白い子が帰ってくるのを待ってます
ヴードゥー泥棒事件の続報。
実は事件後すぐに怪文書が届きました。指紋鑑定が長い期間かかりようやく帰ってきましたが結果に悪意を感じます。
今宵は皆さんに事実のご報告として記事を書きました。
ヴードゥー人形が盗まれる
2018年6月3日、黒猫魔術店の看板マスコットである二対一体のヴードゥー人形の片方「白い子」が盗まれました。
その時すぐに警察に届け、TwitterやFacebookで拡散しました。
怪奇文書が届く
2018年6月8日、黒猫魔術店に怪奇文書が届きました。
封をきって読んでみると幼稚で支離滅裂な誹謗中傷で、ここで公開すると皆さんが少なからず嫌悪感を抱くようなひどい内容です。クレームではありません。
この怪文書の内容をまとめておきます。
- 手書きの便箋一枚
- 送り主は偽名（ペンネーム？）を使用
- 送り主の住所は書いていない
- 汚い字ではない
- 内容を要約すると「黒猫魔術店よりも某店に救われた」「ブログがうざい」「猫の名前を使うな」
明らかに支離滅裂な内容だったことと、ヴードゥー人形が盗まれてから間もなく事件と関係あるかもしれなかったので、この手紙は警察へ提出することとなりました。
警察へ届け出
黒猫魔術店のスタッフ2名がすぐに警察へ提出しました。その際の内容はこちらです。
- 郵便配達員が手渡し（当店には郵便受けがないため）で配達したこと
- その際にスタッフが直接受け取ったこと
- 切手には消印がないこと
- 送り主（おそらく偽名）には心当たりがないこと
- 文書に書かれている”某店名”とは関わりがない、知らないお店であること
- 警察に提出するとなってからのスタッフの対応は、封筒をビニールに入れるなど極力指紋がつかないように配慮
- 指紋をつけてしまったスタッフ2名の指紋を採取し提出
- 先のヴードゥー人形盗難事件から日が浅く関連性があるかもしれないこと
警察の見解
怪文書を提出した時の警察の見解はこうでした。
- 簡易的な指紋採取ではスタッフ2名の指紋しかなく、手紙を書いたにしては指紋が少ない
- 切手の消印は、郵便局でまれに押し忘れがある
- 文書の内容としては悪質な嫌がらせに近く、威力営業妨害には薄い
- また、内容が支離滅裂でおかしい
このような警察の見解から、助言いただき正式な指紋鑑定を依頼。
そしてつい先日その鑑定結果が返ってきました。
指紋鑑定の結果
きちんと指紋鑑定をしてもスタッフ2名の指紋しかありませんでした。
他の人の指紋はありません。
この事実はどのように受け止めればよいのか考えてしまいます。
送り主はきちんと手袋などして手紙を書いたのか、綺麗に拭き取ったのか。
切手部分もまったく指紋がありません。
少なからず素手で触るであろう便箋にも指紋はありませんでした。
ヴードゥー泥棒の犯人なのか？
この怪文書の送り主がヴードゥー泥棒と同一犯なのかはわかりません。
しかし少なからずこの送り主からは悪意を感じてなりません。
指紋をつけずに手紙を書こうと思うでしょうか。
もし関係あるとしたら言いたいことはひとつだけです。
警察では今後も詳しく調べているし警戒しておりますので、まだヴードゥー人形を持っていたらすぐに返してください。
それだけです。
今この情報を公開した理由
今回このような記事を書くにあたり、公開するかどうか非常に悩みました。
しかし盗難事件の時、沢山の魔女さん、占い師さん、一般の皆さんにご協力いただいていたので、情報はきちんと公開するべきだと思いました。
私の主張や意見云々ではなく、「事実としてあった情報」を、という意味です。
それがご心配くださった皆さんへの誠意だと思います。
すぐにこの事実を公開しなかったのは、私達は事件を拡散した時、少しでも犯人を刺激しないよう、返してくれるように呼びかけていたので、怪文書が届いた時もひとまず警察に届けて折を見てご心配してくださっている皆さんにご報告しようと思った次第です。
ご報告が遅くなって申し訳ありませんがこのような経緯から記事を書かせていただきました。
この記事を読んで、様々なご意見などあるかもしれませんが、これだけでは犯人が誰なのかはわからないし、わからないことを憶測で議論しても仕方ないとも感じますので、事実だけを率直に記しておきます。
白い子が帰ってくることを願っています。