鎮座していることと関係しているのでしょうか。
神様がいらっしゃる時は、西側(海側)からいらっしゃるそうで、海の鳥居の方がその入り口なのだそう。
とにかくまずは参拝ですね。
出雲大社では「二拝四拍一拝」となっています。このやり方も、新潟県の彌彦神社、大分県の宇佐神宮に見られます。
「遠くから来たことで感激もひとしおです」という挨拶をしまして、奥の方へと進んでいきます。
八足門
拝殿からぐるっと回って奥に進むと、八足門があります。
こちらでも同じように参拝をしたら右方向へ塀沿いに進んでいきます。
門(塀)の中には神様がいらっしゃいます。
途中には様々な神様がいらっしゃった時のホテル(社)があるんだとか。
また左側は西側ですが、通り沿いに大国主神の御鎮座の正面があります。
右側からぐるっと回りこんで、こちらも参拝しました。
ところで床のピンク色の円3個。
ここはもともとは柱があったそうですよ。
日本神話の中で、大国主神が天津神から葦原中津国を譲り受ける際、条件として「自分の住まいには太い柱を立てて、千木が空高くまで届く立派な宮を造る」ことを約束させたのだとか。
なので現在の位置にある大社よりももっと高い山の上にあったのではないか説もあります。
素鵞社
こちらは素鵞社です。
大国主神の祖先であり、妻のスセリヒメの父である素戔嗚尊(すさのおのみこと)をお祀りしています。
ちょうど八足門からぐるっと裏側にまわったあたりにあります。
後ろの方から出雲大社を眺めている父神様、凛々しい社。
こちらもしっかりご挨拶しました。
いなばの白兎
境内にはこのような兎の像がいくつもあります。
大国主神の方を向いて手を合わせてるんですよ…なんという癒しなのか!
出雲大社の御朱印
御朱印、墨字で書かれたところに目が行きがちですが、朱印の部分もだいじです。
「出雲大社」という朱印になっています。シンプルで好きー!
※この写真は実際に蜜猫が本神社までご挨拶に行って戴いたという証という意味で掲載しております。この記事は実体験を元に書いております。
出雲阿国の墓
阿国は、出雲大社の巫女であり、歌舞伎の創始者です。
男装して茶屋遊びをする「伊達男」を演じたことでも知られますが、江戸幕府から禁止されて以降、歌舞伎は「野郎歌舞伎」となり男性が演じるようになりました。
こちらは出雲大社の近くにあるので、ぜひ立ち寄ってみては。
出雲大社の場所
出雲大社の駐車場・参拝法
出雲大社の無料駐車場があります。
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