ヴードゥー人形泥棒事件、白い子を犯人に差し上げます

魔女たちは決意しました

今宵はヴードゥー人形泥棒事件の続報です。
黒猫魔術店では本当に本当によく考えた末の決断として「白い子は犯人に差し上げる」旨をここに記します。
捜索にご協力いただいた方々にご報告の意味も込めて、これには様々な理由があることを綴りたいと思います。

 

ヴードゥー人形の白い子探しています|黒猫魔術店

 

事件のあらまし

 

2018年6月3日、黒猫魔術店の看板マスコットである二対一体のヴードゥー人形の片方「白い子」が盗まれました。
その時すぐに警察に届け、TwitterやFacebookで拡散しました。

 

ヴードゥー人形泥棒事件の経緯と犯人考察まとめ※6/6追記

 

 

その5日後である、6月8日(金)、黒猫魔術店に怪文書が届きました。
警察の指紋鑑定では犯人とおぼしき指紋は一切出ませんでした。

 

ヴードゥー人形泥棒事件のその後怪文書が届き警察へ

 

2つの事件の関連性

 

先の怪文書の記事で事実は全て書きましたので、この記事では私の意見を率直に述べさせていただこうと思います。

 

警察はヴードゥー人形が盗まれた事件と怪文書の犯人について「関連性があるとは言えない」という解答でした。
しかし警察からすれば断言できないと言うのは当然でしょう。証拠がないのだから。

 

しかし私は関連性があると思ってしまうのです。(あるかないかはわからないけど思ってしまうと言う意味)

 

先に言っておきますが私たち魔女は先入観なく占いをしたり儀式を行うために、感情や思い込みをなくしフラットにすることや物事を多角的に見る訓練をします。
これはアインシュタインの相対性理論の話です。(これ話すと長くなるので割愛します。)

 

ですのでこれを考えた時に、いや関連がないかもしれないし、無意識に因果関係を結びつけてしまう思考(これを呪術的思考と言いますが)かもしれない、とかなりの自問自答を繰り返し導き出した答えが以下になります。

 

人形(店先の看板)を盗む行為について

 

真昼間に盗みを働く人の心理は、やはり精神的におかしいと思います。
しかしここで冷静に水平思考を重ねてみると、

 

  • 店員や防犯カメラやお客さん(盗まれた日は割と店頭は混雑していました)の視界に入らず盗んでいる=そのタイミングになることを待てる
  • 大通りに面しているにも関わらず道中での目撃情報もない=人形が入るサイズのバッグを用意したり、車で逃げることができる
  • かさばる黒の子ではなく、柔らかく圧縮できる白の子を盗んでいる=知能犯

 

つまり、ぼろがでやすい出来心で盗んだのではなく、計画的犯行だと思います。
それでもアイユシュタインのことが大好きなので、とにかく返してくれればそれで良いと、甘い対応をした私がいけなかったのかもしれない…。

 

怪文書の差出人は犯人なのか?

 

1日目…Twitterでバズって
2日目…占いをしてくれる友達の魔女さんたち
3日目…騒ぎを聞いた一般の人も占ってくれました。

 

魔女たちも、私自身も、皆さんのカードや占いを見れて勉強になって面白い!と率直に思いました。
その後もまとめサイトに掲載されたりでバズりは止まらず…そんな中、例の手紙が届きました。

 

私は初めてこの手紙を見た時、ヴードゥーの件と関係があると直感していました。
でもそれだと呪術的思考が介在しているかもしれないので、フラットに水平思考してみると。

 

  • このタイミングでの怪文書は間が良すぎるのではないか
  • Twitterを見たアンチが悔しくて書いた可能性もある
  • しかしご丁寧に指紋なし=警察に届けた場合に証拠が残らない形をとっているまたは私達が警察に届けることを見越している
  • 補足として黒猫魔術店のサイトはメールやコメントするとIPまでわかる(ちなみにこれは海外のスパムや荒らし対策であり現代ではそこそこのサイトなら導入してるあたりまえのシステム)のですが、手紙というアナログを行使=普通のクレームや文句とは違う

 

特に指紋の件に関して、ただのアンチなら(ヴードゥーに関係ないなら)別に素手で書いたっていい。
でも今回ヴードゥーの事件を警察に届けていることをブログに書いていたので、怪文書も警察に届けるであろうことを見越すことは容易です。
仮に指紋が出たとしても前科者じゃない限り特定できないですが、あえて指紋を残さないというのは用意周到であり、ある意味私達の反応を面白がっているんだなと感じます。
また相当の熱意(恨み)がおありのようで。

 

事件後の黒猫魔術店がどうなったか

 

ヴードゥー人形を盗んだ犯人が怪文書の差出人かはわかりませんが、仮に同一だとして話を進めます。

私達を困らせようとしてわざわざ白い子を盗んだもののTwitterがバズってしかも占いで盛り上がってる!

