どれかだけじゃダメなんです!
今宵は、エスバット(願掛けの儀式)の願いを叶える魔術を行うための基本の話。
とにかく魔術施行するにあたって、大事なのが感情。
特に「楽しい」と「怒り」の感情が大事なので、うまくコントロールできるようになりましょう!
感情「楽」
まずは楽しい感情から。
私は普段からストレスレスの生活を送っていますが、それは自分が楽しいと思えるか思えないか、で行動基準を決めているからです。
楽しいことしかやってません。
仕事の内容も、遊び相手も、自分が選択できるすべての事は楽しい方を選んで行動しています。
仕事以外のプライベートだったら、私は自分の時間を邪魔されるのが嫌だからほとんど一人でいる(寝る)事が多いけど、たまに誰かと遊ぶとすれば私が楽しいと思うから遊んでるわけですね。
好きな音楽、映画、服、ゲームも流行に流されずに好きなものだけ選択しています。
一見我儘、どこからどう見ても我儘なんですが、魔術は得てしてその我儘を叶えるものですからね。
我儘…というか欲望がね、ないと。
誰でも長所と短所があるように、人それぞれ「楽しい」と感じる処も違うわけですよね。
きっと心に素直になれば、「楽しい」と感じる処の延長線上に貴女の欲望が隠されてるわけですよ。
日本はやれ協調性やら普通である事を主張したがるお国柄、故に個人の主体性や欲望、願いなぞは二の次で抑圧されがちですからね。
読んでくださってる方の中には、「蜜猫だからできるんだろ、あたしゃ出来ない」っておっしゃる人も居られるかと。
望まなければ手に入らない
しかし、だ。
望んで何が悪い。
一応、はっきりと申し上げておきます。魔女ですから。
「この世に願って叶わない願いはありません。」
この世界は、願えば叶うように出来ているのです。
私は願ったこと全て叶えてきたと自負しています。
それは私の強運も去ることながら、それだけではないと思っています。
願えば、その先で必ず貰えるの。
何らかの形で、必ず、ね。
信じるとか信じないとかそういう次元の、ましてハッタリでも何でもなくて、そういう仕組みでこの世界が出来ている。だからどーせなら願えば?って言ってるだけです。
しかしそれに必要なのは、楽しいという感情。
ネガティブな思考で居れば、ラッキーなんて訪れませんよ。
そういう仕組みで世界ができていますから。
だから、自分の周りを楽しいで埋めてしまえばいいじゃないってことです。
人は誰でも死ぬ。死ぬときは一人きりですよ。
周りの目や評価を気にしても、どーせ死ぬんですよ。
生きてる時に楽しいこと沢山しとかないと、死んでから思念が残ってしまいますよ。
(そういう霊を沢山見ていますわよ)
なんでも楽しいかもしれない、と思ったことを片っ端からやってって本当に楽しい物だけ積み木のように構築していって、ついに極みの段になったらバベルの塔でもつくりゃいいのですよ。
私なんか片っ端から手つけすぎのレッテルを貼られてますがこりゃ勲章でしょう。
感情「怒り」
さて、そして怒りの感情なのですが。
あれだけ散々楽しいは正義!と言っていて何故ネガティブぽい怒りが出てくるのかというと、楽しいだけじゃだめなのよ。結論的にはね。
なにくそって思える「悔しい感情」によって自分の闘争心を煽る必要があるんだな。
特に魔術儀式の際には。
例えば貧乏な人が貧乏なのは、貧乏に慣れてしまっていてお金をもっと稼ごうとか、死ぬ気でバイト詰め込んだる!みたいなやる気に欠けるのですね。
それで幸せなら貧乏でもいいのですよ。
もっと稼いでラクをしたいという欲望であれば、怒りを露わにして魔術を行うべきです。
そして一部例外もありますが、大概の場合は自分に対する怒りの感情がいいかと思います。
「もっと自分はこうしたいのに、今の自分はなんなの!ちゃんとしなくちゃ!」みたいな。
上記の場合だと、例えば、「醜いのは太ってるせいだわ!痩せなきゃ!痩せてやる!」とか。
「かっこよくなってやる!散財して服買ってやる!」とか。
どんな場合でも、この怒りというのは自分をステップアップさせるにあたってとても大事。
生温い鍋の中の蛙は所詮、井の中の蛙。
何も変化がなきゃ、何も知れないし、向上もないってことです。
かと言って、悪意ある怒りはネガティブになってしまうのですぐに自分の為に軌道修正してね。
ねちっこく怒ってるとそれは恨みや妬みですからね。
※こちらの他にも用途別に取り揃えております。