ムーンストーンの鉱物学
鉱物学
ケイ酸塩鉱物。 長石グループの鉱物で、高温で形成された単斜晶系のアルカリ長石。
単斜晶系のサニディン(玻璃長石)または三斜晶系のアノーソクレース(曹微斜長石)である。
正長石(オーソクレース)と曹長石(アルバイト)の薄層の交互の層状組織によって美しい青色のシーラーが見られる。
その層状組織の違いによって石の成分と呼び名が変化する。
近年ではペリステライト(曹長石の変種)やラブラドライトなどと混同されている。
- 化学組成 (K,Na)AlSi3O8
アノーソクレースの方がNaをより多く含むが、見た目には区別がつかない。 - へき開は一方向に完全、一方向に明瞭。
- モース硬度6
- 色は白。主な産地はインド、スリランカ、ミャンマー。
歴史
月の女神セレニティがムーンストーンの由来。
ヨーロッパでは月の力を手に入れるため魔術に仕様された。
インドでは「聖なる石」とされ、聖職者が必ず持っていた。
魔術的能力
お返しの石。
あなたが愛してくれるから私も愛します。
あなたが支えてくれるから私も支えます。
頂いたものは必ず返すこの石ですが、相手から上手に貰えるようにサポートもしてくれます。
蟹座の星座石であり、月の守護石。