…のを目の当たりにしたら悔しくなって怪文書送って更に私達を困らせてやろう!とお見受けします。

 

ですが実際には白い子は私達にとって本当に守り神でした。

 

まずヴードゥー事件をきっかけに隠れオカルトファンや、隠れ魔女になりたい人達が、オカルトや魔女が仕事になるということを知ってくれました。
その店を一目見ようとお客さんがいらっしゃるようになりました。
その中でも魔女を目指したいとか、知識を得たい人が遠くからわざわざ足を運んでくれて魔術セミナーを受けています。

 

そもそも魔女や魔術は黒魔術で怪しいとする一般常識とは違い、実はそれらは自然崇拝が根幹にあり、自然の力をお借りしながら願いを叶える魔術があるということを、多くの方がブログを読んで共感してくださいました!
中には隅から隅まで読んでくれてついには全記事読みました!という人や、とあるテレビ局のディレクターさんは私が説明しなくてもカメラさんに魔術を説明していました!

 

こうして商売繁盛を運んでくれました。
また店の外をうろついていた不審者の影もなくなりました。
私はこの3ヶ月間、こうして新しい出会いに感謝して、魔術や自然崇拝を伝えることができて、楽しいんです。

 

大事なことなのでもう一度言います。
黒猫魔術店は楽しいです。困っていません。

 

白い子は犯人に差し上げます

 

そこで私達ができることを真摯に考えてみました。
考えた末に、冥王星が逆行を明けて順行になる頃、良いアイディアが降りてきました。

結論としては、白い子は犯人に差し上げようということです。

 

ヴードゥー人形を盗んだ犯人=怪文書の差出人という最悪のシナリオを仮設定して話を進めますが、その場合、相当な恨みを込めて手紙を書いています。
つまり相当な恨みの念がおありなのでしょう。

 

しかし残念ながらその恨みの念はこちらまでは届かないのです。
白い子を私が作っていて陽の性質をもつから。
実際、黒猫魔術店は楽しくやってますし。

 

白い子に仮に危害を加えていたり埋めたりしたなら尚更です。
危害を加えればたぶん跳ね返るし(↑恨みの念と同じ)、埋めればアース的な役割を担うのでどんなに恨んでも無に帰すだけ。

 

誤解なきよう言っておきますがこの話はなにも私が儀式をした人形だから特別という意味ではありません。
作り手が思いをこめて作ってそこに置いておくという行為に、他の人の手や邪魔が入ったら何かしら起きますよ。
善意ならいいけど、悪意がこもっていたら尚更ですよ。

 

私達は最初から返して欲しいと訴えていましたが、食も過ぎ、逆行も終わり、犯人には返す意思が無いのだと判断しました。
怪文書に指紋がないことが、決定打でした。
犯人が悪意を持ってそれを成したのであれば、白い子は、自ら進んで戦地へと旅立った。
つまりそれは結果的に私達を守るためだった。

 

ですから犯人へ。
これを読んでいると思いますが、白い子は差し上げます。

 

黒い子は座敷童子のもとへ

 

当初は犯人が悪意ある人だと思っていなかったので、二体一対の片割れを探さないとまずいんじゃ?と思って、白い子を返して欲しいと訴えていました。
でも白い子は帰って来れなそう(お勤めがあるようだ)なので、黒い子をどうするか悩んだ末に降りてきたアイディア!

 

実は先日のメイボンサバト(9/23)中に蜜猫の電話が鳴りまして、年明けに岩手県にあるとある宿に一泊することとなりました。
なんと!そこは座敷童子がいることで有名なお宿で、予約が5年待ちなんてザラ!
私はかねてから岩手県の民俗学に興味を持ち、遠野市や八幡平市を訪れ調べていましたので、座敷童子のお宿に泊まれる!というのは研究者としてとても貴重な体験なのですよ!

 

え? 座敷童子なんて迷信だろ! と思うことなかれ…
岩手県のスペック本当にやばいですからね、皆さん。
いわゆる0感な人でも何かしら思うところがある、それが岩手県。
ちなみに2番目に大きい県だから広過ぎてフィールドワークきついのがまた癖になるんですよね。

 

そのお宿に実際に泊まった人の話では、動画にオーブが何個も飛んでたり、紙風船が舞ったり、足や服を引っ張られたり、勝手にスマホが動いたり、夜中走り回る足音がしてたりと、色々あり過ぎてすごいんです。

座敷童子は子供なので、会いにきた人たちが持って来た人形が沢山部屋に飾られているんです。
なので、今回、これも何かのお導きだと思って黒い子を座敷童子に奉納しようと考えました。

 

