笑いを招き、喜びや感謝を気付かせ、霊的なサポートを得る乙女座の守護石、翡翠輝石(ジェイダイト)…。
ここでは魔術的な鉱物のパワーを取り入れた魔術儀式を行ったり、ワンドやモジョバッグなどウィッチクラフトをする人のための「ジェイダイト」の意味をまとめていきます。
※パワーストーンの意味とは違いあくまでも「魔術的能力」を特記します。

ジェダイトの鉱物学
ケイ酸塩鉱物のイノケイ酸塩鉱物(単鎖状)で、輝石グループの一種。
色は白~黄緑色で、翡翠と呼ばれ、そのうちの「硬玉」。これを本翡翠と言います。
単斜貴石で、ナトリウムとアルミニウムを含みます。
モース硬度7
組成式はNaAlSi2O6
結晶系は単斜晶系
へき開は二方向に完全(90度)
ミャンマー、ロシア、メキシコ等で産出します。
特にミャンマーのビルマ産のものを「ビルマ翡翠」といい、美しく、高値で取引されます。
翡翠と称されるものには、ジェダイト(硬玉)の他にもネフライト(軟玉)があります。
ネフライトは角閃石グループ(このグループの石は種類が沢山あるので解説は省略)の中の透閃~緑閃石の分類で、化学式は Ca2(Mg,Fe)5Si8O22(OH)2 (Mg/(Mg+Fe)=0.5-0.9)(緑閃石)。
濃い緑色をしていますが、鉄を含まなければ透明になります。
結晶は輝石に似るのですが、ネフライトの方が硬度6と若干柔らかく、へき開も120度です。
中国では昔はネフライトの方を翡翠と呼んでいましたが、まったく別のものですのでご注意ください。
見た目では、色の違いと価格の違いでしょうか。ジェダイトは高価で、ネフライトは安価です。
ちなみに英語のジェード(Jade)は、ジェダイトとネフライトの総称なのでご注意ください。
ジェイダイトの歴史
日本・中国・マヤ・アステカでは古くから産出され、装飾品などに加工されました。
日本では、石器時代から石斧として使用されました。
縄文時代中期にはペンダント、弥生時代には勾玉などが作られ、ジェダイトは権力や呪力の象徴とされました。(権力を持つ者は同時に霊的な力があるという概念だった。その逆も然り)
新潟県糸魚川付近に鉱床がありますが、今では天然記念物となっているので採掘は禁止されています。
ジェイダイトの魔術的能力
ジェダイトは笑いを招きます。
日常の中の小さな喜びを見つけたり、感謝することを教えてくれます。
それによって、目に見えない霊的なものからのサポートが得られます。
乙女座の守護石になっているのは、冷静な効率厨(誉め言葉)に笑いと、目に見えないサポートを得るようにとのことではないでしょうか。⇒詳しくはこちら
ただし直接的に霊的なサイキック能力UPということではありません。それらの石のサポートとして組み込むことが多いです。
ジェダイト自体はあくまでも、笑って過ごし喜びや感謝の気付きを与えてくれるのです(しかしそれは一番だいじなこと!)。
ジェイダイトを使った商品
西洋占星術の結果によっては、ジェダイトが含まれない場合もございます。