九份の不思議な風景と互助精神(台湾修行)

寂れた路地裏も素敵!

今宵は2018年10月に魔女柘榴が行った台湾修行について、美しい九份の町について語りたいと思います。

観光地と生活圏が混ざる不思議な風景や、田舎の人々のあたたかい精神まで垣間見える場所。

日本人が忘れかけている風景なのかもしれません!

 

九份の不思議な風景と互助精神(台湾修行)|黒猫魔術店

 

九份の人々の生活と風景

 

台北の観光地で外せないのが『九份』。

皆さまもご存知のように、アニメ映画「千と千尋の神隠し」のモデルになったことで日本でも有名になりました。
現地の方々もそのことは周知のようで、あちこちに関連グッズや置物があります。

こんなに可愛いお店もあるんです↓

 

九份の不思議な風景と互助精神(台湾修行)|黒猫魔術店

 

紙でできたランタン(天燈)に願い事を書いて夜空に飛ばす、ランタンフェスティバルも催される『十份』は九份と同じく山間部にあります。
電車の本数などが限られているため今回は残念ながら見送り。

 

炭鉱の町から観光地へ変わった九份

 

さてこの『份』という字は田舎、という意味があるのだそうですよ。
九份も元々炭鉱の町として栄えておりましたが、石油の普及に伴って次第に衰退していきました。

(閉山は1987年なので思っていたよりも最近の話)

 

しかしながらその夜景や赤提灯が灯る町並の美しさからドラマや映画のロケ地、観光地として復活し、今では大人気の観光スポットの存在を確立しています。

↓ちなみにこちらは警察署(交番)

 

九份の不思議な風景と互助精神(台湾修行)|黒猫魔術店

 

九份には土産物店や飲食店も並んでいますが、普通に生活している人々もいらっしゃいますので、勝手にあちこちの敷地内に入るのはダメですよ。
お店関連はマップとかあるのでそちらをご覧ください。

 

観光地と生活圏が混ざる不思議な風景

 

私がレポートしたいのは、観光地と生活圏が混ざっている不思議な風景です。
日本なら山は山、畑は畑、住宅地は住宅地、観光地は観光地・・・と分けられています。
(法律上日本では仕方ないのですが)

 

九份にあるお店に限らず台湾では24時間営業のところはほとんど見られません。
(お客さんが少なかったりした時など、早めにお店を閉める所もあるようです)
21時くらいになると提灯の灯りも消えていくようになるので、もし夜景を見たい方は交通と時間をしっかり確認して行きましょうね。

個人的にはその明かりが消えて行く様や夜の静かな空気感がとても好きだったので、思わず路地裏なんかもパチパチ撮ってしまいました。

 

九份の不思議な風景と互助精神(台湾修行)|黒猫魔術店

 

そして観光客が去って行くさなかに、九份の人々はお店の中でお茶や酒を酌み交わしたり、家の外のベンチに腰掛けてオカリナを奏でるおじいさんも見られました。
あちこちに犬や猫もいまして、全然吠えたり威嚇をしてきません。

 

本当にあった九份の犬の話

 

ガイドさんが九份には有名な犬がいる、と教えてくれました。
別に血統書がついているとか、特別な芸があるとかそういうことではありません。
その犬はある所で飼われているのですが、その子が病を患った時、地域の人みんなでお金を出し合って病院で治療を受けさせた、というエピソードがあるそう。
(台湾では基本的に病院での治療費は高額らしいですね)

 

飼われているので首輪は着いているのですが、どこのお宅でも鎖で繋がれておらず基本的に放し飼いのようでした。
でも暴れ回るとかどこかに行ってしまうのでなく、それぞれが自分のお気に入りの場所でのんびりと過ごしている様子がうかがえます。

 

そういえば猫雑貨のお店の猫ちゃんもきちんと爪の手入れがされていたり毛並がすごくもふもふやわらかでした・・・。
看板猫ちゃん撫で回数上限を見誤り、ソフト噛みされてしまいましたが(笑)
初対面だからか大分加減してくれました・・・猫ちゃんまで優しい・・・。

 

助け合いの台湾の精神

 

そんな風に飼われているお家だけではなく、地域の人にもとても大事にされているから穏やかな子が多いのではないかな、と思います。

可愛がるだけではなく、『飼うならば最期まで責任を』という当たり前さがその子たちから感じられました。
観光地の側面だけではなく、人も動物も眠りにつく、とても穏やかで優しい時間が九份にはあります。

 

九份の不思議な風景と互助精神(台湾修行)|黒猫魔術店

 

日本のように毎日神経を張り詰めて仕事に家事に育児にと、自分達だけで何とかしようとする生活とはかなり違うのだと感じます。
社会に頼る場所がないというのも、隣に住む人がどんな人か知らないというのも長い目で見ると空恐ろしいものがありますね。
確かに地域のしがらみやルール、かかわりが煩わしく感じる所も多々ありますが、昔は日本にも『困ったときはお互い様』という考えがあったのですよ。

九份には、そういう昔の日本のような不思議な空気感も感じられるのです。

 

 

 

コメント

  • 魔術も元々は互助精神を重んじるものですし、色々と共感するものがあります
    魔術の源流が印度と台湾にあるという説もあり、私も台湾に行ってみたくなりました

  • 魔術の源流が台湾にあるという説もあるのですね!
    (インドはよく言われますよね、クロウリーも晩年修行しておられましたし)
    ということは台湾の互助精神はすばらしいものなのですね。
    精神性が高い人々だなぁと感じております。

  • こんばんわ
    かなり前に台北に行った時、日本でいう「野良犬」の台湾語は「みんなの犬」という意味だ。と聞きました。
    優しい人達ですよね。

  • こんにちは、コメントありがとうございます。
    野良犬、にはそんな台湾での意味があるのですね。
    精神性が高い人々だなぁと感じます(*´▽`*)

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