知識や人間関係など様々な助けがある
今宵は、ソロモンの小さき鍵(通称ゲーティア)の悪魔召喚から、私がよく召喚する使い魔ロノウェの話。
ロノウェは日常の細々としたもののサポートや、知識を教えてくれたり、人間関係を諫めたりなど様々なことに使える悪魔です。
悪魔召喚をしてみたい人、実際にこんな感じ…というのが伝わればと。
ソロモン72柱、ロノウェ
ゲーティアに紹介されている悪魔は72柱それぞれに特徴があり、 得意分野が異なっているので必要とする者を呼び出す事が重要ですが、 ロノウェの場合、多岐に渡って活躍してくれる、それでいて温和な性格なので扱いやすい。
ソロモンの鍵。ゲーティアに記されている、72の悪魔の一人。
19の軍団を指揮する序列27番の侯爵にして大伯爵。
怪物の姿で現れるとのみ解説される。
修辞学を教え、また言語に関する知識を与える。
優れた使い魔や敵味方からの友情を授けるとも言う。
と魔術書には記されている、ロノウェ。
私は以前よりこの良き使い魔を使役してきました。
私は幼い頃からロノウェを、事あるごとに呼び出しているので既に友達関係になっているような気がします。
それでも悪魔ですので、ちゃんと金品を捧げる訳ですけれども。
ロノウェの能力
ロノウェは修辞学に優れるので、 魔術的用途の石の使い方、またその意味、配置等を教えてくれました。
現在、その知識も取り入れて魔術ブレスレットを作っています。
また敵味方との友好を繋いでくれるので、 人間関係その他色々で問題が発生した際にロノウェでもってそれを鎮めたりします。
魔女の仕事をしていると、いい事ばかりではありません。
前項の略奪愛や不倫にしても、クライアントは幸せになるかも知れませんが、 その逆の立場の人間からは、私は恨まれる事でしょう。
また人間以外の者からの敵意も受ける場合もありますしね。
小さき者なら般若心経や祝詞でなんとかなりますが、 それ以上の者が来ればこちらもそれ相応の戦力で向かわなければなりません。
勿論、自分のレベルを上げて物理で殴る戦法も有効ですが、もとより穏便に事を済ませたい時はロノウェに力になってもらいます。
悪魔召喚をするには
ところでこの悪魔召喚ですが、もし皆さんがやってみたい!とするならば、それなりの訓練が必要な魔術になってきます。
宇宙の理を理解する所から始まり、視覚化の訓練、 魔術の基礎知識、カバラの知識、そしてヘブライ語を習得しなければいけません。
好きじゃなきゃ出来ない境地ですね。
どれか一つでも欠けていると出来ないでしょうね。
魔術とは一生勉強なのですよ。
それでも、悪しき事には使っていませんので皆さん、 もしロノウェがお邪魔する事があったら宜しく頼みますね。