ぴりっとした水神様、気のエネルギー!
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貴船神社の御祭神
- 高龗神(たかおかみのかみ)伊弉諾尊(いざなぎ)の子供である水神
- 磐長姫命(いわながひめのみこと)木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)の姉
「龗(おかみ)」は龍の古語。
奥宮には高龗神の他にも闇龗神(くらおかみのかみ)と玉依姫命(たまよりひめのみこと)も祀られていると伝えられます。
また高龗神と闇龗神は呼び名は違っても同じ神様のことだそうです。
貴船神社の御神徳
- 水にまつわる商売繁盛
- 中宮は縁結び
貴船神社の御由緒
天武天皇の頃にはすでに社殿造替が行われたことから古い社殿ですが、詳細な創建の年代はわかっていません。
「丑の年の丑の月の丑の日の丑の刻」に貴船明神が貴船山に降臨したと言われます。
絵馬発祥の地でもあります。
貴船神社の御神紋
- 左頭三つ巴
- 二葉葵
貴船神社の境内
石段
貴船神社と言えばこの石段が有名ではないでしょうか。
私が行った時は5月初旬。新緑のもみじと朱塗りの灯篭コントラストが綺麗ですね。
ライトアップされたらもっと綺麗だろうなと想像しつつ奥へ…。
拝殿と本殿
立派な拝殿と本殿です。
2007年に改築したばかりとのことで、木肌の色も美しいですね。
私が参拝した時は、拝殿の奥に大きな鏡がありまして、美しく、身が引き締まる思いでした。
いつものように貴船神社の水神様にご挨拶を致します。
挨拶は「○○から来た○○です」と自己紹介します。
ご神木
貴船神社はどこかピリッとした厳粛さを感じさせる空気感。
その理由がわかりました。これです。
不思議なエネルギーをまとうご神木。
この感じ、そうです、バリ島の瞑想時に感じた菩提樹のエネルギーに似ている!
でも少し違う…このご神木の前に看板がありまして、
「貴船」は「気生嶺」と書かれていました。
大地のエネルギーである「気」が生ずる山です。
気が衰えることを「気枯れ(穢れ)」といいますが、御神気に触れると気力が充実することから開運の信仰が篤い。(要約引用)
確かに…特に境内に入ってから雰囲気(エネルギーとやら)が違う感じがします。
このご神木は水神様のエネルギーが龍のごとく立ち昇る姿に似ているそうですよ。
桂の木で、奥宮にももっと大きなご神木があるそうです。
藁人形の発祥地なのか?
丑の刻詣りといえば貴船神社…という認識で勉強のために魔女蜜猫、颯爽と訪れたわけなのですが。
実は貴船神社の境内のエネルギーはそんな呪詛っぽい感じではなく、どちらかといえば陽のエネルギーでいっぱい。
「陽の気」とかって抽象的ですか?
具体的に言えば、木々のエネルギーが強く、そして川も流れているし水神様だしで水=陰のエネルギーあるけれどもこれで陰陽でプラマイゼロ(相殺)じゃん!と感じました。
つまり私が想像していた「丑の刻詣りをするような陰鬱たる場所」とは全然違います。
本当にこんな場所で丑の刻詣りをしたんだろうか…と思えるほどです。
社務所でも縁結びや開運などのお守りや絵馬が沢山ありましたし。
色々調べてみると、どうやら奥宮の方に藁人形の歴史が関連付けられているようで。
もちろん神社公認ではなく一種の民間信仰というか都市伝説のような言い伝えとして残っているようです。
縁結びの神としての信仰もあり、小説や漫画の陰陽師による人気もあり、若いカップルで賑わっている。
その一方で縁切りの神、呪咀神としても信仰されており、丑の刻参りでも有名である。
ただし「丑の年の丑の月の丑の日の丑の刻」に貴船明神が貴船山に降臨したとの由緒から、丑の刻に参拝して願いを掛けることは心願成就の方法であり、呪咀が本来の意味では無い。
平安時代には、丑の刻であるかは不明だが貴船神社に夜に参拝することが行われていた。
時代の変遷と共に、本来の意味が変質したものと思われる。(Wikipediaより引用)
丑の刻詣りといえば、藁人形を恨む相手に見立てて丑の刻にご神木に五寸釘で心臓を打つ…これを誰にも見られないようにお百度詣りするというもの。
ご神木に傷をつける行為だし…神社的にはやめてほしいことでしょうから公式サイトではこのことは一切触れてないですね。
そうなんですよ、そもそもご神木に打ち付けなくても呪詛はできます。
むしろ神様を傷つける罰当たりな行為の代償の方が大きい気がします…
悪いことは言わないのでやめておきなさい…
そんな人は魔術をやるのですよ…
貴船神社の御朱印
御朱印、墨字で書かれたところに目が行きがちですが、朱印の部分がだいじです。
中央は「貴船神社」となっていますね。
二葉葵の御神紋もかわいいですね。
※この写真は実際に蜜猫が本神社までご挨拶に行って戴いたという証という意味で掲載しております。この記事は実体験を元に書いております。
貴船神社の場所
貴船神社の駐車場・参拝法
駐車場は神社に併設されている場所があります。
有料です。しかし大変混み合うので交通機関を利用くださいとのこと。
山道です。ミュールやパンプスはちょっときついです。
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