ハーブ魔術は歴史古い、ハーブ魔女の由縁
今宵は、ハーブを使った魔術の話。
黒猫魔術店で調合したハーブ香ですが、ハーブ魔術って、皆さん聞いたことないですよね?
しかし実は身近に溢れていて、よく知っている ハーブティーとか、薬膳とか、アロマテラピーとか
大きくくくればハーブ魔術になります。
ハーブは昔の薬のようなもの
医療の発達していなかった大昔の人は、 「なんかあったらとりあえずハーブ使おう」だったのです。
教会に沢山の種類のハーブを植えて、病気の人、戦争で傷ついた人の療養所にしたのが始まり。
病院の発端は教会だったのですね!
今では病院に行ってお薬飲めばいいですが ハーブティーや薬膳、アロマも私から言わせれば医療にあたると思います。
今ではこう呼ばれています、「ホリスティック」。
イギリスでは研究が進み論文も出て、医者と同等の資格でハーバリストがいるというのに。
しかしながら日本では薬事法があるために効果は認められていないというのが実状です。
日本では認知されないものの、こうして医療用にも使われるハーブですが そもそももっと大昔は、庭に生えてる雑草や花や木等の自然のものに魔力が宿るといわれていました。
日本でいうところの、八百万の神ですね。
魔術的なハーブの謂れと歴史
窓辺にバジルを置くと恋人が現れるとか、 セージのあるうちは長寿だとか。
え~そんなばかな!!
って思いますよね。
実際、多くのアロマリストやホリスティック研究者はこんな迷信って言います。
ところがちゃんとハーブやアロマを勉強すれば裏付けが出来ます。
バジルの成分の中にはイソフラボンがあります。
イソフラボンはエストロゲンによく似ているため、 においを嗅ぐと頭がエストロゲンだと勘違いします。
エストロゲンは女性ホルモン分泌によく使われるのでつまり…魅力がアップするって事ですよ。
一見、迷信っぽいものでも「何故?」と突き詰めると実はちゃんと効果のあるものだったりします。
また、人間の脳味噌はお馬鹿さんなのです。
風邪をひいた時、風邪薬だって言って渡された薬を飲んで安心して、実は胃薬だったとか。
人間の頭はよく勘違いをするので、信じれば叶うんです。
逆に想像すらしない事はやろうと思わないのです。
ハーブを焚くやり方も古くからある
魔術的にハーブを使用されていた歴史が深いものだから、それを一つ一つやってみたわけです。
特にドライハーブを調合して粉末にして焚くとどうなるかという実験をしています。
お葬儀の時にお焼香する、あのやり方です。
煙はもくもくでるわ、ペッパー系は目に痛いわで大変ですが即効性があるように感じます。
そういえば、私が山伏修行の時に 南蛮燻しという修行をやったのですが、 狭い部屋で唐辛子の粉を焚いてもくもくさせて (もうこの時点で息を吸うと器官が辛みでやられるんですが) 般若心経を読むのをやりました。穢れを落として身を清める、魔除けですよね。
その辛みで人間までノックアウトですし。
種類によって扱う術が違う
このように、例えば魔除け効果のあるハーブひとつとっても様々あります。
セージ、タイム、ローズマリー、マジョラムなど。
これらの分量を整えて空間や体への影響、その後の効果等を実験で試しておりました。
他にも、 恋愛にはローズ、ゼラニウム、ラベンダー等の魅力アップ系を、 金運にはハニーサックル、ベルガモット等の金運アップ系を… といった具合に調合していくわけです。
アロマと、ハーブ魔術とどっちの方が効果あるの? というのも並行して研究中。
マジカルオイルにもブレンドされていないシングルハーブの精油があります。
これを混ぜ合わせてスプレーを作り空間浄化するのと、お香の煙で空間浄化するのと、 果たしてどちらがいいのか!
これはもう少し時間がかかりそうですが、ぜひ皆様もご協力お願い致します!
実験に協力してくださる心優しい方お待ちしております!
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