パピュスタロット占いって何?過去・現在・未来カード

一番シンプル!わかりやすい!

今宵はタロット占いのパピュススプレッドの話。

過去・現在・未来とキーワードを4枚のタロットカードに反映するスプレッドです。

これが一番シンプルでわかりやすい!素晴らしい形と言われています。

 

パピュスタロット占いって何?過去・現在・未来カード|黒猫魔術店

 

そもそもタロットとは?

 

黒猫魔術店では、タロット占いのセッションや、タロット占いができるように指導する魔術セミナーを行っています。

そこで何度も何度も繰り返しお伝えしているのですが、タロット占いは「未来を決定するものではありません」。

今現在のテーマに関わる人物の深層心理を盤面に反映する道具でしかありません。

ふつう生活する上で私たちは意識・頭で考えることを駆使していますが、本来無意識下ではやりたい・好き嫌いなど全て解っていると言われるからです。

 

つまりお客様から恋愛を占いたいと言われてカードを展開すれば、その人が無意識下で思っていることが反映されます。

それは決して良い・悪いといった解釈ではありません。

だって実際に深層心理でそう考えているわけですし、そうだとするならば、深層心理で考えた通りに事象は動きます。

これは重力や星の動きのように世界の仕組みなので変えることはできない法則です。

 

パピュスタロット占いって何?過去・現在・未来カード|黒猫魔術店

 

でもタロットで無意識下の部分を知ることができれば良いと思いませんか?

頭の中が整理できるし、自分の意識・考えと擦り合わせることができるので真逆の方向に行くようなことは避けられます。

未来のポジションにどんなに酷だと思えるカードがでてきたとしても、現状打破・思考整理できるヒントがその盤面に必ずあります。

 

つまりタロット占いは良し悪しではなく、思考整理や努力の方向性を定めるために、具体的な解決策を提示する優れたツールなのです。

 

パピュスとは?

 

パピュス(本名:ジェラール・アンコース)はフランスの医師でありオカルティスト。

特にタロットやカバラについて研究をし、その考え方を「パピュスのトライアングル」等と呼称され、ヘルメスの思想が組み込まれています。

この三角形はカバラの三角形を象徴しながら重なり合っています。

 

カバラの生命の樹、セフィロトは魔術の基礎

 

…すごく難しいので砕いて話しますね。

 

  • ひとつのテーマ(これは占う前に決めるテーマ)
  • 解決策
  • 反対策
  • 新たな問題(テーマ)

 

の4枚で提示されます。

そして新たなテーマが新たな始まりを予感させます。

終わりは始まりと言いますが、この世界の仕組みではずっと成長と向上を繰り返していく、つまり常に変化し不変のものはないのです。

ですからこの4枚は今まさに直面している問題(テーマ)から次のテーマへと成長する過程を示しているのです。

 

パピュスの凄いところ

 

魔術を勉強しているとこの歯車を回すような成長過程は、最小公約数4であることがわかります。

例えば四大属性(火・水・風・土)をバランスよく均衡させることは魔術の初期に習うことです。

またこの四大属性は神名「YHVH(ヨッド・ヘー・ヴァヴ・ヘー)」に置き換えられますが、カバラの世界構成も同じく四大属性と神名にも置き換えます。

…あまり難しいとわかりにくいですよね、、

 

つまり私たちが生きている上で成長し繰り返す過程、または魂レベルで言えば輪廻転生でも良いでしょう、

これらは4つの段階(または成長世界)を経て繰り返されるのですが、決して4番目の世界で終了ということではなく、次の1番目の世界へ繋がっていると言われています。

そして4と1は並行世界のように重なり合っています。

 

このパピュスの理論を用いたスプレッドは成長過程において1枚ずつタロットが提示されるので明確です。

どこの流れに滞りがでているのかがシンプルに解りやすいのです。

 

ケルティッククロススプレッドとの違い

 

魔女のタロット占い|黒猫魔術店

 

ケルティッククロススプレッドを愛用する占い師さんはとても多いと思います。私もその一人です。

そして私自身もケルティッククロススプレッドはその10枚で全てがわかると思っています。

それはその10枚もカバラに対応しており、四大属性配分も解りやすいということが挙げられます。

 

しかしケルティッククロススプレッドの10枚は、パピュスのトライアングルに変換してリーディングすることが可能です。

カバラの生命の樹を分解すると3つの三角形に分けられるからです。

 

その点ではケルティッククロススプレッドでもパピュスのスプレッドでも成長の世界観は同じことを意味・意図していると言えます。

 

4枚と10枚は違うの?

 

では4枚と10枚の枚数の差はリーディングに違いがあるのでしょうか?

