こちらではキャンドルマジック儀式の実際のやり方を記しております。
黒猫魔術店で販売している「キャンドルマジック儀式セット」もこのやり方になります。
ケルトの魔女術により近い、月に祈りを捧げて願いを叶えるキャンドルマジックの方法です。
願いによって実施日、キャンドルが異なる
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まずは自分の願いが、「満月・新月・闇月」のどれに当てはまるのかをご検討ください。
それぞれの意味はこちらになります。
- 満月…浄化、強化、エネルギー充填の魔術に。
パワーが一番ある時なので、占いや霊視などをその後に行っても良い。 - 新月…金運の願掛け、恋愛の願掛けなど「増幅する願い」に有効です。
この後に魔術具への願掛けを行っても良い。 - 闇月…防御、追放、呪いなどの「減退する願い」に有効です。
この後に魔術具への願掛けを行っても良い。
それぞれに対応するキャンドルを色で選び、道具を揃え儀式に臨みます。
儀式の日付と時間を確認します
満月…満月の日
新月(満ちゆく月)…新月~満月前日まで
闇月(欠けゆく月)…満月翌日~新月前日まで
ボイドタイムの時間を除き、深夜に行います。
儀式前の事前の準備をします
- 空腹状態
- 儀式をする部屋の掃除と空間浄化
- 禊(入浴)
- 黒服
- あれば左中指に銀の指輪
- 彫刻刀(またはカッター、デザインナイフなど)とライターを用意
- 道具を祭壇(テーブル)の上等に置いて、精神統一
儀式
瓶キャンドルとお香を灯しながら行います。
瞑想
あぐら等の無理のない姿勢で目を閉じ、心、体、頭の中をからっぽにします。
吐く息と一緒に内側のネガティブが外へ出ていきます。自然の呼吸で、約10分ほど。
グラウディング
瞑想からの流れで、仙骨から大地深くへと根を下ろし、一本の木になるイメージをします。
母なる大地から根を伝ってポジティブな氣が体の中へ入ってきます。
ポジティブな氣は胸のあたりに集約されます。
丹田呼吸法
丹田(へそから指2本文下)を意識した呼吸法。
3つ数えて吐く→2つ止める→3つで吸う→2つ止める…のリズムで丹田を意識しながら行う。
鼻よりも口で息をした方が(音が出るくらいの方が)いい。
体が熱くなり、負荷がかかる。トランスに入りやすくなる。
以降は丹田呼吸を行いながら儀式をします。
練気
丹田呼吸法を行いながら、胸の前で合掌します。
これで自然に練気(体の中で気を巡らす)が出来るのが普通です。
通常は左手から右手へ流れていきます。
手のひらを少し離してみて、暖かさや色、筋や煙や蒸気のようなものをイメージします。
キャンドルを刻む
棒状キャンドルに特定の願いのためのマークを彫ります。
綺麗に彫る必要はありません。願いを刻み付けるために彫ります。
- 満月…青のキャンドルに(月)のマーク、白のキャンドルに(満月)のマーク、オレンジのキャンドルに(太陽)のマーク
- 新月…緑のキャンドルに(金星)のマーク、白のキャンドルに(五芒星)のマーク、赤のキャンドルに(火星)のマーク
- 闇月…黒のキャンドルに(土星)のマーク、白のキャンドルに(六芒星)のマーク
浄化聖別
棒状キャンドルをひとつずつお香の煙で浄化します。
その後、願いのマジカルオイルでキャンドルを聖別します。
- ▲増幅の願い…キャンドルの上から下方向へ塗ります
- ▼減退の願い…キャンドルの下から上方向へ塗ります
願いをイメージしながら全面によくすり込むようにして塗りましょう。
棒状キャンドルに火をつけます
最初少し燃やし、接地面に蝋を垂らし固定します。
その後キャンドルの炎を見つめながら、願いが叶った後の様子をイメージしましょう。
できるだけ五感を使い、具体的に鮮明にイメージします。
集中が途切れたらイメージは止めますが、キャンドルは最後まで燃やしましょう。
火をつけたまま祭壇を離れないでください。
引き続き願掛けを行っても良いです
魔術ブレスレットなどの魔術具を願掛けする儀式を、このキャンドルマジックの間に行っても良いです。
その場合は、魔術具を浄化、聖別、願掛けを行ってください。
願いや儀式したことを忘れます。
儀式はここまでです。
願掛けのコツ
- 不安な方は、呼吸法と錬気を練習してみましょう。
- トランスが不十分な場合集中力不足です。呼吸法を何度も行ってください。
- 瞑想は鼻でリラックス、呼吸法錬気は口呼吸で負荷をかけるようにします。
- 一番大事なことは【より具体的にイメージをすること】と【忘れること】です。
よくある質問
キャンドルの処分
捨てる前にお香で浄化してから、袋に入れてゴミに出します。
土中に埋めたり川に流す方法は環境保護のために推奨しておりません。
1度使ったキャンドルを再度使う場合
- マジカルオイルを塗った時に込めた願いが変わっていない
- 期間が空いていない(1ヵ月位)
場合は同じキャンドルを使って儀式を行ってもよいでしょう。
あくまでも目安に過ぎません。できれば連続した7日間で行いましょう。