心理学で願掛けを効率よく!
今宵は、目には見えない心の話。「自己実現」ってなんだろう?
魔女を志す皆さんには、とても大事な心理学の話。
自分自身の脳を操り、意識変容を促すことで、自己を実現に導くことができます。
エスバットの願掛け儀式でもとても大事な、根本の概念です。
思考は人それぞれ
いつも言っている通り、私は生まれつきに霊感があったせいで、この世に生きる人とは世界の見え方が違うということを思い知らされて生きてきたので、私と他人は「別人格である」と思っています。
それは、私が見えている世界を他人が見えないのだから仕方ないので、私と同じように考えたり嗜好を持つことはないだろう、と考えるからです。
ですから私が、散々ブログであれこれを綴って賛否両論あると思うのですが、全ての考え方を私は否定しません。
例として石市場を挙げると。
偽物や、フォルスネームが多い中で、自分で石を選びたい人もいれば、可愛らしさでアクセサリーを作るお店もあれば、ニーズが多様化しているので様々です。
そこに需要があるならそれでいいのだと思います。
私はカフェが好きです。
何故かというと、「非日常を与えてくれて私の思考を逃避させてくれる場所」だからです。
頭をリセットすることは、新たなひらめきを生むことです。
だから私はカフェの中でも非日常感のあるカフェへ行きたいというニーズがあって、決してアットホーム感とか、美味しさとか、会話を求めて行くのではないということです。
そう思っているので、日常を感じてしまったらもう行かないと思います。
でもそれは、あくまで私の嗜好です。
見えている世界が人それぞれ違うから
このように、人の考え方も嗜好も人の数だけ存在しています。
住んでいる世界は同じでも、いくら法律で概念や常識を縛っても、同じように見えるものの裏の見えない部分で、微妙な誤差が生じています。
誰でもそうです。同じ世界はありません。
解りやすく言うと、みんなで映画館に行って同じ映画を見て、後で感想をシェアすると同じものはない、ということです。
誰かは号泣するほど感動したけれど、誰かは主人公の愛の重さに引いているかもしれないし、誰かはつまらなくて寝ているかもしれません。
私もそうでした。
私の見えている世界は、誰も理解してくれませんでした。
いや、理解という意味では、対峙している霊は私を選んで来てくれているので理解なのかもしれませんが。
しかし人間の社会では見えないことが普通ですし、見えないもの=隠されたもの=オカルトは、排除する傾向にあります、特に日本では。
それを知っているので、わざわざ説明したり主張もしない。
私は両方の世界の境界線で片足ずつ突っ込んで中途半端に生きている、と思うことにしています(笑)
誰かと同じになる必要はない
前置きが長いのですが、何が言いたいかと言うと、「どうせ世界が違うのだから、同じにする必要なんてない」ということです。
同じにしようとしても、きっとできません。
だって自分が見ている世界は自分だけのもので、見えていると認識しているのを見えてないことにすればそれは嘘になって、自分を騙すことになって、自信がなくなってしまうからです。
私が本当は霊を見えているのに、見えていないことにして生活をして周りにもそう言ってしまうと、それは嘘になります。
それは自分を否定することなので、どんどん自信がなくなってしまいます。
(かと言って自分の世界を他人に押し付ける=見えていることを主張することはしません。
他の人の生活に影響でるようなことは軽々しく言えないじゃないですか。)
仮面ライダーが好きで、趣味はゲームで、男性声優を応援していることも別に隠していませんし。
私がそれを好きでも、皆さんに強要している訳でもないし、いいじゃないですか。
逆に私はこんな人間なので、まったく別の、あなたという存在だって認めることができる。
私の世界が私の中にあるように、あなたの世界もあるでしょう。
自己実現は、自己を実現させること
「自分は他人とは違う」
ということを理解しているとすごく楽に生きられます。
自分自身に素直になれます。
これを心理学用語では「自己実現」と言います。
自分の意識と無意識全てを含む自分=自己、を実現させているということです。
黒猫魔術店がテーマにしている、「願いを叶えること」は、意識と無意識のスイッチをスムーズにする=脳科学=魔術を使っています。
つまりそれは、「自己」をどのように自分自身で認識しているのかが大きな鍵になるのです。
自己を、認める、許す、受け入れる、ことによって魔術の成功率はぐんと上がります。
この物質の世界に変容をもたらすのは、脳=心であり、自分の意識ひとつなのです。