占い師目線からいきますとプロですから、4枚だろうが10枚だろうが大差ありません。(どちらが優劣だということではありません)

結局、ケルティッククロススプレッドをパピュスのスプレッドに変換し深くリーディングするなら、最初からパピュスでやってもいいとも思います。

 

ただ、枚数が多くなればそれだけリーディング時間は要します。

誤解なきよう申し上げますとプロの占い師はカードが展開された瞬間にパッと意味を読み解くことができるのですが、それをご相談者様に説明する時間がかかるのです。

枚数が多ければ多い程、時間はかかります。

枚数と価格の差はそこから違いが生まれると考えます。

 

パピュスタロット占いって何?過去・現在・未来カード|黒猫魔術店

 

 

お客様目線で行けば、なんとなく4枚より10枚の方が詳しく読み解けるんじゃ?と思いますよね。

しかし私は多すぎてもダメだと考えています。

私の場合は最高で10枚まで展開する、11枚以上は要らないと考えているのです。

だって世界がそこで完成されていて、私にきちんとわかるように提示してくれているんです。

私にできることはきちんとそれを読み解き、結果を受け入れるだけです。

それは枚数関係なく、そうです。

 

その点で考えればお客様にとってはリーディングの結果をあれやこれやと事細かに多く言われるよりも、シンプルにこれとこれ!と言われた方が解りやすいというケースもあります。

特に悩みの真っただ中にいてどう行動・努力したらわからない、そのエネルギーさえないよ…という人はあれこれ言われてももっと何もできなくなりますよね。

タロットはひとつずつ努力と行動をしていくことが必要です。

パピュスの場合はその初めの一歩が解りやすく提示されるのです。

 

パピュスとケルティックの棲み分けは?

 

逆にケルティッククロススプレッドでは事細かに提示されることになりますので、ある程度の冷静さが必要になります。

色々アドバイスをされても良いという心境・冷静さであり理解できる姿勢が求められるでしょう。

 

というのもケルディッククロスの方がパピュスよりも遠いスパンでの見通しも出るからです。

(ただし遠い未来になればなるほど曖昧になるのであくまでも現在の深層心理内での見通しです)

私の長年の経験論ですが、ケルティックは経営者や長いスパン(半年~1年先のこと)で計画を立てている人の方が見通しがはっきりとでます。

そんなに先のことまで特に考えていない!という人はパピュスでも十分大丈夫です。

 

まとめると、

 

  • 結果のシンプルさ
  • 現在どこまで見通しているか
  • 冷静な理解力か切羽詰まっているか
  • 価格と所要時間

 

ということになります。

 

過去・現在・未来よりもキーカード!

 

最後に真逆とも思えることを言うのですが、パピュスのスプレッドで重要なのは過去・現在・未来のカードよりもキーカードです。

私はタロットの世界でも、霊の世界でも「時間の概念はない」とよく言っています。

 

カードには深層心理が反映されているのですが、深層心理で思ったことは事象になる、しかし「いつ」事象になるかは解らないのです。

しかも行動や努力しなかった場合、ずっとその事象を起こさせようと同じようなことが起こります。

タロットで言えば、時間が経ってから占ってもまだ解決されていなかったら同じカードが出ます。

 

パピュスタロット占いって何?過去・現在・未来カード|黒猫魔術店

 

 

つまり行動すべきカードが未来に出ていて、また占ったら過去に出てしまう(つまりそれを行動していない)ケースがあります。

そのケースを考慮に入れて占い師はあまり過去・現在・未来にこだわって解釈していません。

相談者さんは未来が知りたくて、「未来は幸せになりますか?」と率直なご質問を受けますが、私たちは「幸せになるためにこれをしましょう」とだけ答えます。

その未来を願う幸せは過去にも現在にも存在し得るからです。

(つまりずっと幸せになりたいと思っている=幸せじゃないと感じている、ということだからね…)

 

そこでキーポイントとなるのがキーカード!

これはアドバイスカードとも言われ特にリーディングで重要視されるカードです。

過去・現在・未来にあまり振り回されず、キーカードの事柄を行動してみてはいかがでしょうか?

 

スリーカードとは違うの?

 

スリーカードスプレッドはカードを3枚展開し、それぞれ過去・現在・未来を表します。

またこの過去・現在・未来の意味を様々なものに置き換えることができます。(例:肉体・精神・魂など)

そこまではパピュスのスプレッドと同じです。

しかし先述の通り、パピュスはカバラに精通した魔術師ですので、ここにはカバラの概念が介在します。

スリーカードに複雑なカバラの概念が混ざったものと解釈ください。

因みに、カバラの中には占星術や数秘術が含まれます。

 

占い初心者の皆さんへ

 

自分でタロット占いを勉強している方々は、最初はスリーカード(過去・現在・未来)を勉強されると思います。

スリーカードはタロット占いの基本が詰まっています。

ぜひスリーカードをしっかりやってみてくださいね。

 

黒猫魔術店でのパピュス

 

さて、当店では魔術セミナーのタロットコース履修と共に魔術に関する必須・選択科目を一定数合格した後、本格的にパピュスのスプレッドを身に着けるために日々学習を行います。

それは私も、柘榴も他の黒猫魔術の魔女たちも歩んできた、最初のスプレッドの知識です。

パピュスのトライアングルで示された4枚のカードは、つまるところ基礎なのです。

そしてその基礎が表すところは、とてもシンプルで具体的で解りやすく、すぐに行動ができます。

毎日でも占える一番身近なスプレッドです。

ぜひ皆さんもご体験くださいね。