未来を想像し道標となる鉱物、菫青石(アイオライト)…。
ここでは魔術的な鉱物のパワーを取り入れた魔術儀式を行ったり、ワンドやモジョバッグなどウィッチクラフトをする人のための「アイオライト」の意味をまとめていきます。
※パワーストーンの意味とは違いあくまでも「魔術的能力」を特記します。
アイオライトの鉱物学
ケイ酸塩鉱物の中の、サイクロケイ酸塩鉱物の一種。多色性が強い鉱物。
菫色・藍色だが、角度を変えると青色、枯草色、白などに見え方が変わります。
サファイヤに似ていることから「ウォータサファイア」とも呼ばれます。
鉱物学では、コーディエライトと呼ばれます。
モース硬度7~7,5
組成式はMg2Al3(AlSi5O18)
結晶系は斜方晶系
変成岩や泥岩のホルンフェルス、花崗岩や安山岩中に含まれます。
スリランカ、ミャンマー、インド、マダガスカルなどで採掘されます。
アイオライトの歴史
光の入射角によって色の見え方が変わることから、ヴァイキングが羅針盤にしていたらしい。
しかしこれは現実的ではなく、実際にやってみると細かく方角を知ることはできないと思われます。
航海の際に使った鉱物と言えば、アクアマリンなども有名です。
アイオライトも美しい海の色をしていますし、お守りや魔法、おまじないとして持ち歩いたのかもしれません。
アイオライトの魔術的能力
アイオライトを光にかざすと、石の濃淡色の違いを見ることができます。
この光を見ているとアイオライトの中に、新しい景色やアイディア、イマジネーションが生まれてきます。
(これは視覚的に見るという意味ではなく、イマジネーションするという意味です)
アイオライトは、未来において私たちが迷った時に道標となります。
またイマジネーションをビジュアライズするために、スクライイングとして使う人もいます。
別の使い方では、ペンデュラムなどの占いの際で未来を知りたい時に使われます。
もちろん、いずれも願掛けの儀式を行ってから使用します。
アイオライトを使った商品
西洋占星術の結果によっては、アイオライトが含まれない場合もございます。