無意識からの気づきを与える!
今宵はタロットのアクティブイマジネーション法についてのご紹介です。
タロットの意味を知らない人でもできるイメージの瞑想法で、悩みや問題解決のためによく用いられます。
タロットカードの中に入っていって、メッセージやギフトを持ち帰るというものです。
タロットは深層心理を表しているので、それはつまり自分の深層心理の世界へと入りヒントを持ち帰ると言うことですね!
タロット・アクティブイマジネーション?
基本的にはタロットカードは78枚及び正位置・逆位置の意味を暗記する事が占い師に強いられているんだ!
しかしタロット占いの読み解き方にはもう一つの方法があるのです。
アクティブイマジネーションとは、皆大好き妄想と想像力を使って カードからあれやこれやと気づきを得るイメージの瞑想法です。
占い師を介さずに、直接自分の心が受け取るがままメッセージを与えてくれる瞑想法です。
大事な気づきのプロセス
実はこの「気づき」のプロセスは、何よりも大事なのです。
むしろ、占いとは気づきを得る為に行うべきものなのです。
人間誰でも、思考し行動しますが日々の反省がなければ向上していけません。
向上に向かわないと、魂は徳を積むことができず、ずっと輪廻の間を彷徨い続けるか、
又は現世に恨みを持って死ねばそこに留まる思念となり霊になってしまいます。
宇宙の法則としてそれがあるべき姿です。
例えば誰かを貶めたり、騙したりすれば魂は徳を積むどころか穢れていきます。
宇宙の流れにすら逆らう事になるので「苦」の方が大きくなります。
下りのエスカレーターを上るようなもんです。
天罰が下る、とか、バチがあたる、などの因果に触れるものです。
では徳を積むには…自分で反省する=気づく事が大事なんですよね。
一番よくやるケルティッククロススプレッド(ケルト十字配置)は、 現状6枚、対策4枚で示されます。
現状や対策を出すのは、その内容で改める所は改め、 軌道修正が必要な箇所に手を入れていかねばなりません。
現状が良いカードばかり、というのは未だかつて見たことありません。
何かしらの反省点と気づきによって未来が構築されていくのです。
腑に落ちない時はアクティブイマジネーション!
たまにカードの通訳する占い師の言葉が腑に落ちないとか気に入らない時ってありますよね。
(そんな時、私も何枚も追加でカードを引いたりするのですが)
それは「自分がその事を認めたくない」って場合や 「弱点をつかれて否定する」場合が多かったりします。
本人でも気づいてない、無意識の領界のことかもしれません。
そんな時にタロット・アクティブイマジネーションの方がいいのです。
だって、占い師が占う訳じゃないから、後は自分が受け入れるだけなんですから。
アクティブイマジネーションのやり方
タロットカードの意味を知らなくてもいいんです。
一枚気になるカードを選んで、そのカードの絵柄を見て、 インスピレーションを働かせ、頭に浮かんできた言葉やイメージをそのまま受け入れる、だけ。
例えば、このカードの人はとても喜ばしい顔をしている。
ああ、そうか、私は今日沢山の人からギフトを貰ったから喜んでいるんだ。 感謝を伝えなくちゃ… という具合にイメージしていきます。
こちら側もサポートします。
何が見えますか? 何色ですか?
匂いはありますか? 何か聞こえますか?
といったような五感に働きかけるような質問をしていって、 クライアントはどんどん妄想&想像していく中で、気づきを得るのです。
これこそが、究極の浄化ですよ。
因みにアクティブイマジネーションは、ゲシュタルト療法やサイコシンセンスといった精神分析のプロセス、 夢判断等でも積極的に利用されています。
別名、イメージ療法とか、自己催眠なんても言われますね。
スポーツ選手のイメージトレーニングに似ています。
それ程、イメージは大事だってことだね。