黒い子にとって片割れがいないのはバランスを崩してしまうことに繋がるので、置いておくにもどうしようかと考えていました。
新たな白い子を作る案も考えたのですが、白い子との繋がりがある以上、現存の黒い子と儀式はできない。
でも座敷童子はスピリット(ゴーストではなく、精霊とか自然神に近い)ので、人間の私よりも神様の元で遊んだ方が良いと思いました。
もちろん座敷童子の許可がおりれば、ですけども。

座敷童子のお宿がある所はパワースポットなので陽の気にも困らないと思います。
この土地の陽の気の話をすると坂上田村麻呂まで遡るのでこれはまたの機会に。

 

黒い子は2019年1月20日頃まで黒猫魔術店におります。
まだ会ったことない、会いたい!という人がおられましたら、冬季間ではございますがぜひご来店くださいませ。

 

 

コメント

  • 岩手のスピリチュアルにあまり詳しいわけではありませんが、遠野物語やイーハトーヴォの舞台ともなるとそれだけ神様や自然の力が集まる素晴らしい土地でしょうし、黒い子も安心して遊べる良い土地ではないかと思いました。報告をひと通り見て、白い子が戻らなかったこと、悪意ある人のもとに行ってしまったのは残念でなりませんが、戦いに行ってくれたとあれば勇敢であると感謝・称賛すべき運命ですね。ともあれ、事が落ち着いたというのは何よりです。本当にお疲れ様でした。

  • ありがとうございます。
    まだ白い子は帰ってはきていませんが、事を建設的な方向で解決できそうな道がみえたことに私も驚きと共に嬉しく思っています。
    拡散応援してくださった皆さんのお力に元気づけられましたし、そこでの出会いも感謝です。
    白い子が起こしてくれた奇跡に感謝です(*´▽`*)

  • アラハバキ…謎の神とされていますが坂上田村麻呂も恐れてたとか
    奥州藤原氏の信仰も篤かったらしいです。パワースポットと呼ばれる神社も良いですが、観光地化していない丹内山神社はより神聖な空気に包まれているのでしょうね。行かれましたらブログでの報告楽しみにしています。

  • アラハバキ神、謎ですよね。
    昔の眉唾な伝説もすごく興味があります。
    いつになるかわかりませんが、行きましたらブログ書きますのでお楽しみにお待ち下さい(*´▽`*)

  • 御返事ありがとうございます。
    県庁所在地のほうでしたら女の子ですね♪
    早池峰神社には行かれましたでしょうか?
    毎年、春に座敷わらし祈願祭が行われているとか

    冬場は行けるか不明ですが興味がありましたら一度如何でしょうか。という私も行ったことがありませんので一度足を運んでみたいと思っています。

    黒い子が座敷わらしちゃんと仲良くなりますように

  • 情報ありがとうございます!
    はい、早池峰神社は霊験あらたかなものすごいパワースポットだと聞いておりますのでぜひ行ってみたいところです!
    あと丹内山神社も候補にあがっております。
    どちらも坂上田村麻呂を調べると…有名な神社ですよね(*´▽`*)
    座敷童祈願祭が春に行われるのですか!それもぜひ見に行きたいです。
    今回もし雪などで行けなくてもぜひまた行きたいです!

  • たしかに、あの事件の後のツイッターをきっかけに、お店のことを知り、仙台から言ってみたいなと思ったことは事実ですね。

    黒と会うことが出来ましたし、その後2回目は奥さんだけお店に入り自分は車から黒を見てましたっけ。

    巡り巡る何かによって、結果は変わるのでしょうね。

    様々な因果を考えながら、この後の展開も気になっていたりします。

  • Dさんいつもご来店&コメントありがとうございます。
    事件をきっかけにこうして初めましてのご興味ある方々と繋がれてうれしいです。
    商人の前に、魔術を伝えたい広めたいと思って始めたので尚更です。
    今後は黒い子が座敷わらしちゃんに会いに行くシリーズですかね?
    私も今後の展開が楽しみです!

  • 報告読ませていただきました。
    黒い子は座敷わらしの元へ、良いですね。座敷わらしの宿は男の子の座敷わらしがいるお宿でしょうか

    岩手県は広いです。座敷わらしの伝承があるのは南部潘になりますが県南(伊達潘)も一度足を運んでみてください。また違う空気感があると思います。

    私の出身地 前沢へもお立ち寄り頂けると嬉しいです。特に民俗学的に興味深いものがあるとは思いませんが(笑)

  • コメントありがとうございます。
    座敷わらしのお宿は岩手県に沢山あるんですよね。
    今回は中心部の(お名前出していいかまだ許可をとっていないため)お宿で、男の子なのかわかりません。
    でも行った人のお話を聞くと、幽霊ではなくて、霊(妖怪)のほうのわらしちゃんのようでした。
    情報ありがとうございます!岩手県って確かに北と南で雰囲気が違いますよね!
    北の方は青森の風習も入るというか…面白いです!ぜひ行ってみたいと思います!
    (坂上田村麻呂の話を今調べているところです!これもまた面白いです!)

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