魔女のハーブ学から学ぶコツ!
今宵はアブサンの検証結果について記しております。
ハーブ学を専攻しておりますので様々なハーブの効能を人体実験(自分で)しています。
今回着目したのは、ワームウッド(ニガヨモギ)の水毒排出についてです。
黒胆汁質に気を付けよう
専門的な事を書けば、黒胆汁という体液が処理できないと未熟な体液となり体に溜まりひどい毒素がでる。
これをうまく消化できず尿や汗などで排出できない状態を水毒が溜まった状態といえます。
そもそも黒胆汁のこの状態は病気です。
胃に食べ物が入る時点でうまく消化できず毒になるのです。
どうしてそうなった!って話ですが、長年の偏った食生活や量であっさりこうなります。
例えば、太っててもなかなか痩せない人、油っぽい肌でなんか悪臭の人は要注意です。
わかりやすく言えばセルライトや便秘に繋がることでしょう。
体を温めるには塩分が良い
冬季は寒く水分も乾燥するのに水分摂取を怠るために、体が冷えて冷え性…つまり水毒がたまりやすい状態になります。
ただの冷え性なら塩食べれば解決するんですが(高血圧の人に言ったらハァ?と言われそうですがハーブ学では塩はよく使うし、高血圧では薬は飲みません)。
私もしょっぱいものは苦手ですが、わざわざ減塩する必要はないと思ってます。
ハーブ学では体内の体液を調整すると健康だと定義しているので、塩は水分量調節にいいんです。
ただの冷え性の人は、お酢漬けよりも塩漬けを。
甘い物よりも塩せんべいを。
冷たいものよりも温かいものを摂取しましょう。
水毒にならなければ良い
黒胆汁の話に戻ると、これはただの冷え性ではなく、消化からおかしいことになってます。 こんな場合はどうしたらいいのか?と考えましてね。
そこで水毒を出してくれるハーブを考察したらジュニパーベリーとワームウッドが宜しいかなと。
ジュニパーベリーはジンの香り付けに使われているハーブです。
ワームウッドはお馴染みのヨモギですが、ヨモギといえば昔飲んだアブサン(酒)に含まれていることを思い出しました。
その翌日、おなかの中身をすっきり排出したのを覚えてます。
アブサンとヨモギ
ここでアブサンについて調べるとこんな感じ。
ヨーロッパ各国で作られている薬草系リキュールの一つ。
ニガヨモギ、アニス、ウイキョウなどを中心に複数のハーブ、スパイスが主成分。
アルコール度数70%前後。
水を加えると非水溶成分(ヨモギ等の精油成分)が析出して白濁する。
元々はスイスのヴェルト・トラ・ヴェルで作られていたニガヨモギを原料とした薬を医師ピエール・オーディナーレが蒸留を応用し独自の処方を発案。
ニガヨモギの香味成分であるツジョンにより幻覚などの向精神作用が引き起こされるとされ禁止されたが、現在はツジョンが原因によるアブサン中毒は疑問視されている。
その後、1981年に世界保健機関 (WHO) が、ツジョン残存許容量が10ppm以下(ビター系リキュールは35ppm以下)なら承認するとした。(Wikipediaより引用)
ペルノアブサン実験とレシピ
そしてここからは、実際にペルノアブサンを入手し、早速実験です!
まず原液ストレートロックで。濃いよ。さすが68度ですね。
逆に味が分かりません(笑)
そこでソーダとレモンとシロップで割って飲みました。これが美味しい薬草の味!
しかしやはりヨモギの味というよりは、スターアニスとクローブの味が際立っていて、ヨモギどこやねん状態…
これで水毒を排出できるのか不安です。
2杯目は上記にラムを加えました。これもまた美味!
薬草の香りが嫌な人はいいかもしれません、サトウキビ臭くなりますが!
- ペルノアブサン…小さじ2
- ポッカレモン…小さじ2
- ラム酒…小さじ1
- シロップ…小さじ1
- ソーダ…↑全体量の倍量
通称ビーストやらヘルシングやらと目された通り2杯でもう頭痛いです。
安眠効果は非常に高いです。(それはアルコールのせい)
実験結果まとめと考察
さて翌日、排泄量はいつもより増加しました。
しかしその日だけの変化だったのでやはりハーブ療法は続けなければ意味ありませんね。
ひとつ実験はクリアかな。
ところでイギリス人の先生曰く、ペルノアブサンはスタンダードタイプというものらしく、アブサンというからには「グリーンフェアリー」を飲まなきゃだめだよ!と。
アブサンにも国によって様々な違いがあるのですね。ぜひ次回はグリーンフェアリーを飲んでみますね。
今回はヨモギの実験だったはずなのに、ペルノアブサンはスターアニスが濃かったのでデータ薄いですもんね。
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