ルーナサ・収穫祭にやるべきことを正しく理解しよう。
今宵はルーナサの第一収穫祭の話。
ルーナサ、メイボン、サウィン(ハロウィン)と収穫祭が続きますが、元々は古代ケルトの自然信仰の季節を祝う祭事(サバト)です。
この時にやるべきことをまとめてみました。
魔女畑の収穫体験
先日、魔女畑では7月の収穫体験を行いました。
この時期の魔女畑では、トマトやきゅうり、ナス、トウモロコシ、ジャガイモ、オクラ、ピーマン等の夏野菜が実ります。
丁度ルーナサのサバト(8月1日)は獅子座の太陽の頃にあたり、作物がぐんと成長し収穫を迎える時期です。
この後、第2、第3の収穫祭が続きますが、主に野菜を育てている魔女畑では今時期が一番賑わっています。
収穫体験では、ジャガイモ掘り、トマトもぎ、ナスやピーマンの刈り取り、トウモロコシをとったりと様々体験しました。
大人も子供も、土いじりをするとなぜあんなに元気になるのかと、毎回思いますよ。
魔女畑は無農薬の自然農法なので、ただそこの植物や土に触れただけでもエネルギーを感じます。
人間は元々、自然の中でそのエネルギーに敬意と畏怖を感じながら生活していたので、同じ状況になると本能的に目に見えない何かを感じやすいんでしょうね。
パワースポットに行くとパワーを感じやすいみたいな。
でも本来は色んな所に目に見えないエネルギーがあるんですけれどね。
それはもしかしたら、土の中にいる目に見えない微生物やバクテリアの生命エネルギーかもしれないし、植物が呼吸する動作かもしれない。
何を感じ取っているのかはわからないけど、すごいエネルギーを感じるのが魔女畑です。
ですから収穫体験を通して、子供たちは食べ物の好き嫌いがなくなったり、気持ちが前向きになる子が多いです。
自分の体のもとが何で出来ているか、視覚的にも知れるし、感じ取ることもできるからです。
大人は本当の意味で食について考えたり、精神的にも強くなれます。
ダイエットにもなります(笑)。
本当に不思議なことですが、土を触り、そこで呼吸をすると、何かを感じ取るのです。
山や森の中にいるあの空気感と同じことを、魔女畑では感じます。
サバトで感謝して戴く
さて、ルーナサで大事なのが、その収穫したものを感謝しながら戴くことです。
無農薬で育てることはとても大変です。
特に虫たちに食べられてしまいます。
ですから魔女畑では虫を見つけ次第、ハウスの外へ逃がしていますが、どうしても沢山いるんですよね。
青虫も、ナメクジも、カエルや蛇も沢山います。
そうした虫からの被害を最小限にするために手間をかけていることにも感謝なのですが…
食べる分以外は他の動物のために残す
実は魔女畑では春にキャベツやレタスを植えていて、食べる分だけを収穫して残りはそのまま畑に放置するんです。
父はそれを、虫への捧げ物だと言っています。
そうするとその葉っぱに虫が集まって食べるので、他の作物を守ることもできます。
青虫もナメクジも害虫だといって駆除するやり方もありますが、魔女畑では人為的に駆除はしません。
人間にとって害をなすから手間がかかるから害虫、利益をもたらすから益虫という呼び方が嫌いですね。
人間ならエリートとクズみたいな呼び方をしているのと一緒です。
虫への捧げ物は葉っぱだけではありません。
トマトうねの一部分もカメムシのために手をつけずとってあります。
ジャガイモも、ナスも、キュウリも、既に虫に食われているものを含め、食べる分以外はその場に置いておくのです。
昔からそんなやり方をします。
サバト中でも大地に還す分をとっておく
ルーナサでもサバトの供物にパンなど捧げますが、儀式中に捧げ物として一部をとっておき、後で土へお返しします。
大地の実り、その地母神の恵みを感謝しているからこその行いだと思います。
第1収穫祭の実りは、人間だけの実りではありません。
実りを喜び享受するべきなのは虫も、土も、同じなのです。
特にルーナサではそれを一番に感じる所です。
上からは獅子座の太陽が降り注ぎ、下からは女神の実りを喜ぶ。
その中では人間は他の生き物と同等なのであることを、ぜひルーナサで感じましょう。
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