サウィンサバトの伝統料理を黒猫的研究

死者と一緒に食事する儀式

今宵はサウィンサバトで伝統的に食されている食材を使った料理の紹介。

サウィンで食べるものは林檎やナッツ、鶏肉、ワイン、芋類が伝統的です。

黒猫魔術店ではサバト料理の研究のため、教室で手習いを受け、パンやおかずを魔女蜜猫が手作りしております。

 

サウィンサバトの伝統料理を黒猫的研究|黒猫魔術店

 

サウィンサバトの料理教室にて

 

毎度おなじみ私の料理の先生である、「パンとお料理教室コーネル」のtakako先生にサウィンサバト料理のレシピを考えて頂きました。

毎回、「○○サバトではこんな食材が使われます」というのをリストにしてお渡しするオーダーメイド料理教室です。

今回のサウィンサバトはこんな感じ。

 

  • 林檎
  • ナッツ
  • 鶏肉
  • ワイン
  • 芋類
  • 南瓜

 

料理初心者すぎる私はアップルパイやパンプキンパイしか思いつきませんが、takako先生の手にかかるとめちゃくちゃお洒落になる!

ひとつずつお料理をご紹介しますね。

 

サウィンサバトの伝統料理を黒猫的研究|黒猫魔術店

 

南瓜のニョッキスープ

 

サウィンサバトの伝統料理を黒猫的研究|黒猫魔術店

 

写真右下の黄色いお団子が、南瓜をペーストして練り込んだニョッキです。

ふつうニョッキはジャガイモで作りますがこれはサウィンだから南瓜。

ニョッキを作るのは初めてだったので凄く楽しいし、簡単にできるんですねー!

日本の白玉団子並みに簡単に作れます。

 

鶏肉と里芋のグリル 赤ワインソースがけ

 

サウィンサバトの伝統料理を黒猫的研究|黒猫魔術店

 

今回はスキレットを使ってオーブンで無水調理しています。

スキレットって便利で食べやすいですよね…うちでも重宝しています。

これにかける赤ワインソース(バルサミコ酢入り)も一から手作りしたのですが、簡単で美味しく、クリスマスのローストビーフにもいいなぁって思いました!

赤ワイン、呑み損ねて酸化させてしまった時にホットワインやワインソースにすると美味しく頂けちゃいますね。

 

マンデルシュニッテン

 

サウィンサバトの伝統料理を黒猫的研究|黒猫魔術店

 

香ばしい木の実やアーモンドの焼き菓子のことです。

フロランタンは型に入れて焼きますが、シュニッテン=切るという意味があり、写真のように天板で焼いてからお好みの大きさにざくっと切ります。

画像は焼く前なのですが、焼いた後冷ますとカチカチに固まります。

 

パトーシュクレ(下の土台になっているクッキー生地)はなめらかサクサク、マンデルマッセ(フィリング)はキャラメル味ですナッツとの相性抜群…!

このお菓子は人をだめにしちゃう、とろけるお菓子です…!

パクパク食べちゃうけど糖質とても高いですし…!

こんなのもしバレンタインに貰ったらイチコロ過ぎる…!

美味しすぎるー(語彙力)

 

林檎のグラタン

 

サウィンサバトの伝統料理を黒猫的研究|黒猫魔術店

 

写真のように林檎の中身をくりぬいて、そこへ中身を入れるのですが、これにも林檎が入っています!

林檎の風味がホワイトソースに合うなんて意外過ぎる!

林檎の器ごと食べられちゃうグラタン、可愛い…

こんなのもしバレンタインに貰ったら…(以下略

 

サウィンサバト中の食事は儀式

 

サウィンサバトの伝統料理を黒猫的研究|黒猫魔術店

 

サウィンは10月31日~11月1日にかけて行われます。

ハロウィンやサムハインとも称される、ケルトの収穫祭です。

ケルト歴では、この日は一年の終わりと始まりにあたります。

 

そのため逢魔が時(夕方から1日が始まるので)には冥界の門が開き、この世とあの世の境界が曖昧になり、死者やご先祖様が家へ訪れます。

家主はその霊をあたたかく迎え、一緒に食事をとるため、死者の分のディッシュも用意します。

 

サバトが始まり、儀式中の食事(ケーキとワインの儀)では、言葉を発せられない死者に敬意を表して無言で食事をします。

また、同じ理由でデザートから逆さ順に料理を食べます。

 

サウィンサバトの伝統料理を黒猫的研究|黒猫魔術店

 

それが終わると、一年を振り返ったり、先一年の計画を立てるための占いをします。

この占いはカードでも、ルーンでも、お好きな占いでOKです。

 

死者と一緒に感謝の気持ちで一晩を過ごしたら、死者は冥界へと帰ります。

生者には新しい一年が始まります。

 

サウィンの霊について

 

サウィンで訪れる死者、または霊、という意味はご先祖さんを表すことが多いようです。
血筋のご先祖さんの霊が訪れるので、家族は温かく迎え入れ、一夜を過ごします。
日本のお盆のようですね。

 

また、ソウルメイトや、とても親しい間柄の人霊も訪れるようです。
生者は、その大切な人がいつ訪れてもいいようにその人の分の食事を用意して待ちます。
なんだか感動する。

 

ペットのように、家族のよう過ごした動物も訪れます。
(しかし一般的に言われる動物霊は動物の霊と異なるので、霊体としておきます)

 

こうしてみるとなんだ、良い霊たちじゃないか!
間違っても恨みつらみの悪霊ってわけじゃないんだな!とご理解頂けるでしょうか?
「霊」というだけで悪いイメージを持ってはいけませんよ!

 

実際のサウィンサバト風景

 

黒猫魔術店でも毎年、サウィンサバトを行っています。

私にとっては霊は、生者よりも正直で明るい人達(猫たち)ばかりなので、感謝する日として大好きなサバトです。

今流行りの仮装行列だけでなく、ぜひこのように、本来のルーツも知ってほしいと思います。

そして皆さんも、ぜひやってみてください。

 

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