※黒猫式のやり方です
今宵はリーザサバトのやり方について。
6月20日または21日は夏至、ミッドサマー、リーザといいます。
一年で昼が最も長いこの季節に感謝を捧げる魔女の祝祭の儀式です。
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リーザでの女神と男神
昼が一番長い夏至では、太陽である男神の力が最も強いのが特徴です。
これ以降、太陽の男神は光となって、大地の女神が宿す作物や人間のエネルギーとなります。
太陽の恵みを頂いたこと、エネルギーを享受することに感謝しましょう。
男神の力を頂いているこの日は、1年の中で最も魔力が強く魔術に適している日とされます。
リーザの祭壇の飾り方
事前に祭壇を用意します。サバトのテーマカラーを使い、季節の飾りやハーブと供物、四大属性を配置します。
リーザを表す象徴物や食べ物
- 水を入れた聖杯、赤いキャンドルを奉納した大釜をメインに飾ります。
- 9種類のハーブと・太陽十字のリースやラベンダー等のハーブバンドルを飾ります。
- 消し去りたい過去や病気などを書いた紙を用意します。
- リーザのお香(ラベンダーやローズ)を調合します
- リーザの太陽を表す柑橘系の果物など、供物を捧げます
- ハーブブレッド、赤ワイン、冷たい肉やフライドチキン、ポテトサラダを食べます。
祭壇の一例
わたし含め生徒・弟子の魔女さんたちが毎回行っているサバトですが、いつも決まったやり方ではないのです。 以下は、祭壇を準備するにあたって参考になれば。
- 赤と白のキャンドル、ランタン(火)
- 聖杯いっぱい、大釜、メダカのボトル(水)
- 香炉、ベル、箒(風)
- ペンタクル、水晶(土)
- 信仰のシンボルはケルティッククロス、太陽十字のリース
- 供物は花束(ドライ)、ハーブ
- 2017年の黒猫魔術店リーザの店内飾りより
- 赤いキャンドル(火)
- 見切れていますが聖杯、大釜(水)
- 香炉、ベル、箒(風)
- ペンタクル、水晶(土)
- 信仰のシンボルはケルティッククロス、太陽十字のリース
- 供物はハーブパン、フライドチキン(モスバーガー)、ウェルチ、奉納用ハーブ
- 2017年の黒猫魔術店のリーザ当日より(屋外でキャンプしています)
- 赤と白のキャンドル(火)
- 聖杯、大釜(水)
- 見切れていますが香炉、ベル、箒、オイルバーナー(風)
- ペンタクル、水晶、塩(土)
- 信仰のシンボルはケルティッククロス、ガネーシャ
- 供物は紫陽花の花瓶、奉納用ハーブ(セージ)
- 2018年の黒猫魔術店のリーザ飾りより
- 赤と白のキャンドル(火)
- 聖杯、大釜(水)
- 見切れていますが香炉、ベル、箒、オイルバーナー(風)
- ペンタクル、水晶、塩(土)
- 信仰のシンボルはケルティッククロス、ガネーシャ
- 供物はキャラウェイのフーガス(パン)、さくらんぼ、奉納用ハーブ(薔薇)
- 2018年の黒猫魔術店のリーザ当日より
みんなができる簡単なリーザ
- キャンプファイヤーやBBQ等で浄化の炎を焚く
- エネルギッシュなダンスを踊る
- ハーブをつめた巾着を作り楽しむ
- 赤や濃い青色のキャンドルマジックをする
実際の儀式
こちらはサバトの道具を購入するにあたり、説明書から一部を抜粋して記載しております。
詳細のやり方は説明書(note有料記事)をご覧ください。
「片付け」について
サバトで使った供物は人間が食べるようにします。
儀式終了時、または次のサバト前までには、祭壇のキャンドルや道具は適宜分別して捨てます。
大釜の中に残ったロウや水、ハーブなどが入っている場合はすぐに綺麗に片付けます。
しかし次のサバトまでキャンドルや祭壇はそのままという人もいます。
またサバトで使用したキャンドルや、奉納したハーブは神聖な力があるとされ、お守りにする人もいます。
キャンドルは瞑想時や特別な日のディナーテーブルに使用することができます。
(ただしキャンドルマジック等の願掛け魔術の儀式ではキャンドルは新調しなければなりません)
リーザのグッズいろいろ
黒猫魔術店ではマジカルオイル、お香等販売しています。